2016-07-26(Tue)
今回はリクエストのあったネタを一つ。
孤立19牌と孤立役牌のどっち切るのが有利か統計を取ってみて、というもの。
そんなの「手牌による」よなぁと思いつつ調べてみます。
条件として
・第一打(簡単のため)
・孤立19がある(1mを1枚持ちで、2mと3mは0枚持ち、など)
・孤立役牌がある
このとき、第一打に切られた牌種類別の局結果(和了率・放銃率・被ツモ率・横移動率・流局率・局収支)を見てみます。
その結果がこちら

初手19牌切りの和了率が18.9%、初手役牌切りの和了率が20.4%。1.5%差です。
サンプル数の少ない役牌切り側の標準偏差(p*(1-p)/nの平方根)を取ると0.03%なんで余裕で両者に有意差があると言えるでしょう。(本来は平均値の差検定か何かをかけないといけないけど、面倒なのでしません。)
というわけで上がりやすさで言えば孤立役牌を切った方が上がりやすいと。19を残せばカンチャンペンチャンの可能性がある分強いと。
一方、放銃率だと逆転してて役牌切りの方が高いです。
孤立19を切って役牌を残せば重なった時に守備に使えるということなんだと思います。たぶん。
局収支だと-131点VS-90点で役牌切りの方が優位。(1局当たり標準偏差を6000点として、√nで割れば5点とかそこらなので、たぶんこれも有意差と言える。)
サンプル数的にも初手19牌切りが多いので、鳳凰卓のみなさんとは逆の判断をされてるんだと思います。ラス回避の観点とかその辺の影響かな?
あとは局収支がマイナスになってるのは、孤立19と孤立役牌といらなさそうな牌が少なくとも2枚ある時点であまり「いい手ではない」ことが多いということなんでしょう。
初手オタ風ならいらない牌候補が少なくとも3枚なので、もっと局収支がひどいことになってます。悲しい。
少数ながら初手がタンヤオ牌というケースもありますが、さすがにこの場合は和了率がかなり低くて厳しそう。
…思ったよりかは面白かったですね。
「手牌による」のでそんなの一概には言えねぇよ、と言われてしまえばそれまでなんですが。
孤立19牌と孤立役牌のどっち切るのが有利か統計を取ってみて、というもの。
そんなの「手牌による」よなぁと思いつつ調べてみます。
条件として
・第一打(簡単のため)
・孤立19がある(1mを1枚持ちで、2mと3mは0枚持ち、など)
・孤立役牌がある
このとき、第一打に切られた牌種類別の局結果(和了率・放銃率・被ツモ率・横移動率・流局率・局収支)を見てみます。
その結果がこちら

初手19牌切りの和了率が18.9%、初手役牌切りの和了率が20.4%。1.5%差です。
サンプル数の少ない役牌切り側の標準偏差(p*(1-p)/nの平方根)を取ると0.03%なんで余裕で両者に有意差があると言えるでしょう。(本来は平均値の差検定か何かをかけないといけないけど、面倒なのでしません。)
というわけで上がりやすさで言えば孤立役牌を切った方が上がりやすいと。19を残せばカンチャンペンチャンの可能性がある分強いと。
一方、放銃率だと逆転してて役牌切りの方が高いです。
孤立19を切って役牌を残せば重なった時に守備に使えるということなんだと思います。たぶん。
局収支だと-131点VS-90点で役牌切りの方が優位。(1局当たり標準偏差を6000点として、√nで割れば5点とかそこらなので、たぶんこれも有意差と言える。)
サンプル数的にも初手19牌切りが多いので、鳳凰卓のみなさんとは逆の判断をされてるんだと思います。ラス回避の観点とかその辺の影響かな?
あとは局収支がマイナスになってるのは、孤立19と孤立役牌といらなさそうな牌が少なくとも2枚ある時点であまり「いい手ではない」ことが多いということなんでしょう。
初手オタ風ならいらない牌候補が少なくとも3枚なので、もっと局収支がひどいことになってます。悲しい。
少数ながら初手がタンヤオ牌というケースもありますが、さすがにこの場合は和了率がかなり低くて厳しそう。
…思ったよりかは面白かったですね。
「手牌による」のでそんなの一概には言えねぇよ、と言われてしまえばそれまでなんですが。
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