愚形+両面一向聴の安牌残しVS両面変化浮き牌VSシャボ受け
2017-04-17(Mon)
今回はこのような牌姿を考えます。
1245688m34789p5s北
12245688m34789p5s
完全安牌の北を残すか、両面変化を狙って5sを残すか、聴牌チャンスをmaxにする2m残しか。
仮定は以下の通り。
・自分南家、他3人非リーチ面前
・ドラ1の愚形+両面一向聴
・安牌残しの場合、聴牌時に出る牌完全安牌、他家リーチに対してツモ牌と安全牌の切り替えを考慮。
・両面変化浮き牌残しの場合、聴牌時に出る牌片筋456、4s6s引きで愚形部分が両面に変わる。
・シャボ受けありの場合、聴牌時に出る牌片筋456。
・一向聴から放銃率7%以上の牌は押さない。
まずは平和がなく、両面に振り替わってもタンヤオがつかない場合。

シャボ受けを取れるのであれば安牌残しが有利になる巡目はありません。
愚形+両面と苦しい一向聴なので、なんとか聴牌チャンスをmaxに取らないとどうしようもないと。
一方、北と5sの比較だと、6巡目までは両面変化狙いの浮き牌(5s)残し有利だが、それ以降は安牌を持つ方がよさそう、という結果になりました。多くの場合は目いっぱいにするよりは安牌残しの方がいいことになりそうです。
所詮は変化にすぎないので、直接の受け入れと比較すれば大きく劣りそうです。
6巡目の各種数値はこちら
安牌残し
和了率21%、放銃率12%、局収支-200、降り移行率26%
両面変化狙い
和了率22%、放銃率13%、局収支-181、手替わり率22%、降り移行率26%
シャボ受けあり
和了率27%、放銃率13%、局収支176、降り移行率21%
次に愚形が埋まった時や愚形が両面に振り替わった時に平和が付くときを考えます。

安牌残しと両面変化狙いの分岐点が6巡目から7巡目に1巡だけ遅くなった以外はだいたい平和無しと同じです。
両面変化を見切ってもずばりペン3mを引ければ平和を付けることはできるので、そこまで変化に固執する必要はないようです。
次に現状はリーチドラ1だが、5sにくっつけばタンヤオがつく場合を見てみます。
この場合は両面変化以外に3s5s7s引きでも愚形とはいえ、タンヤオがつけることができる変化になります。
調べるのが大変なので、2次変化(3s5s7s引きの後の両面変化)は考慮しないものとします。

変化を見ることができる巡目が9巡目まで遅くなりました。これだと5s残しできそうな範囲も広がりそうです。
とはいえ、10巡目以降は5sが将来危険牌になりやすい影響が強くなってくるので、無理せず安牌を残す方がいいようです。
最後にタンヤオピンフのケース。

そんなに大きな変化はないです。
最序盤ならシャボ受けを増やさずに変化狙いの浮き牌を残すこともあり得そうですが、そうそう都合よく最序盤にこの形の一向聴は入らないので、無視してもいいでしょう。素直に直接の受け入れを増やしても大損ではないです。
今回は5sの危険度が片無筋相当としましたが、これが危険度両無筋相当になりそうならより安牌残し側に傾くでしょう。
1245688m34789p5s北
12245688m34789p5s
完全安牌の北を残すか、両面変化を狙って5sを残すか、聴牌チャンスをmaxにする2m残しか。
仮定は以下の通り。
・自分南家、他3人非リーチ面前
・ドラ1の愚形+両面一向聴
・安牌残しの場合、聴牌時に出る牌完全安牌、他家リーチに対してツモ牌と安全牌の切り替えを考慮。
・両面変化浮き牌残しの場合、聴牌時に出る牌片筋456、4s6s引きで愚形部分が両面に変わる。
・シャボ受けありの場合、聴牌時に出る牌片筋456。
・一向聴から放銃率7%以上の牌は押さない。
まずは平和がなく、両面に振り替わってもタンヤオがつかない場合。

シャボ受けを取れるのであれば安牌残しが有利になる巡目はありません。
愚形+両面と苦しい一向聴なので、なんとか聴牌チャンスをmaxに取らないとどうしようもないと。
一方、北と5sの比較だと、6巡目までは両面変化狙いの浮き牌(5s)残し有利だが、それ以降は安牌を持つ方がよさそう、という結果になりました。多くの場合は目いっぱいにするよりは安牌残しの方がいいことになりそうです。
所詮は変化にすぎないので、直接の受け入れと比較すれば大きく劣りそうです。
6巡目の各種数値はこちら
安牌残し
和了率21%、放銃率12%、局収支-200、降り移行率26%
両面変化狙い
和了率22%、放銃率13%、局収支-181、手替わり率22%、降り移行率26%
シャボ受けあり
和了率27%、放銃率13%、局収支176、降り移行率21%
次に愚形が埋まった時や愚形が両面に振り替わった時に平和が付くときを考えます。

安牌残しと両面変化狙いの分岐点が6巡目から7巡目に1巡だけ遅くなった以外はだいたい平和無しと同じです。
両面変化を見切ってもずばりペン3mを引ければ平和を付けることはできるので、そこまで変化に固執する必要はないようです。
次に現状はリーチドラ1だが、5sにくっつけばタンヤオがつく場合を見てみます。
この場合は両面変化以外に3s5s7s引きでも愚形とはいえ、タンヤオがつけることができる変化になります。
調べるのが大変なので、2次変化(3s5s7s引きの後の両面変化)は考慮しないものとします。

変化を見ることができる巡目が9巡目まで遅くなりました。これだと5s残しできそうな範囲も広がりそうです。
とはいえ、10巡目以降は5sが将来危険牌になりやすい影響が強くなってくるので、無理せず安牌を残す方がいいようです。
最後にタンヤオピンフのケース。

そんなに大きな変化はないです。
最序盤ならシャボ受けを増やさずに変化狙いの浮き牌を残すこともあり得そうですが、そうそう都合よく最序盤にこの形の一向聴は入らないので、無視してもいいでしょう。素直に直接の受け入れを増やしても大損ではないです。
今回は5sの危険度が片無筋相当としましたが、これが危険度両無筋相当になりそうならより安牌残し側に傾くでしょう。
スポンサーサイト