鳴かれた方が収支がいいって本当?
2014-08-20(Wed)
「勝つための現代麻雀技術論」を読んでて、
「鳴かれないように絞るよりも鳴かれる牌を打った方が収支がよくなりやすい」とありました。
まじですか…と思いつつ見てたのですが、せっかくなので検証してみることに。
ここでの検証方法は、
初手に役牌(三元牌と場風)を切った時に鳴かれた時と鳴かれなかった時を分けて、実測の局期待値を見てみることにします。
親か子で、収支は違うだろうからそこの部分も分けて考えます。

…で調べてみると、
初手役牌にポンがかかると確かに和了率・放銃率・被ツモ率は悪くなってます。
親の場合は鳴かれる方が局期待値は悪くなってます。親だから他家の打点が下がるより自分の和了(さらにいうと連荘)が妨害される効果方が大きいということでしょうか。
(ただし、親で初手役牌切りにポンがかかった回数が467回と微妙に少ないのが気がかり。
1局当たりの標準偏差が仮に約4000点とすると、467回の平均の標準偏差は約200点。
両者に差があると言うにはちょっと苦しい。)
子の場合は親の時とは逆で、鳴かれる方が局期待値が上がってます。
和了機会の減少や失点機会の増加よりも他家の打点が下がる効果の方が高いんでしょうね、きっと。
感覚的には鳴かれる方が嫌だから、いらない役牌はできるだけ早く切るようにしてたのですが。
データ上は感覚と逆になってるんでしょうがないですね。
ただ、初手に切った場合にポンされるかどうかということなので、このデータから即、「役牌を絞るべき」とか「役牌を絞るべきではない」
とか主張するのはやや困難でしょう。
実際問題は多分もうちょっと複雑でしょう。
絞るべきかを主張するにはどんなデータが必要なのやら。ちょっとわかんないですね。
「鳴かれないように絞るよりも鳴かれる牌を打った方が収支がよくなりやすい」とありました。
まじですか…と思いつつ見てたのですが、せっかくなので検証してみることに。
ここでの検証方法は、
初手に役牌(三元牌と場風)を切った時に鳴かれた時と鳴かれなかった時を分けて、実測の局期待値を見てみることにします。
親か子で、収支は違うだろうからそこの部分も分けて考えます。

…で調べてみると、
初手役牌にポンがかかると確かに和了率・放銃率・被ツモ率は悪くなってます。
親の場合は鳴かれる方が局期待値は悪くなってます。親だから他家の打点が下がるより自分の和了(さらにいうと連荘)が妨害される効果方が大きいということでしょうか。
(ただし、親で初手役牌切りにポンがかかった回数が467回と微妙に少ないのが気がかり。
1局当たりの標準偏差が仮に約4000点とすると、467回の平均の標準偏差は約200点。
両者に差があると言うにはちょっと苦しい。)
子の場合は親の時とは逆で、鳴かれる方が局期待値が上がってます。
和了機会の減少や失点機会の増加よりも他家の打点が下がる効果の方が高いんでしょうね、きっと。
感覚的には鳴かれる方が嫌だから、いらない役牌はできるだけ早く切るようにしてたのですが。
データ上は感覚と逆になってるんでしょうがないですね。
ただ、初手に切った場合にポンされるかどうかということなので、このデータから即、「役牌を絞るべき」とか「役牌を絞るべきではない」
とか主張するのはやや困難でしょう。
実際問題は多分もうちょっと複雑でしょう。
絞るべきかを主張するにはどんなデータが必要なのやら。ちょっとわかんないですね。
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