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5切りリーチその2+4切りリーチ
前回(黒5切りリーチの各種危険度)の続き。

「宣言牌が黒(赤)5」という条件に加え、新たに「同色1を切っている」or「同色3を切っている」という条件を加えてみます。
主にモロヒカン2待ちがあるかどうかを調べるのが目的です。

なお、集計時は9or7を切っているという場合についても牌区分を反転させてカウントに入れています。

↓黒5リーチの結果
170323-01.png
目につくところを挙げていきます。

まずは1を切ってる場合。

・モロヒ2の危険度がそこそこ下がる。
2~3%。
1→5の切り順は割と自然なので、カンチャンに当たる形(1135)以外の形(単純に15の浮き牌を嫌う、1455、1556、1577、1579、…etc)がいろいろと考えられるということだと思います。
シャンポンにあたりづらい(1225からなら5が先に切られるのが自然)ということもあると思います。

・片無筋7の危険度が片無筋3の危険度よりちょっとだけ下がる。
理由はよくわからない。戦術に影響を与えるかというとびみょうですが。

・両無筋6の危険度が微増。
これもよくわからないけど、カン2の可能性が低い分、相対的に危険度が上がるとかそういう感じだろうか。
ベタ降りするなら両無筋6はそもそも切らないので、戦術にはほぼ影響はないでしょう。

次に3を切ってる場合。

・モロヒ2の危険度がモロヒ8の危険度よりやや下がる。
1335や2235よりは3579や3588の方があり得るとか?

・片無筋1の危険度が筋並みに低下。
2335からの3→5は考えづらいというやつでしょう。このレベルの差だと実戦でもかなり使えそうです。

・片無筋4の危険度<片無筋6の危険度
3→5の切り順で片無筋4待ちに当たるとすると、13556(1切れの場合。割とある)、23357(7切れの場合。ほぼない)、3445(ありえない)、13355、33557(たまにありそう)
片無筋6待ち(3は切れてる)に当たるとすると、3578(かなりありそう)、3566(ほぼない)、3557(そこそこありそう)
総合的に6の待ちの方がパターンが多そうです。
こうやって考えれば3と7→5の順番の4待ちはカンチャンしかなさそうなので、より安全度が上がりそうですね。

・片無筋7の危険度が両無筋かそれ以上に上昇
3→5の切り順で片無筋7待ちに当たるとすると、3556(かなりある)、3577(かなりある)、3568(ほぼない)、3589(あまりない)
両面とシャンポンがかなりあり得る形なので、両無筋クラスに危険になると。

・両無筋4の危険度は片無筋7と同じくらい。
3→5の切り順で両無筋4待ちに当たるとすると、2335(あまりない)、3556(かなりある)、3445(ありえない)、3355(たまにある)
7待ちから両面がほぼ同等、シャンポンの可能性は消えるが、カンチャンの可能性が増えるので、同程度になろうと。

3→5は情報量として大きいので、危険度にもそれなりに差がつきますね。うまく活用したいものです。

続いて赤5切りリーチの場合。
170323-02.png
○1切ってる場合。
黒5との相違点だけ見ていきます。

・片無筋37ともに危険度が下がるが、3の方が危険度低下が大きい。
ペンチャン3待ち(112赤5)がないとはいえないが可能性としては大きくないためか。

・片無筋4の危険度がかなり低下。
1%くらい。
どの待ちに対しても当たるとは思えない。せいぜい満貫以上確定の15赤56からひっかけで赤5を切る場合くらいしか思いつかない。

・片無筋9の危険度≧両無筋6の危険度
両面に当たるとすれば両方ともほぼ同じでシャンポンにあたる分9の方がやや危険ということかと。
ベタ降りするならどっちも切るような牌ではないです。

○3切ってる場合。
・モロヒ28の危険度が黒5切りより下がる。
133赤5と3赤579(後者の方がより起こりやすい)からは赤5が残されることもそれなりにありうると。

