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今日の実戦16/08/31
たまには牌譜検討して遊びましょう。

両面+リャンカン一向聴で両面の方が出た。
リャンカンの方なら喜んでチーだけど、両面からだからちょっと悩む。両面はスルーすると残り5枚。
一盃口目があるから平場なら面前の方が大きいとは思うけど、点棒状況的にそんなに高い手はいらない。
でも、親だから安手上がっても1局消化できない。
また、鳴いた場合はカン5pかカン7pの待ち選択の問題もある。
さて、どうするか。
160831-03.png
(「スルー1」はリャンカンが埋まった時3ハン30符のリーチ、「スルー2」はリャンカンが埋まった時4ハン30符のリーチ)

スルーした時は1と2の間くらいになるので、平場ならスルーという見立ては大体合ってそう。
ただ、点棒状況を踏まえた段位pt的にはチーしてカン5pがちょっとだけよさそう。(カン7pより上がり率はやや劣るが赤引きの分逆転してる。)

手替わりはシミュレーションで考慮してないので、実際は上家が5p切ってくれそう+3p引きの両面化+三色も考慮すればなおさらチーしてカン5pか。

実戦ではチーしてカン5p。
それで何巡かした後の局面がこちら。

対面からリーチ。ものすごく河が強くて現物が1個しかない。一発目で、4pも6pも通ってない。
平場なら親だししょうがなく押すけれど、点棒状況的には上がりよりも放銃回避をしたいところ。
160831-04.png
平場なら押しだけど、この点棒状況なら微差ながら降りる方がいいか。
実戦では追えてなかったけど、ツモ切りリーチだったので、ツモ切りリーチは打点高くて怖い、の法則もあるしなおさら降りか。

実戦でも降りで2mを切ったがそれが鳴かれて対面のリーチチートイツモ表表裏裏の倍満が炸裂。
これは結果論だからしょうがない。
この半荘はそのまま2着フィニッシュ。

次の半荘。

普通なら形で1pを切るんだけど、2枚切れの4pを対子落とししておくとチャンタの目がある。また、4pを4枚見せておけば上家から3pを引き出せる可能性がある。
ただ、1mが鳴けなくなるのと4pがちょっと危険で鳴かれそうなのでちょっと悩んだ。受け入れを狭くするのは事実なので。
160831-05.png
これは打1pだったか。
ここで4pを切るのが間違いということは、この形を想定して前巡に赤5mの受けを拒否して6m切ったのも間違いということか。

実戦は4pを切ってそれが親に鳴かれて、さらに対面のリーチを誘発。ただそのおかげで親の当たり牌の白が止まって、満貫の横移動。
この半荘も2着で終えられた。オーラス微差トップ目から必死で4副露して上がりに行ったけど、上がられてまくられた。
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塔子落としと副露聴牌率
昨日が対子落としの時の副露聴牌率をやったので、今日はそれの塔子落としバージョンをやります。

塔子落としの定義は
・現在の巡目に切った牌が手出しである。
・以前の巡目に距離が2以内の牌が切られている。
の条件だけです。

塔子落としが2巡続けてなのか、間に別の牌を挟んでいるかとかは考慮しません。

他の条件は前回と大体同じです。
リーチ者なしのケースで、鳴き直後打牌と通常手出しの2パターンで調べます。
160831-01.png
鳴き直後打牌の場合。

ペンチャン落とし(2→1or1→2)だと序盤は2→1の方が聴牌率が高く、終盤は逆転しています。
序盤なら2→1切りの方が3引きのフォローを考えなくてもいいということなので手が整ってることが多いということだと思います。
終盤が1→2切りの方が有利な理由は…。単純なペンチャン落としとは限らず、最終手出しが真ん中に近いという効果で聴牌率が高まるとか?

カンチャン落とし(13とか24)も同じような傾向です。中盤でも1→3の順の方が聴牌率が高いくらい。
3→1ならほぼ純粋なカンチャン落としだけど、1→3だと他の牌の関係で3が必要になることが多いからか。(1334とか1335みたいな。)そちらの方が聴牌しやすい十分形になってることが多いとか。

要警戒なのは両面落としです。
1副露中盤で40%くらいの聴牌率になってます。
やはり手が整ってることが多いと。
ただし、昨日の真ん中牌対子落としよりは聴牌率が下です。

