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ソフト公開に対するスタンス
(今回の記事は私の一個人の考えであり、麻雀数理研究会内で詰めている話ではありません。)
3/17追記 麻雀数理研究会の公式見解として内部で話がまとまりました。

ここ最近、シミュレーションに使用しているソフト公開について、いくつか問い合わせが来たので、返答代わりにそのあたりの考え方について述べておこうと思います。

まず、今までみたいにソフトを無料で公開する可能性は考え方が変わらない限り、ほぼないです。

麻雀数理研究会の発足の経緯とも絡む話ですが、
いままで無償でデータを提供してきた研究者サイドにも問題はありましたが、
その影響もあってか、研究成果が軽く見られている傾向があったと。

最初のnisiシミュレータ公開については、まぁ初顔見せで当時は無料公開が必要だったと思ってました。

一人麻雀計算機はあらさんが同種のソフト(一人麻雀練習機)をすでにフリーソフトで出していたので、
私もそれと同様の方針にしてたのですが、その方針も当時からあやしかったです。
今の最新の麻雀AIでソースを上書きしてしまって、バグ修正ができなくなってたという管理上のミスもあったのですが、
それがなくても、金がかかってないところで、フリーソフトで運営とか対応するのが非常にめんどくさくなったので、公開停止にしました。

最新の麻雀AIに至っては、やりようによっては、私のあずかり知らぬところで、本が出せる程度のレベルだと私では思ってるので、
悪用されたときのリスクが非常に高いと判断しています。
最悪、(あまり詳しくないですが、)リバースエンジニアリング?的なので、技術を抜かれたら終わりだなーと思っているくらいです。(まぁそこまでリスクが現実化する可能性は低いとも思ってますが。)

これは私の勝手な考えですが、麻雀界全般的に、あまりモラル的に完全に信用はできないと思っています。
冒頭のデータが軽く見られてる的な話にも通じることですが、
データが勝手に使われた、レベルの話は何回かあったらしいので。
よってユーザー全員に対して性善説を取るのが難しいと。


それらを踏まえて、麻雀AIを公開するには、以下の条件は最低でもクリアしておく必要はあると思っています。
〇有償での公開にすること
〇期間制限付きパスワードを毎月発行する形で月額課金制にすることを検討(生殺与奪権はこちら側で握っておきたいため。)
〇麻雀数理研究会内で、管理ができる体制ができること。
〇機能制限を付けること(およびそれにかかわるプログラムが書けること。)
 ・ファイル書き込み機能・数値のコピー&ペーストは禁止する方向(使い勝手をわざと悪くして、悪用防止効果を期待。後、ファイル書き込み機能によって、セキュリティソフトに引っかかることの防止も期待。)
 ・二向聴以上に遠い手・一向聴からのシャンテン戻しは禁止する方向(牌姿によっては、計算時間が長くなって、メモリをバカ食いする可能性があって、ユーザーの環境次第で、動作が保証できないため。)
〇パラメータ表を暗号化すること(およびそれにかかわるプログラムが書けること。)
〇天鳳との利益相反関係的な問題がないことが確認できること(牌譜解析スクリプトによる牌譜の書式変換に依存しているため。)

今のところパッと思い浮かんだだけでこれくらいの条件は最低でも必要になりそうです。
現状、まだ具体的に前向きな検討が進んでいる段階では全くないです。

ここからは願望ですけど、
現状タスクの優先順的に低いため、麻雀AIの開発の続き(具体的には一色手に対する対応の実装)は止まっている状況です。
もし、上記の条件がクリアされて、ある程度ソフトの売れ行きとか利用状況とかがよければ、
麻雀AI開発の続きを作ることに対するタスクの優先順が上がって、バージョンアップして、研究がより進む可能性が上がる…かもしれない。
もしくはクラウドファンディング的なのでお金が集まるようなら、続きを作る、より直接的な動機になるかもしれない。


まぁ、半分以上愚痴ですけど、今日はこんなところで。
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