・片無筋1の危険度が上がる。
黒5切りとは逆に233赤5は十分あり得ると。

・片無筋69の危険度が両無筋並みに上がる。
3赤578という頻出パターンに当たるため。

・両無筋4の危険度は片無筋1に毛が生えた程度。
233赤5は本線だが、それ以外の待ちが考えづらい。
ベタ降りするなら切れない(安牌なしでも他色の無筋1289あたりを切っとくのが無難)ですが、
46と残っていて両方切っていったら勝負手になる一向聴とかなら片無筋6より両無筋4を先に切りましょう。(もっとも、両方とも切り飛ばせる勝負手になることはほぼないでしょうけど。)


だんだんこなれてきたので、もう1テーマやります。
今度は4切りリーチについてです。
170323-03.png
・両筋2の危険度が両筋8の危険度より高い。
切り順としては5→4の順番。両面落としなので、ほぼ七対子の単騎待ちでしょうけど、2の危険度が高いのが謎ですね。七対子ならどっちも同じように見えますが。
135で5を切った後にリャンカンをしくって4を引いて、一応残してそこが残ったら4切り2待ちリーチになるパターンもありますか。こっちの方がありそうですね。

・片無筋2の危険度>片無筋3の危険度
両面なら344or445。たぶん似たようなもの。
シャンポンなら224or334。後者はほぼない。
カンチャンなら134or244。前者はあまりない、後者はないとはいえないが、やや薄め。
ペンチャンなら124。形だけ言えばありそうだが、4が宣言牌まで引っ張られるケースがそんなにあるかというと疑問。

・両無筋5の危険度≧両無筋6の危険度
両面なら344+467or445+478。パッと見、似たように見えるが…。
シャンポンなら455or466。前者はほぼない。
カンチャンなら446or457。後者はあまりない。
たぶん両面の当たりやすさに微妙な差があるのでしょう。(理屈はよくわからないが。)
そんなに差は大きくなく、ベタ降りするなら切らない牌なので、たぶん重要度は高くない。


強い人ならこういう思考をリアルタイムでできるのでしょうけど、
私自身はそんなに強くないので、こういう統計的な結果を知識として持っておかないとなかなか実戦では活用できないなぁとは思います。
そういう意味では言語化できたのはわりといい感じですね。
ブログの記事として、書いて覚える、みたいな。
1回では覚えきれないので、何度か見返したいところです。
黒5切りリーチの各種危険度
今日もリクエストがあったネタを。

黒5が宣言牌のリーチについて周りの牌の切り順(例えば1を切ってる場合とか、3を切ってる場合)によって、牌の危険度がどう変わるか、というテーマです。

まずは基礎的な部分として、単純に「宣言牌が黒5」の条件のみでやってみます。

集計対象は昨日と同じで、全リーチを対象に、黒5が宣言牌という条件付きで、ある牌が待ちである回数をカウントして、割り算して確率をもとめます。

数牌27種それぞれについて、
・宣言牌の黒5と同色か他色か
・牌の種類(1~9牌)
・筋区分
で分類してカウントしていきます。

↓結果がこちら。
170322-01.png
・他色両筋28の危険度が低い
打5mの後に5p切りリーチに対する2m8mです。
わざわざ愚形の135mから一向聴でカン2m決め打ちされるのは少なかろうと。

・同色両筋28牌の危険度がかなり高い。
牌譜解析の仕様で、リーチ宣言前に既に両筋になっているケースがここに入ります。
つまりリーチ以前に5を切っていて、さらにリーチ宣言牌が5のケースです。(対子落とし)
危険度が上がる理由は今のところ推測だけですが、
使いやすい上に赤受けもある5の牌がわざわざ対子落としされるというレアケースにおいては実際に28があたりになってる形(1355)になってることが多いとかそんなところでしょうか。