また、3→5とか4→6は両面落としと同レベルかそれ以上の聴牌率です。
こちらも真ん中牌が2つともいらないということで形十分ということか。

160831-02.png
普通の手出しの場合。

全体的に数値が低めになってる以外はそんなに変わらないですかね。

普通に考えれば3→1と1→3なら3→1の方が両面を他に求める必要がなかったから聴牌率も高まるという理論になってくれた方がよかったのですが、そういうふうにはなってないのは集計方法の問題でしょうか。
対子落としと副露聴牌率
今日は昨日に引き続き、副露聴牌率に関するネタ。

副露者が対子落としをしてる時に聴牌してる確率を調べてみます。

今回の「対子落とし」の定義は下のように定めます。
・現在の巡目に切った牌が手出しである。
・以前の巡目に同一の牌が切られている。

この条件で検索してるので、厳密には対子落としではないケースが含まれます。
例えば序順に孤立字牌を切って、その後でその字牌を引き戻して安全度の兼ね合いでいったんは残しておいたけど、手が進んで安牌字牌を切った場合などです。
まぁそのへんはご容赦ください。

他の条件は前回と大体同じです。
リーチ者なしのケースで、鳴き直後打牌と通常手出しの2パターンで調べます。
160830-01.png
鳴き直後打牌のケース。

19の対子落としは対子落とししてない場合を含んだ全体の平均より聴牌率は低いです。
おそらくタンヤオ移行の兼ね合いで手を戻したケースが多いためと思われます。

2~8牌の対子落としについては通常より聴牌率が高いです。
対子はポン材として優秀なのに落としてるということは手が整ってる可能性が高いということですね。

役牌対子落としは通常より聴牌率が高く、オタ風対子落としは通常と同程度です。
字牌だと単純な対子落とし以外のケースが入ってるのでなんともいえないですが、役牌対子落としなら手は整ってる、オタ風対子落としは手が整ってるケースとタンヤオ移行のシャンテン戻しのケースが両方ある、みたいな。

次に通常手出しの場合。

こちらはどの牌の対子落としも聴牌率は低めです。
手出しの対子落としだと鳴き直後とは違って、手が進まなかった場合も含まれていて、そのようなケースは対子落としする際、続けて落とされることが多いためでしょう。
手出しで続けて2枚、対子を切った場合に聴牌してるケースはたまたまその1巡で例えば両面両面一向聴でどちらかの両面が埋まったケースくらいで、それなら1順でテンパイが入る確率は14%程度しかありません。

19オタ風の対子落としなら特に聴牌率は低いですね。

というわけで鳴いて対子落としは要警戒、鳴かないで単に対子落としならあまり警戒の必要なし、という結論です。
手出しで切られた牌の種類と副露聴牌率の関係
昨日に引き続き、副露聴牌率にまつわる話。

今回は鳴き直後打牌、もしくは通常の手出しを副露者がしたときに、その手出し牌の種類別に分けて副露聴牌率を見てみます。

条件は昨日とほぼ同じ。
牌の種類は数牌は端か真ん中かの6種類、字牌は切れてる枚数と役牌orオタ風で8種類です。
後はドラか非ドラかでも分けます。

まずは副露直後打牌のケースから。
160829-01.png
・基本的に出てきた牌が内寄りの方が聴牌率が高い。
1副露・9巡目なら19牌の時聴牌率22%、46牌なら39%。2倍弱くらいの開きです。
一方、2副露3副露ならそんなに大きくは聴牌率は動きません。

・生牌字牌の時は巡目が深くなると聴牌率が急上昇する。
中盤では19牌のときと同レベルの聴牌率ですが、終盤、特に流局間際のときの副露打牌が生牌字牌の時は456牌の時以上の聴牌率になってます。
1副露ですら80%~90%なので、ほぼ聴牌してると。
数牌なら鳴いて通ってる牌を切って海底をずらすみたいなこともありますが、生牌字牌は100%危険牌になってることの影響かなぁと。危険牌を勝負するからには聴牌はしてると。

・安牌の字牌切りの時は2378牌あたりと同程度の聴牌率。
9巡目1副露で30%くらいの聴牌率です。
両面両面一向聴で安牌を手持ちにしてた時は鳴いて聴牌ですが、単純に遠いところからの仕掛けで一番いらない牌を切った、という2パターンが入り混じってこのくらいになってるんだと思います。
また、生牌字牌の時とは違って流局間際のときはむしろ聴牌率が下がってる傾向にあります。

