2017-05-13(Sat)
昨日出題した先制両面ダマ4ハン手に絡んだ話題で、
シミュレーションではそこそこ大差で、リーチ有利になっているのですが、

実測値の観点からもどちらが有利かを調べて、裏を取っておこうと思います。
集計条件はちょっと前にやった愚形立直のみのときと似たような感じ。
・自分子で両面ダマ聴牌で(どちらで上がっても)ロンで4ハン30符。
・両面の端寄り・中寄りは問わない。
・誰も動きなし(純先制状態)
・リーチの場合はリーチ宣言時に判定、ダマの時は毎順判定。
・最終局結果をカウントする。
↓結果がこちら

リーチの方はそれなりに整合しているっぽいですが、ダマの方は実測の方がかなり上目の値になっています。
ダマシミュレーションはかなり過小評価をしているということですね。
とはいえ、まだ局収支ではリーチが有利そうですが、点棒状況が絡めばけっこうびみょうになってきそうです。
ダマシミュレーションが過小評価になっている原因として考えられるのは、
・1順当たり他家からロン率について、1副露の副露ロンと同等と仮定して計算している。
おそらく0副露ダマと1副露だと0副露ダマの方が上がりやすいと考えられる。(実際、和了時ツモ割合を見るとかなりダマシミュレーションの方が高くなってる)
・ダマにしていれば危険牌を引いてきてもメンツのスライド等で対処できるケースがそれなりにあり得る。
・ダマにしていれば最終盤の超危険牌を引いたときに降りることも可能。
(ダマシミュレーションの方はそれを反映してないので、放銃率が高い。)
・サンプル数の偏りの可能性。
場に安いとか誰かがすでに待ち牌を切ってるとか端待ち等で、場況がいいものほどダマにされやすいかもしれない。
(証拠があるわけではないですが。)
というわけで、ダマに関するシミュレーションはけっこう足元があやしいです。
このように実測との整合性をたまにはチェックしないといけなさそうですね。
今日のお題です。
— nisi5028 (@nisi5028) 2017年5月12日
よくありがちな先制両面ダマ4ハン手。リーチするかダマにするか? pic.twitter.com/okZad4pngQ
シミュレーションではそこそこ大差で、リーチ有利になっているのですが、

実測値の観点からもどちらが有利かを調べて、裏を取っておこうと思います。
集計条件はちょっと前にやった愚形立直のみのときと似たような感じ。
・自分子で両面ダマ聴牌で(どちらで上がっても)ロンで4ハン30符。
・両面の端寄り・中寄りは問わない。
・誰も動きなし(純先制状態)
・リーチの場合はリーチ宣言時に判定、ダマの時は毎順判定。
・最終局結果をカウントする。
↓結果がこちら

リーチの方はそれなりに整合しているっぽいですが、ダマの方は実測の方がかなり上目の値になっています。
ダマシミュレーションはかなり過小評価をしているということですね。
とはいえ、まだ局収支ではリーチが有利そうですが、点棒状況が絡めばけっこうびみょうになってきそうです。
ダマシミュレーションが過小評価になっている原因として考えられるのは、
・1順当たり他家からロン率について、1副露の副露ロンと同等と仮定して計算している。
おそらく0副露ダマと1副露だと0副露ダマの方が上がりやすいと考えられる。(実際、和了時ツモ割合を見るとかなりダマシミュレーションの方が高くなってる)
・ダマにしていれば危険牌を引いてきてもメンツのスライド等で対処できるケースがそれなりにあり得る。
・ダマにしていれば最終盤の超危険牌を引いたときに降りることも可能。
(ダマシミュレーションの方はそれを反映してないので、放銃率が高い。)
・サンプル数の偏りの可能性。
場に安いとか誰かがすでに待ち牌を切ってるとか端待ち等で、場況がいいものほどダマにされやすいかもしれない。
(証拠があるわけではないですが。)
というわけで、ダマに関するシミュレーションはけっこう足元があやしいです。
このように実測との整合性をたまにはチェックしないといけなさそうですね。
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