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面前一向聴VS通常副露の押し引き(子VS子)
今日は自分が面前一向聴に対し、通常副露者が一人いるときの押し引きを見ていきます。(自分も相手も子)

○表の見方
・1行目(局収支)…通常副露者の副露数

・1行目(半荘収支・段位pt)…点棒状況。
「トンパツ」は残り局数8で全員原点
「南1・4万・トップ」は40000・30000・20000・10000の並び
「南1・平ら」は残り局数4で全員原点
「南1・1万・ラス目」は10000・40000・30000・20000の並び

・2行目…巡目
「序」は5巡目
「中」は9巡目
「終」は14巡目

・1列目…待ちの強さ
「完全一向聴」~「七対子一向聴」まで5種類。
区分は前の対1軒リーチや対染め副露と一緒です。

・2列目…リーチロン時(一発裏なし)の打点

・3列目…初手に切る牌
筋19~両無筋456までは前回までと同様。

「途中押し%」の行は中途半端押し戦略で採用したどこまで押すかのパーセント。(100%、15%、10%、5%、0%以下押しから一番平均順位のいい戦略を選ぶ。)

・マス目の中の数字…「押し時収支」-「降り時収支」の値
単位は半荘収支・段位ptとも1pt
局収支は1点。

・マス目の色分け…「押し時収支」-「降り時収支」の値の評価
色が濃い赤に近いほど数値のプラスが大きく押し寄り、濃い青に近いほどマイナスが大きく降り寄りの判断。

○ほかのシミュレーションの仮定
・自分南家、副露者対面(北家)
・上家、下家は非リーチ面前
・降り時現物数2個
・自手赤ドラ数0
・聴牌時切る牌無筋2378
・自分の降り時聴牌復帰・上がりの可能性は0とする
・副露者は赤入りの仕掛けではない。(確定赤ドラ数0)
・中途半端押し戦略を採用する。
・変化は考慮しない。
・降りに回った時は聴牌復帰の可能性はないものとする。


↓局収支
160505-01.png

↓半荘収支
160505-02.png

↓段位pt
160505-03.png

パッと見で割と赤いところが多いです。
対1軒の通常副露なので、対1軒リーチや染め副露よりは押せる範囲が広いです。
愚形残りのみ手とか愚形確定2ハンでようやく微妙になってくるくらい。
シミュレーションの計算上、通常の両無筋456でもそこまで瞬間の危険度が高くないというのもあります。(危険度10%×聴牌率。)読みによって聴牌率がとても高い+切る牌の危険度がとても高いとかいう事情があればまた変わってくるかもしれません。
今回の一向聴のケースでは局収支の差がそこまで大きくないので、場況による影響を受けやすいとも言えます。
また、早いうちに降りを決め込んでしまうと聴牌率が高くなる終盤で現物が尽きてしまう危険がある(逆に初手を押せればリーチや終盤3副露等、ほんとうに危険な状態になってから降りに回れば現物を温存できる)というのも要因としてありそうです。


他家聴牌率が高いand自手の上がりの可能性が薄い終盤でもけっこう押し気味になってます。
これはノーテン罰符によるものです。
ベタ降りだと聴牌の可能性は0としていますが、一向聴では巡目がかなり深くなれば鳴いて形テンを取ることも考慮に入れてます。
14巡目で上がり率は5%くらい、聴牌流局率が20%くらいになっています。
なので、終盤では自手の高さはあまり影響度合いが大きくないです。
実戦では降りても聴牌の可能性が残る、もしくは回し打ちができるのであればその選択も有力です。(特に局収支の差が少ないところでは。)
回し打ちは局面依存度が大きく、シミュレーションで計算するのはちょっと難しいです。

序盤なら他家聴牌率が低く、後からでも降りの判断ができるので、一向聴からはよっぽどのことがない限りは押しの方がよさそうです。
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