・ドラ切りの場合は通常時よりやや聴牌率増。
9巡目1副露で2~8牌とか生牌字牌の時で4割~6割くらいの聴牌率。
およそ20%くらいの聴牌率増になってます。
2副露の時でも7割~8割なので、思ったよりは大きくないですね。
ドラを切ってるからといって必ず聴牌してるわけでもないと。
特に2~4枚切れ字牌ドラで、安全にドラが切れそうな局面なら聴牌率の増加はかなり少ないです。


続いて副露打牌以外の時の普通の手出しのケース。
160829-02.png
傾向としては副露直後打牌の時と似たようなものですが、違うところもあります。

・全体的に聴牌率は下がってる。
副露直後打牌ならほぼシャンテンが進んでるのに対し、通常手出しならただの変化だったり安全度の兼ね合いとかで手出ししたケースも入ってるからでしょうか。

・流局間際の生牌字牌でも聴牌率はそこまで高くない。
聴牌率は5割~7割くらい。
目当ての牌が引けなかったけれども現物がなくてやむなく生牌字牌(特に役牌対子とか)を切ったケースだったりするとか。

・手出し安牌切りの聴牌率はかなり低い。
1副露で2割、2副露で3割、3副露ですら4割しか聴牌率はないです。
たまたま両面両面一向聴から聴牌化する牌を引いて安牌切りのケースより、変化のケースとか遠い仕掛けで一番いらない牌を切ったケースが相当数あるということでしょう。


こんなところですかね。
捨て牌の濃淡と副露聴牌率
今日は捨て牌の濃さと副露者が聴牌してる確率の関係を見てみます。

前回のリーチ発生率のとき(捨て牌の濃淡とリーチ発生率)と同じく、捨て牌の濃さを表す指標として、「該当者が切っている3~7牌の枚数」に注目して分類してみます。

副露者について、副露数別、切ってる3~7牌の枚数別で聴牌率をチェックします。
それ以外の他家についてはリーチ者はいない(副露の可能性はある)ものとします。
また、染め手模様の副露については対象から除外しました。
160828-01.png
基本的に3~7牌が多く切れてるほど聴牌率は大きいです。
面前手と違って、鳴いて普通に手を進めているので、3~7牌がバラ切りされてるからといって手が遅くて聴牌率が著しく低くなるみたいなことはないようです。(染め副露を除外してるので変則手が少ないという事情もある。)

3~7牌が2枚以上切れてる時はそんなに聴牌率は変わらないですが、特に目を見張るのは3~7牌が1枚も切れてない時の聴牌率の低さです。
9巡目1副露だとたった11%しか聴牌してないし、2副露でも27%、3副露で59%です。
1289字牌ばっかり切ってる2副露は捨て牌の濃い1副露よりも聴牌率は低いですし、
捨て牌の薄い3副露は捨て牌の濃い2副露と同程度の聴牌率しかないです。
副露者の捨て牌層が薄い場合には読みとしてけっこう使えそうです。(影響度が大きいという意味で。)

逆に捨て牌層が濃い場合の1副露とかでも聴牌率は40%程度なので、明らかに聴牌してそうみたいなことはそんなに多くないのかなと思います。よっぽど条件が整わない限りは。
例えばドラポン1副露で捨て牌が濃いとかでも100%聴牌してると読んで自手面前両面聴牌から降りてしまうのは過剰に降りすぎ、みたいなことになるでしょう。聴牌率の分だけ割り引いて考えるのがよいと思います。
面前聴牌VSドラポンの押し引き(子VS子・その3)
↑この記事も参照のこと。
相対速度と愚形のみ手先制リーチ
昨日から相対速度に関する話をしてますが、
一番そのことが問題になりそうな状況なのが、先制・子・愚形のみ手・先制面前聴牌の状況でリーチをするかどうか、というテーマだと思います。

私自身も最近打つ時は愚形のみ手で張ったらあんまりリーチしたくないなぁと思いつつ、前よりダマにしたり聴牌外しをしたりすることが増えたような気がします。(主に「絶対ラスを引かない麻雀」の影響)

ただ、シミュレーションやってみるとだいたいダマより即リーチが局収支とかで勝ってるんですよねー。(終盤は除く)
1000点くらいの大差をつけて。
押し引き表の構成変更
↑の記事の1個目の先制リーチ判断表も参照のこと。

ただ、これは相手3人の非リーチ面前者が平均的な挙動をすることが前提になってます。
これが相手3人の河が濃くて今にもリーチがかかりそうな状況だったらどうなるか。
今日はそのあたりをシミュレーションで見ていきたいと思います。

