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即リーチと聴牌外し(くっつき形)の判断
前回は先制でテンパイした時にリーチするかダマにするかの判断をやったので、今回はもう一つの選択肢である、聴牌外しについて考えてみます。聴牌外しをした時、くっつき一向聴に取れる形に関して調べます。

最初にやるべき量を書きだしたら先制リーチorダマ判断と同程度になりそうだな…と思ったけど、始めて見ると重複データが多くて前の部分のコピペで済むところが多く、シミュレーション回す時間を短縮できました。それで意外と早く終わりました。

○表の見方
・1行目…点棒状況
「トンパツ」…東1局で全員25000点持ち
「南1・4万・トップ」…南1局で40000点・30000点・20000点・10000点の並び
「南1・平ら」…南1局で全員25000点持ち
「南1・1万・ラス目」…南1局で10000点・40000点・30000点・20000点の並び

・2行目…巡目
1巡目・4巡目・7巡目・10巡目の値を参照した。

・1列目…打点
即リーチをかけた時の打点

・2列目…リーチ時の待ち
即リーチをかけた時の待ち。無筋カン28待ちと両無筋カン46待ちのみを対象にした。

・3列目…聴牌外しをした時の形
聴牌外し(一向聴戻し)の時の形
「普通くっつき」…3~7の浮き牌×2のくっつき一向聴
「4連形1つくっつき」…4連形+3~7の浮き牌のくっつき一向聴
「4連形2つくっつき」…4連形×2のくっつき一向聴

愚形聴牌が入った時も聴牌を取ってリーチをかけるものとする。
4連形については三面張も考慮する。
フリテンについては考慮しないものとする。(聴牌が入った時は常に非フリテン)

・4列目…聴牌外し時打点上昇
聴牌外しした時に付加される可能性がある役。
「なし」…打点上昇はない。(即リーチと同じ打点)
「平和」…良形聴牌になった時1ハンUP、符がツモ20符ロン30符。
「タンヤオ」…確定で1ハンUP。
「タンピン」…確定で1ハンUP。さらに良形聴牌になった時1ハンUP、符がツモ20符ロン30符。

(タンヤオについては確定しているものとみなしている。
実際は13mから1m切って聴牌外しして2mが来たときはタンヤオ不確定とか35678mから3m切って聴牌外しして9mがタンヤオ崩れとかの事情がありえる。そこらへんは考慮されていない。
タンヤオ不確定については「なし」と「タンヤオ」の中間あたりとみなすなど、適当に補正してください。)

・各マス目の数字…「即リーチした時の半荘収支or段位pt」-「聴牌外しした時の半荘収支or段位pt」
数字がプラスで大きいほど、即リーチ寄り、マイナスで数字が大きいほど、聴牌外し寄り。
単位はいずれも1pt。
半荘収支はウマ10-30、オカ20000点
段位ptは東南戦鳳凰卓七段配分

・各マス目の色分け…聴牌外し判断の目安。
赤…9割5分くらい即リーチ寄り
オレンジ…8割くらい即リーチ寄り
薄オレンジ…プラスだが差が小さく微妙
薄青…マイナスだが差が小さく微妙
黄緑…8割くらい聴牌外し寄り
青…9割5分くらい聴牌外し寄り

実際のボーダーラインの数値は子の表と親の表の中間あたりに表記してます。

○ほかのシミュレーションの仮定
・子の時は西家とする。
・他3人は非リーチ面前
・くっつき一向聴のとき、中途半端押し戦略も考慮する。
・くっつき一向聴から聴牌化した時、他家リーチがあったとしてもなんでもリーチ。
・ベタ降り時現物数は2個
・聴牌時切る牌は「ランダム」
・鳴きは考慮しない。
・手持ち赤ドラ数は0個。

