副露の挙動1
2010-12-19(Sun)
前回の見えない枚数考慮の期待値計算をさらにいかすことを考えていたが、挫折。
また思いついたときにすることにしよう。
というわけで今までやったことのなかった副露の挙動を調べてみよう。
とりあえず「科学する麻雀」で副露直後の聴牌率をやってたから
その関連で手出しがあった場合も含めた聴牌率でも見てみる。
下表はある順目で副露者が副露または手出しをしたときに聴牌している確率を表す。

(2副露3副露も似たような感じだから省略)
副露直後の聴牌率は「科学する麻雀」よりやや高めに出ている。
元超ランが中心の牌譜だから?よくわからない。
それ以上にわからないのが手出し後の聴牌率が下がっていること。
副露後に降りてる人がいるため?(ただ、この後リーチ者がいる状況を抜いて調べても若干数字がよくなっただけで低下傾向は変わらなかった。)
既にテンパってた場合、手出しが発生する前に上がってしまうため?(←こっちか)
というわけで
リーチ者がいる場合は抜き、手出しの場合もともとノーテンだったときのみ集計し、それを累積させるという形に
集計方法を変えてみた。
下表はそれによる聴牌率(3点移動平均をとった)

こんなもんかな。
基礎データとして今後使うかもしれない。
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こんな使えない研究よりもっと使える研究して下さいよ。
タンピンの完全イーシャンテンで何巡目からポンテンチーテンを取るべきか
ドラの数によってどうなるかとか
あとリーチにイーシャンテンから押す場合、今まで面前前提だけど鳴ける場合だとどうなるかとか
参考にしてるんでよろしくお願いします
対副露者への押し引きを考えてみようかな、
と思ってとってみたわけですが、
その他の副露に関するデータ取りに難航してるんで挫折ぎみです。
とりあえず保留してやはりしばらくは面前限定で進めてみようかなぁ。
> タンピンの完全イーシャンテンで何巡目からポンテンチーテンを取るべきか
アイデア提供thanksです。
こっちをやってみることにします。
> ドラの数によってどうなるかとか
どこかのサイトで見たことがあった気がする…
使ってるデータが東風荘の昔の牌譜で点数関係のデータは若干あやしいから自分ではちょっと手を出しづらいかも。
> あとリーチにイーシャンテンから押す場合、今まで面前前提だけど鳴ける場合だとどうなるかとか
副露関係のデータがとれたあかつきにはやりたいです。
<赤ウーピン氏
例えばイーシャンテンの押し引き研究にしても各種基礎データが揃った上でのものであり、
今回の研究があなたにとっても「使えない」とは言えないはず。
あとnisiさんの研究は仕事じゃなく趣味でやってる訳で、
当人の興味・負担の大きさなどに応じて行われるべきだとは思わないか?
私も研究を心待ちにする立場なので気持ちは理解できる。
しかし、麻雀研究には地道な作業・努力が必要との話を他の研究者の方から聞いたことがあるので、
(私も、気になることを他の研究者の方に当人の負担も考えずに押し付けそうになったことがある。)
もう少しコメントには配慮をしたほうが良いように感じた。
(無論だが、「こういう研究はどうだろうか」という提案はしていくべきだと思うけれど、
「使えない」はどのくらいかは知らないが時間をかけてやったことに対して失礼かもしれない。)
文がへたくそすぎて基礎データと本題の研究がごっちゃになってるように見えるから「使えない研究」とみられてしまったんでしょう。
きっと私が悪いんでしょう。申し訳ないです。
あと、ついでに趣味でやっているせいで更新頻度が不定期になってるのも申し訳ないです。
とりあえず今はそこそこがんばってやってるんで、適度にあたたかく見守っていただけるとうれしいです。
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この表の見方について質問なのですが
例えば
最初の4巡は字牌整理のために字牌を中切りして
次の2巡はポンなりチーなり2フーロしたら
中切り6回の2フーロで聴牌率は88.26%あるという見方でよろしいでしょうか?
> この表の見方について質問なのですが
> 例えば
> 最初の4巡は字牌整理のために字牌を中切りして
> 次の2巡はポンなりチーなり2フーロしたら
>
> 中切り6回の2フーロで聴牌率は88.26%あるという見方でよろしいでしょうか?
縦軸は巡目で、
横軸の手出し回数は最終副露後に手出しした回数です。
なので、上のケースだと2副露手出し0(副露前の手出しは手出し数にカウントしない。)なので、51.13%の聴牌率になります。
ただ、この回の記事は聴牌率の累積を取っていて、実測そのものではないので、リーチ者が出て手を崩したとかの事情は含まれていません。
実際には手出し数はあまり聴牌率に関係しない(重要度が低い)、ということをこれ以降のどこかでやった気がします。
>縦軸は巡目で、
>横軸の手出し回数は最終副露後に手出しした回数です。
>なので、上のケースだと2副露手出し0(副露前の手出しは手出し数にカウントしない。)なので、51.13%の聴牌率になります。
>ただ、この回の記事は聴牌率の累積を取っていて、実測そのものではないので、リーチ者が出て手を崩したとかの事情は含まれていません。
>実際には手出し数はあまり聴牌率に関係しない(重要度が低い)、ということをこれ以降のどこかでやった気がします。
回答ありがとうございます。
ネマタさんの書いた本「勝つための現代麻雀技術論」では、この表をもとにフーロ者の聴牌確率を示していましたが
手出し数後の聴牌確率に関してはあまり深く考えなくてもいいってことですかね?
今のところはそうですね。手出し数よりも副露後の挙動がどうなってるか(リーチ者に押してるかどうかなど)の方が重要な感じです。
2015年5月20日の記事に載せてるリンクと
http://epsilon69399.blog20.fc2.com/blog-entry-382.html
5月21日~28日あたりの記事が関連してる内容になります。
>今のところはそうですね。手出し数よりも副露後の挙動がどうなってるか(リーチ者に押してるかどうかなど)の方が重要な感じです。
>2015年5月20日の記事に載せてるリンクと
>
http://epsilon69399.blog20.fc2.com/blog-entry-382.html
>5月21日~28日あたりの記事が関連してる内容になります。
おおーありがとうございます早速チェックしてフーロ者に対する押し引きに役立てたいと思います。