シミュレーションの仮定は以下の通り
・自分南家先制両無筋カン46待ちのみ手で面前聴牌
・リーチするときはそのまま
・ダマの時はフリテン扱い
・ダマで手替わりを考慮する。両面に振り替わったら平和が付いてリーチするものとする。
・ダマで他家攻撃に対して放銃率5%以上の牌を引いたら降りに回る。
・ダマで降り移行時、現物数2個
・自手にドラが無くて相手の手が高くなる効果は考えない。(入れるの忘れてた。)

まずは通常の場合。
160827-03.png
だいたい前の先制リーチ判断表と同じような感じ。

次に相手3人の捨て牌が濃くて、手が早そうな状況を考えます。
前回の記事(捨て牌の濃淡とリーチ発生率)からmaxとminでリーチ発生率に2倍の開きがありますが、
ここでは少し多めに見積もって、平均のリーチ発生率を一律で2倍にしてみます。
9巡目なら平均のリーチ発生率が4%前後なので、それが8%に増えるという計算です。
仮に相手が100%両面両面一向聴だったとしたら聴牌が入る確率は14%なので、それよりちょっと低いというくらいです。
愚形残りの場合もありますし、捨て牌が濃くてもまだ一向聴にすらなってないケースもあるので、8%という数値はまぁそんなものでしょう。
160827-04.png
この条件なら即リーチが不利になるだろうと思ったけど、意外とそんなに変わり映えしないグラフになってます。
差は少し縮まってはいますが。
仮に次順に必ず追っかけリーチが入るという前提なら愚形のみ手のリーチは降りに比べ多少分が悪いですが、そうなる確率はmaxで24%しかないので、そんなに気にしなくてもいいでしょう。

次が逆に相手の手が遅そうな場合。今度はリーチ発生率を通常の半分にしてみます。
160827-05.png
今度は予想通り差が広がりました。これも似たようなグラフですね。

和了率とかの詳細なデータはこちら。
160827-06.png
通常のケースでも、ダマにして手替わり待ちして、無事に両面になってリーチが打てるケースより相手のリーチとかがかかって降りに回されるケースの方が多いです。

相手早いケースだと即リーチの放銃率がかなり上がる(12%→15%)ので即リーチの価値はけっこう下がりますが、
ダマにしてても結局リーチかかって無筋引いて降ろされるケースが大半になってるので、ダマの価値もそんなに高くはない。

ならばと、無筋を引いてもダマで突っ張る戦略(10%以下押し)も大して和了率上がらず放銃率だけが大きく増えるのであまり得策でないし、
敵リーチがかかっても大量の現物(8個)あってほぼ降り切れる仮定をおいてもそんなに事態は好転しないです。

うーん、やっぱり愚形のみ手はどうあがいても即リーチなのかなぁ。
捨て牌の濃淡とリーチ発生率
今日は相対速度の話の2つ目。
非リーチ面前者の捨て牌の濃さと1順当たりリーチ発生率の関係を調べます。

捨て牌の濃さを表す指標として、「該当者が切っている3~7牌の枚数」に注目して分類してみます。

該当者が非リーチ面前の状態で他にリーチ者もいない(副露の可能性はある。)という条件でのリーチ発生率です。
160827-01.png
子・9巡目あたりで3~7牌を3枚切ってる他家のリーチ発生率は5.3%。
それに対して1枚も3~7牌を切ってない他家のリーチ発生率は2.6%となっています。
両者の間にはおよそ2倍の開きがあります。
1順当たりのリーチ発生率だと一けたなので大したことないように見えますが、何巡か経過するとその分が累積されていくのでけっこうな差になってくると思います。塵も積もれば山となるみたいな。

基本的に3~7牌が多く切れてる方がリーチ発生率は高いですが、それも2枚~3枚のときがピークになっていてそこから先は減少傾向に転じます。真ん中牌をバラ切りしてる相手は変則手の可能性が高いので手が遅くてリーチされにくいの構図ですね。
端牌字牌から切っててその次に真ん中牌というオーソドックスな捨て牌が一番手が早そうで危険であると。

次に他にリーチ者がいる状況のリーチ発生率を見てみます。
こちらは先制リーチから経過してる巡目数で分類します。
160827-02.png
こちらもリーチ者なしと同じような傾向ですね。
切ってる3~7牌2~3枚あたりがピークになってます。

maxとminで2倍差というのをどう評価するか。これは今後の課題ですかね。
がんばって活用できるようにしましょう。

あとはこれをシミュレーションに加味させるかどうか。
今のところはちょっと及び腰です。
分類が増えてパラメータ表に記載する数値の数が大量に増えるし、シミュレータの見た目上の問題で切れてる3~7牌を書くスペースがないとか、現在の巡目ならいいけれどそれ以降の巡目に他家が3~7牌を切るかとかの挙動も表現しないといけないとか、面倒な問題がそれなりにあるし、作業量が多そうであんまりやりたくないなぁ、というのが本音です。