こんなところか。

↓が半荘収支の表です。
160118-01.png
↓が段位ptの表です。
160118-02.png

パッと見でわかることとして、
・巡目が遅いほど即リーチ寄り、早いほど聴牌外し寄り(たぶん一番重要)
・一向聴戻しの形が悪いほど即リーチ寄り(形がよいほど聴牌外し寄り)
・一向聴戻しした時に手役が増えないと即リーチ寄り(タンヤオや平和が増えるときほど聴牌外し寄り。特にタンヤオがつくときはかなり聴牌外しが有利になりやすい。)
・もともとの打点が高い時ほど即リーチ寄り(ただし、そこまで影響度合いは大きくない。)
・負けてる時ほど聴牌外し寄り
・ルールによる影響はそこまで大きくなさそう。(段位戦ならラス回避のために和了そのものが重要になりそうなので、若干即リーチになる巡目が早くなる程度か。)
・親子による影響はそこまで大きくなさそう。

こんなところか。


ただの数字の羅列ばっかりで見てもわかりにくいと思うので、いくつかサンプルケースでみてみましょう。
以下、全部7巡目でリーチ+2役、子、段位戦とします。

(1)13m999m5p(メンツ)(メンツ)(頭)…普通くっつきでタンヤオも平和もつかない。
トンパツなら収支+6.8ptで大分リーチの方いい。これは勝ってる時も負けてる時も同様。
即リーチの和了率46.6%、局収支2663点。聴牌外しの和了率35.1%、局収支1469点。

(2)13m99m5678p(順子)(順子)…4連形1つくっつきで平和が付く。
トンパツなら収支+2.6pt。これくらいなら微妙。もうちょっと早い巡目なら聴牌外しするかも。
即リーチの和了率46.6%、局収支2663点。聴牌外しの和了率40.8%、局収支2366点。

(3)13m88m4567p344556s…(2)からさらにタンヤオもつく。
トンパツなら収支-0.2pt。かなり聴牌外ししたい形だけどこれでも微妙。勝ってる時だと収支+0.9pt。リーチしてもよい。負けてる時は収支-6.8ptなので明確に聴牌外しすべき。
即リーチの和了率46.6%、局収支2663点。聴牌外しの和了率41.0%、局収支3172点。

(4)35m99m5678p(順子)(順子)…(2)で待ちがカン4mのとき。
トンパツなら収支-1.0pt。微妙だけど、(2)よりは聴牌外し寄り。勝ってる時は収支+0.4pt。負けてる時は-3.4pt。
即リーチの和了率37.2%、局収支2049点。聴牌外しの和了率40.8%、局収支2366点。(和了率・和了時打点は聴牌外しの方が高いが、放銃率も高い。)

こうしてみるとけっこう聴牌外しの基準厳しいですね。(ただの私の感覚ですけど。)
よっぽど聴牌外ししたい状況(巡目・牌姿・点棒状況)がそろわないと聴牌外しできなさそう。

次はどうしようか。この表では見にくいと思ったので、聴牌外しのボーダーラインになる巡目でも示してみようか。(k巡目より早ければ聴牌外し、遅ければ即リーチみたいな感じで。)
データ自体は同じものを使えばいいので問題ないですが、問題は計算式。さすがに12095行のエクセルファイルを全部手計算でやるのは面倒くさすぎるので、VBAでマクロ組むかー。最近やってなかったから構文とか忘れちゃってるけど。

他の聴牌崩し形は…(くっつき形以外)。類型化が難しいからいいかなー。できそうなのは七対子くらいか。
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コメント

No title
ありがとうございます。
両無筋カン456はハン数が高くなるほど聴牌外し有利になるのは意外でした。
 和了率と放銃率が両方上がるため打点が高いほうが和了率上昇の影響の
がほうが高くなり聴牌外し有利になるわけですね。
Re: No title
> ありがとうございます。
> 両無筋カン456はハン数が高くなるほど聴牌外し有利になるのは意外でした。
>  和了率と放銃率が両方上がるため打点が高いほうが和了率上昇の影響の
> がほうが高くなり聴牌外し有利になるわけですね。

ご指摘の点もありますが、
ハン数が大きくなるほど局収支・半荘収支・段位ptの変動が大きくなり、有利な側(今回は聴牌外し)と不利な側の差が拡大しやすいという側面もあります。

リーチ有利と聴牌外し有利の境界になる巡目で見てみると、そこまでハン数による影響は大きくない(微妙に聴牌外せる巡目が遅くなるくらい)ようです。
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