・裏筋の19は他色19と危険度に差はない。
5が宣言牌まで引っ張られるのはそんなにレアケースではないので、いろんな形が考えられるとかそんなところでしょうか。

・またぎの片無筋37は序盤リーチなら危険度微減、終盤リーチなら危険度微増。
早いリーチなら455とかになってるケースがそんなに多くなく、終盤は逆にそうなってるケースが増えるということかな。
戦術に大きな影響を与えるかと言えばたぶんそんなでもないとは思いますが。

・またぎの両無筋46も同様に序盤リーチなら危険度微減、終盤リーチなら危険度微増。
理由は多分片無筋37と似たようなものでしょう。

ついでに宣言牌赤5についても同様に調べました。
170322-02.png
・裏筋19の危険度がやや上がる
23赤5のケースが多かろうと。

・片無筋37の危険度がかなり下がる。
これは今となってはかなり有名な話ですね。

・46牌(片無筋、両無筋両方)の危険度もかなり下がる。
これも5のまわりの待ちになりにくいと。
両無筋については問題ないですが、
片無筋の方は現物になってるのが1なのか7なのかでだいぶ話は変わってくる気はしますが、それは今後の課題(近いうちにすると思う)ということで。

・他色の危険度が全体的に上がる。
同色3467の危険度が下がるので、相対的に他色の方が待ちになりやすいということでしょう。


今日はこんなところで。
序盤1切り立直の4の危険度
今日はリクエストがあったネタをやります。

1が序盤(特に1巡目)に切ってある立直に対して、4の牌(片無筋)の危険度が通常より下がるのではないかという仮説です。

確か山読みに関する研究で私はまだやってないですけど、序盤に1を切ってる他家が4を持ってる枚数は1を切ってない時より多いという研究をどこかで見たことがあるような気がします。
立直者が4を持ってるということは単純な両面には当たりづらいので、危険度が下がるのではないか、という仮説です。

これは新しくて面白い仮説なので、牌譜解析で調べてみます。

検索条件は次の通りです。
・立直者がn巡目に1(9)を切ってる。(複数枚の1(9)を切ってる場合は切った巡目のうち一番早い巡目をnとする。)
・立直者が4(6)と7(3)を切ってない。
・立直が先制か追っかけかは問わない。(全ての立直を集計対象にする。)
・立直巡目(切った牌の枚数ベースの巡目)別で分類する。
・立直がかけられたとき(立直成立かどうかは問わない。)に分母に+1、4(6)が待ちに含まれるとき分子に+1とカウントする。
・1回の立直に対して1m9m1p9p1s9sの6パターンをチェックする。

↓結果がこちら。
170321-01.png

同じ行(リーチ巡目)で異なる列(1切りの巡目)を比較すると、巡目が遅いリーチの時はほとんど変わらないように見えます。
もし仮説通りに危険度が下がったら面白いなぁと思ってたのですが、残念です。

おそらく、4をリーチ者が持ってるので、シャボに当たる可能性はむしろ高まる、ということと、
4の牌は使いやすいので、34556とかの複合系や亜両面ノベタンには当たり得るということかなーと推測しています。

ただ、ほかに面白いところがあります。
・1切りダブリーに4はかなり通りやすい。(危険度2.8%)
カンチャンには手役がらみ以外でほぼ当たらない(135からは通常5が切られる)ためでしょう。ダブリーは愚形の割合が多いというのが確かあった気がするので、愚形のうちカンチャンが否定されるのは大きそうです。
生牌1枚持ち字牌の1巡目の危険度が2%~3%なので、ほぼ同じくらいの放銃率になっています。
もし、4が対子とかなら、放銃率がほとんど字牌と変わらない+放銃時打点が一般的に字牌の方が高い+安牌水増しができる、の3点セットで、4切りが有力になるかもしれません。
これは(自分の中では)新しいなぁ。おそらくこの事実を知ってる人はそんなに多くないんじゃないかなぁ。