ただけっこう影響度合いが大きい気もしないでもないのでちょっと気持ちは揺れてます。
いまのところは保留にしておきます。
カン37・カン28・19単騎の和了率の比較
ちょっとある方から指摘を頂いて少しまずくない?と思ったネタ。
これが問題の記事。
シミュレーションのパラメータ調整

無筋カン37と無筋19単騎でそんなに局収支が変わらなかったという内容。
パラメータが東風荘のものを使ってた時代の話ですが、ちゃんと端の待ちの方が有利かどうかチェックをしておきます。

今回は実測値ではなくシミュレーション(使用パラメータは鳳凰卓のもの)です。
自手は先制(他3人非リーチ面前)とします。
残り3枚の無筋カン37・無筋カン28・無筋19単騎の比較をします。
打点はドラ1の2600点とします。

160826-05.png
和了率。
ちゃんと端の方が和了率有利になってます。
160826-06.png
和了時ツモ割合。
端の方がツモ割合が低く、出上がりしやすい。
160826-07.png
問題の局収支。
中寄りの方がツモ割合が高く打点が大きい、というのはありますが、さすがに和了率の差の壁は超えられない様子。
カン37と19単騎では10%くらい和了率が違ってて和了時平均点が5000点なら10%をかけて500点くらい差でだいたい帳尻は合ってる。

おそらくこういうことが問題で従前のパラメータではうまくいかなかったんだろうなぁと推察されます。
・サンプル数不足
東風荘の牌譜は数万局レベルしかなかったけど、鳳凰卓の牌譜は800万局くらいある。
19単騎の待ち割合が1%だと数百局しかなかった計算なので、十分なデータ数ではなく数値がおかしくなってた可能性がある。
・集計プログラムのミス
当時の集計した時のコードが残ってなかったので詳しいことは不明だが、何らかのミスがあった可能性は否定できない。
・打ち手のレベルの問題
鳳凰卓ではラフな放銃が少なく、切る牌を選ぶのでそう簡単に真ん中の牌が出ない
160826-08.png
今のパラメータ(不聴者からリーチ者への1順当たりロン率)をチェックしても、端の方が出やすく、真ん中の方はめったに出ないという風になってます。
よかったよかった。問題なさそう。
初手に切る牌と手牌の良さの関係
今日からは相対速度にまつわる話をやってみようと思います。
相手の捨て牌を見て19字牌ばかりを切ってる相手は手が遅そう、逆にタンヤオ牌ばっかり切ってる相手も国士・チートイが濃厚でこちらも手が遅そう、端牌から真ん中牌までまんべんなく切られてる時が手が早そう、みたいな判断をすると思います。

今日は初回なので、初手に切られた牌の種類だけに着目して、相手の手の良し悪しがどの程度かを調べてみます。

分類の仕方は、第一打に切られた牌について
・親か子か
・牌の種類
・ドラかどうか
の分類で、最後の局結果(和了率・放銃率等と局収支)を調べます。
第一打が切られる前に局が終了した場合は除外します。
160826-01.png
160826-02.png
子の場合。
和了率の平均は20.6%、局収支の平均が-167点。

平均と比較して「いい手」が入ってそうな第一打は、

・37牌
和了率25.6%、局収支317点。一番和了率・局収支が高いので、第一打に37牌を切ってきてる相手はそれなりに警戒が必要になるでしょう。タンヤオにもチャンタにも使える牌が第一打に切られたということなので、かなり手は整ってそう。

・ダブ南(南場の南家が第一打に南を打った場合)
和了率25.6%、局収支129点。和了率は37牌とほぼ同等。他に孤立字牌を持ってないこと濃厚なのでこちらもかなり手は早そう、という読みができそう。

・28牌
和了率23.3%、局収支94点。37牌よりは使いにくいので整ってない手からも切られる可能性はあるが、孤立19や孤立字牌はなさそうなので、これも早そう。

・三元牌
和了率23.8%、局収支30点。場風や自風と比べて数値が突出していい。なんでかは不明。自風から切られる方が他の字牌を持ってるケースが少なくなるから手が整ってるケースが多いと思うのだが逆の結果になっててよくわからない。

