先制平和リーチと他家の挙動
2014-07-24(Thu)
先制で平和をテンパった時、期待値的には基本的にリーチすべきというのはすでに知られてる事実かと思います。
ここでは、「リーチすると他家に当たり牌を止められるからダマにする」という主張に正当性があるかを見てみたいと思います。
「他家に止められる」というのを完全ベタ降りのことを指すのか、当たり牌のみを的確に止められるのか、両方の場合を見てみます。
普通は完全ベタ降りなんでしょうが。(自分親で早い巡目、真ん中よりの待ちならこの仮定も十分ありえそう。)
当たり牌のみを的確に止められる状況を自分フリテンリーチ扱いで他家はリーチ者がいる状況での攻め(リーチ・副露)をするものとしてみました。(どんだけ悲観的な状況だよってつっこみたくなりますが。)

9巡目でダマなら70%は上がりを拾える反面、他家に降りられると上がり率は50%まで落ちます。
的確に止められると上がり率40%。この数値だけ見てみるとリーチを自重してみたい気もしてきます。
逆にいえばどんなに読みが的確な相手でも先制リーチなら40%の上がり率は取れるということなんでしょう。

期待値。
メンピンくらいなら他家に通常通り動かれて多少上がり率が上がるよりも、3人ともにベタ降りしてもらった方が収支はよくなるという結果。ベタ降りされたときの和了時ツモ割合が100%になるので、得点的なメリットが大きいんでしょう。きっと。
一方、他家に的確に止められる場合でさえ、期待値はダマテンと同程度かそれ以上。
あり得ないほど悲観的な仮定をしても互角なので、リーチの優秀性がよくわかります。
和了率で1/2以下になってないのに、打点が2倍以上になるんですもんね。
では、和了の価値がより高まる高打点の手の場合は?

この場合も他家に降りられるデメリットはそこまで目立たないです。ツモで跳満になるのが多分大きい。
(でも、高打点なので、期待値で測る平場の状況を当てはめるのは微妙かもしれない。)
さすがにこの場合は他家に的確に止められるような仮定を置くと、かなり期待値的に下回る。
あまりにも他家に読まれやすい待ち(通ってる数牌が多くて間4軒で目立ってるとか)と判断したならダマもあり得るかも。和了率では20~30%落ちるわけですし。
ここでは、「リーチすると他家に当たり牌を止められるからダマにする」という主張に正当性があるかを見てみたいと思います。
「他家に止められる」というのを完全ベタ降りのことを指すのか、当たり牌のみを的確に止められるのか、両方の場合を見てみます。
普通は完全ベタ降りなんでしょうが。(自分親で早い巡目、真ん中よりの待ちならこの仮定も十分ありえそう。)
当たり牌のみを的確に止められる状況を自分フリテンリーチ扱いで他家はリーチ者がいる状況での攻め(リーチ・副露)をするものとしてみました。(どんだけ悲観的な状況だよってつっこみたくなりますが。)

9巡目でダマなら70%は上がりを拾える反面、他家に降りられると上がり率は50%まで落ちます。
的確に止められると上がり率40%。この数値だけ見てみるとリーチを自重してみたい気もしてきます。
逆にいえばどんなに読みが的確な相手でも先制リーチなら40%の上がり率は取れるということなんでしょう。

期待値。
メンピンくらいなら他家に通常通り動かれて多少上がり率が上がるよりも、3人ともにベタ降りしてもらった方が収支はよくなるという結果。ベタ降りされたときの和了時ツモ割合が100%になるので、得点的なメリットが大きいんでしょう。きっと。
一方、他家に的確に止められる場合でさえ、期待値はダマテンと同程度かそれ以上。
あり得ないほど悲観的な仮定をしても互角なので、リーチの優秀性がよくわかります。
和了率で1/2以下になってないのに、打点が2倍以上になるんですもんね。
では、和了の価値がより高まる高打点の手の場合は?

この場合も他家に降りられるデメリットはそこまで目立たないです。ツモで跳満になるのが多分大きい。
(でも、高打点なので、期待値で測る平場の状況を当てはめるのは微妙かもしれない。)
さすがにこの場合は他家に的確に止められるような仮定を置くと、かなり期待値的に下回る。
あまりにも他家に読まれやすい待ち(通ってる数牌が多くて間4軒で目立ってるとか)と判断したならダマもあり得るかも。和了率では20~30%落ちるわけですし。
スポンサーサイト