二向聴・6ブロック打法と5ブロック打法
2015-01-07(Wed)
本題の前の準備。
両面両面一向聴について、
今までは変化を考慮してませんでしたが、塔子部分の縦引きで完全一向聴化する変化と、雀頭部分の刻子化で刻子1個のヘッドレス両面両面一向聴への変化が考えられます。
この二つの変化も考慮に入れることを考えます。
・仮定
自分南家、他家動きなし
両面が埋まればメンピン、刻子化すればリーチのみ両面。
聴牌時切る牌ランダム
他家聴牌が入った場合、自分一向聴時無筋は押さない。(7%以下押し)
降りるとき、現物数2個。
鳴きは考慮しない。

変化を考慮することで、両面両面の和了率が若干上がる。もちろん完全一向聴には劣る。

期待値も同じく若干増える。
では本題。

上のような牌姿(二向聴)で、4sを切って両面4つの二向聴に取るか(通称6ブロック打法)、どこかの両面を払って(例えば打6m)、両面3つとシャボ受けの二向聴に取るか(通称5ブロック打法)。
6ブロック打法の特徴
・二向聴の受け入れは両面4つ
・一向聴化した時、必ず両面両面メンピン一向聴になる。
・二向聴時8s引きどこかの両面払いで刻子1個ヘッドレス両面3つの二向聴に変化
・8s変化時、両面のどこかが埋まれば刻子1個ヘッドレス両面両面の一向聴、3つの両面塔子もしくは1つの浮き牌の縦引きでリーチのみの両面両面一向聴になる。
5ブロック打法の特徴
・二向聴の受け入れは両面3つとシャボ受け、1枚浮き牌で持てる。
・両面2つ(14p58p)引きでメンピン完全一向聴になる。
・残りの両面(25s)引きでメンピン両面両面一向聴になる。
・シャボ部分(4s8s)引きでリーのみ両面両面一向聴になる。
・両面2つの縦引き(23p67p)でさらに変化。
・変化時の受け入れは両面3つとシャボ受けと単独対子
・変化時3つの両面が埋まればメンピン完全一向聴になる。
・変化時対子引きでリーのみ完全一向聴になる。
6ブロックの方が二向聴の受けで勝るものの、5ブロックの方が一向聴の受け入れで勝る(完全一向聴になる受けが多い)傾向にあります。
6ブロックだと二向聴の受けで勝り、ほぼ平和がつくので、打点的な安定性があります。リーのみになる縦引きを嫌う、いわゆる「安め拒否」というやつです。素早く両面両面一向聴に取れればそこからの縦引き変化も残りますし。
ただ5ブロックでも二向聴の受けとしては十分で、安定感のある(実際期待値も両面両面より200点くらいいい)完全一向聴に直接受けられるのは魅力。
私は5ブロックの方が好みです。やはり聴牌に近い一向聴の受け入れの方を優先したいので。
二向聴のシミュレートはかなり変化が多いことが多く、一般化はほぼ無理です。
今回みたいな両面確定のケースですら考える変化は多く、死ぬほど大変です。
なんとか今回個別の事情に限定してシミュレートしてみました。
条件はさっきの一向聴の時とほぼ同じ。

和了率。
…あまりどちらも変わりない。
形と押し引き判断が似てる(そんなに大差はない)から差がつきにくいのかな。

期待値。
やはりほとんど差はない。
強いて言うなら、序盤は平和の打点がある6ブロック、終盤はポンで形テンが狙える5ブロック、というところでしょうか。
ほとんど差はなく、頑張った甲斐があまりなかったですね。
けっこう作るの苦労したのですが。
両面両面一向聴について、
今までは変化を考慮してませんでしたが、塔子部分の縦引きで完全一向聴化する変化と、雀頭部分の刻子化で刻子1個のヘッドレス両面両面一向聴への変化が考えられます。
この二つの変化も考慮に入れることを考えます。
・仮定
自分南家、他家動きなし
両面が埋まればメンピン、刻子化すればリーチのみ両面。
聴牌時切る牌ランダム
他家聴牌が入った場合、自分一向聴時無筋は押さない。(7%以下押し)
降りるとき、現物数2個。
鳴きは考慮しない。

変化を考慮することで、両面両面の和了率が若干上がる。もちろん完全一向聴には劣る。

期待値も同じく若干増える。
では本題。

上のような牌姿(二向聴)で、4sを切って両面4つの二向聴に取るか(通称6ブロック打法)、どこかの両面を払って(例えば打6m)、両面3つとシャボ受けの二向聴に取るか(通称5ブロック打法)。
6ブロック打法の特徴
・二向聴の受け入れは両面4つ
・一向聴化した時、必ず両面両面メンピン一向聴になる。
・二向聴時8s引きどこかの両面払いで刻子1個ヘッドレス両面3つの二向聴に変化
・8s変化時、両面のどこかが埋まれば刻子1個ヘッドレス両面両面の一向聴、3つの両面塔子もしくは1つの浮き牌の縦引きでリーチのみの両面両面一向聴になる。
5ブロック打法の特徴
・二向聴の受け入れは両面3つとシャボ受け、1枚浮き牌で持てる。
・両面2つ(14p58p)引きでメンピン完全一向聴になる。
・残りの両面(25s)引きでメンピン両面両面一向聴になる。
・シャボ部分(4s8s)引きでリーのみ両面両面一向聴になる。
・両面2つの縦引き(23p67p)でさらに変化。
・変化時の受け入れは両面3つとシャボ受けと単独対子
・変化時3つの両面が埋まればメンピン完全一向聴になる。
・変化時対子引きでリーのみ完全一向聴になる。
6ブロックの方が二向聴の受けで勝るものの、5ブロックの方が一向聴の受け入れで勝る(完全一向聴になる受けが多い)傾向にあります。
6ブロックだと二向聴の受けで勝り、ほぼ平和がつくので、打点的な安定性があります。リーのみになる縦引きを嫌う、いわゆる「安め拒否」というやつです。素早く両面両面一向聴に取れればそこからの縦引き変化も残りますし。
ただ5ブロックでも二向聴の受けとしては十分で、安定感のある(実際期待値も両面両面より200点くらいいい)完全一向聴に直接受けられるのは魅力。
私は5ブロックの方が好みです。やはり聴牌に近い一向聴の受け入れの方を優先したいので。
二向聴のシミュレートはかなり変化が多いことが多く、一般化はほぼ無理です。
今回みたいな両面確定のケースですら考える変化は多く、死ぬほど大変です。
なんとか今回個別の事情に限定してシミュレートしてみました。
条件はさっきの一向聴の時とほぼ同じ。

和了率。
…あまりどちらも変わりない。
形と押し引き判断が似てる(そんなに大差はない)から差がつきにくいのかな。

期待値。
やはりほとんど差はない。
強いて言うなら、序盤は平和の打点がある6ブロック、終盤はポンで形テンが狙える5ブロック、というところでしょうか。
ほとんど差はなく、頑張った甲斐があまりなかったですね。
けっこう作るの苦労したのですが。
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