逆に「悪い手」になってそうな第一打は

・オタ風(切った人にとって)
和了率19.4%、局収支-268点。最も不要な牌の一つなので、手が整ってない可能性がかなりある。

・赤5牌
和了率16.2%、局収支-249点。和了率は最低レベル。ほぼ一色やチャンタや国士系で、七対子すらほぼありえないので、かなり手は遅そう。当たれば高そうだが。

・19牌
和了率20.1%、局収支-195点。第一打として切られることが最も多い。孤立オタ風よりは手が整ってそうだが平均には劣る。

また初手ドラ切りについては和了率では通常牌より高いことが多いですが、打点が低いことが多いので局収支ではあまり高くないです。
160826-03.png
160826-04.png
親の場合。
全体の平均は和了率23.5%、局収支493点。

序列自体は子の時とそんなに変わらないです。

親に初手37牌やダブ東切りなんかされた日には和了率30%くらいとかいう暴力に屈してしまって泣いちゃうかも。

というわけで第一打だけ見ても手の早い遅いはけっこう出てきてそうですね。
熟練プレイヤーならもっと捨て牌全体の情報をキャッチして精度よくできるんでしょうけど。
28牌・37牌を切ってる人数と場況とリーチ和了率
今日は前回(端牌を切ってる人数と場況とリーチ和了率)の続きです。

前回は端牌に焦点を当てましたが、今回は28牌と37牌について同様に見ていきます。
集計の仕方は牌の種類を変えた以外は同じです。

まずは28牌の場合です。
160825-01.png
・両面14,69
巡目によってばらつきがありますが、2が多く切れてる時の14待ちは切れてないときより若干和了率が上がってるように見えます。
印象としてはたったこれだけの違い?みたいに思いました。二人から2が切られてたら5%以上変わるくらいに思っていたので。
2が多く切れてたら1が使いにくいということ+ワンチャンスになりやすく1が通常より出やすいという理由もあると思ってたので、この結果は意外です。

・両面36,47
切ってる人数二人のときと0人のときで和了率の差は3~4%くらい。両面14,69と同じくらいでしょうか。
こちらは思ってるよりも大きいです。1が多く切れてる時よりも影響は大きそうです。
おそらく1が切れてるときは2とか3は持たれてるケースもある(124とか134とか122とか133から1を切られることはあり得る)一方、
2が切れてる時の3はケースとしてはレアケースになるため(23とか233から2はまず切られない)かと。
その分山にいる確率が上がる、ということだと思います。1切りより2切りの方が情報として強い、と言い換えられるかもしれません。

・無筋カン37
和了率の差は5%以上。極めて大きい差です。枚数1枚差よりも大きいです。
さっきの理論とだいたい一緒だと思います。

・無筋カン46
無筋カン37の時よりは差は小さいですが3%くらいは差がありそう。
245や244から2を切られるケースがある分、3よりは確度が落ちるけれども4も多少は場況がよいと。

・筋カン37
だいたい5%くらい差かな?
筋待ちなのでどちらかというと3が山にいるよりは他家に持っててほしいけど、筋の37は警戒の範疇に入るので山にいてくれることも悪くないという感じでしょうか。


次は37牌についてです。
160825-02.png
・両面14,69
残り8枚についてはあんまり3を切ってる人数は関係なさそうだけど、残り6枚については多少差があります。
3が二人から切れてる時は枚数が減ってもあまり和了率が低下しないという見方もできます。
3が多く切れてるのに1が見えてないということはどこかの手牌に固まってる可能性があるということでしょうか。
113や1113からの3切りみたいな。
逆に1が2枚くらいぱらぱらっと切れていればそういうことは少ないので1がmax2枚とはいえ、山にいる可能性は高い、みたいな。

・両面25,58
両面14,69のときと似たような感じ。
3が切れてて2が見えてなかったら2は山に残ってそうな気はする(23とか223から3は切られない)けど実際はそんなに差はないですね。5が持たれてるケースが多いとか?(356とか355とか3555とか)

・無筋カン28
5%以上とかなり大きな差です。2がかなり生きてるという読みはあると思います。

・無筋カン46
カン28ほどではないけど3~5%くらいは差がありそう。

・筋カン28
数値のばらつきが大きくてわかりにくいけど多少和了率は上がってそう。


というわけで影響が大きそうなのは2が多く切れてる時のカン3待ちと3が多く切れてる時のカン2待ち。
これらのケースについては塔子選択するときに枚数が1枚少なくても場況がいい方を選ぶ価値はありそうです。
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