ダブリーに限らず早いリーチなら1切りの4の危険度は下がるようです。


・1が宣言牌の早いリーチは4の危険度が下がる。(おおむね4巡目までのリーチに対して。早ければ早いほど危険度低下が大きい。)
1巡目1切りより宣言牌まで1が引っ張られたということは156の形であることは少ないだろう、ということだと思います。


必ずしも望んでいた結果にはなりませんでしたが、収穫ゼロではなかったのでよしとしましょう。
愚形リーのみを牌譜解析その2
前回(愚形リーのみを牌譜解析)の続き。

以下の点を改善して愚形リーのみの牌譜解析をやり直しました。
・打点について、「ロン時1ハン40符」から「ツモ時2ハン30符」に変更
・局収支などの打点関連の要素について、積み棒と前局から引き継いだ供託リーチ棒を計算から除外
・一発ツモ率、一発ロン率、和了時一発割合、裏ドラ数平均(カン裏は除く)、カン発生率、追っかけリーチ発生率を観測要素として追加

1点目により、ツモり三暗刻と符ハネになる牌姿を除外しました。
2点目により、0本場供託0本における打点関連を調べます。

↓結果はこちら。
170319-01.png

和了素点のところがおよそ2700点になっているので、「科学する麻雀」の理論値にかなり近づきました。
前回の3300点とかが積み棒・供託リーチ棒・ツモり三暗刻・符ハネの影響で歪んだ結論になっていたということですね。

和了素点が下がった影響か、局収支がかなり下がりましたね。早い巡目から局収支マイナスになってます。
仮にこれが正しければシミュレーション側(前回出した局収支)で愚形リーのみをかなり過大評価してるということになるかもしれません。ちょっと雲行きがあやしくなってきました。

裏ドラ数は約0.4個。単純の34分の1計算だと1/34*14で0.41あたりなので、まぁそんなものだろうか。

カン発生率が意外と高いように思います。
自分含め誰かがカンする確率が2%で、そのうち半分が自分(先制立直者)。
場に切れてない、暗刻を含んだ愚形1300点なら上がりが発生するまで(平均で5巡程度?)に山にいるかもしれないカン材を引ければ(確率1/136*5巡?暗槓可能な牌姿と捨て牌になる可能性が2~3割?)大体暗槓できるので、自分カン率1%はまぁそんなものかと。
他家カン率1%は高いように見えるけど、こんなものなのかなぁ。
ただ、これを見るとシミュレーション側はカンについては全く考慮してないのはちょっとあんまりよろしくないのかもしれないですね。
プログラミング難易度とそれによって得られる利益と他にやることとのバランス的なことを考えて、今後も多分やらないでしょうけど。

追っかけ発生率について。
30%かそれより高いくらい。ちょっとよくわかりませんなぁ。
確か1回愚形(リーのみかどうかは不明)で追っかけ発生率を調べたことがあった気がしたけど、忘れました。
確か前やった時は3割~4割あたりだったような。


シミュレーション側の同様の数値を出して比較するのは観測する項目を増やさないといけない(シミュレータに手を加えないといけない)ので、次回回しにします。
17/03/16実戦より
新しい研究する気がちょっと低下気味の今日この頃ですが、
昨日気になった牌姿があったので、牌譜検討プログラムを動かして調べてみます。
170316-01.png
手広いのは打1sだけど、そうするとほぼ愚形確定になりそうだし、最悪赤5sが出ていくこともあり得る。8p9p1枚飛びもあるし。
というわけで、打9pとして、赤5sの使い切りと両面変化を見たんですが、どうなんでしょうね。

↓解析結果の抜粋
170316-02.png

いちおう、打9pが一番いいらしいです。
ただ、現状は一人麻雀ベースの計算(18巡目までツモれる前提)だから説得力は弱い気がする。
頑張ってやる気出して四人麻雀+シミュレーションで検討できるよう整備しないといけないですなぁ。

今回の牌譜URL http://tenhou.net/0/?log=2017031519gm-0029-0000-00d6f183&tw=2
解析ログ shutu170316-01.txt
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