2016-07-24(Sun)
絶対攻めてくる他家の挙動として、オーラスラス目者のリーチ発生率・リーチロン率・副露ロン率を使ってシミュレーションに反映させるのがたぶんできたので、実際に動かしてみます。
自手は先制(他3人非リーチ面前)のカン37リーチ(のみ手)。それに対して親が「絶対攻めてくる」という前提でやってみます。

こちらが通常の場合(3人とも通常の非リーチ面前者としてのふるまいをする)。

一番違うのが和了時ツモ割合です。通常時が55%くらいだったのが、親が絶対攻めてくるときは45%くらいまで下がっています。
つまり、絶対攻めてくる親からロンすることが多い、ということですね。
和了率だと4%くらい親が絶対攻めてくるときの方が高くなってます(9巡目で通常時が39%、親が絶対攻めてくるときが43%)。これも親から当たり牌が出てきやすいということですね。
一方、放銃率についても1%くらい親が絶対攻めてくるときの方が高くなってます。(9巡目で通常時が11%、親が絶対攻めてくるときが12%)
当たり牌が出てきやすい代わりに親の追っかけリーチが発生しやすいためでしょう。
和了率・放銃率ともに高くなってるので、親が絶対攻めてくるという状況はハイリスクハイリターンであるといえます。(逆に言うと流局率が下がる)
今回は自手が愚形のみ手とあまりいい手でない時でやってるので、リスクの高い親が絶対攻めてくる状況の方が局収支は悪くなっています。
例えばこんな状況だったとしましょう。
オーラス0本場9巡目
自分南家30000点
西家27000点
北家23000点
東家20000点
自手が愚形のみ手の面前聴牌。他3人動きなし。
リーチするかダマにするか。
上がればトップ。
ですが、ラス目の東家は自分がリーチしようが絶対に攻めてくるでしょう。
親から追っかけリーチがかかった時に放銃に回るとかなりの確率でラスになりそうです。(満貫以上でなければいちおうサドンデス西入ですが。)
しかも自分にドラがないので他家の点数が高そう。
次のような条件でシミュレーションをしてみます。
・「高い場」の仮定(他家和了時40%の確率で1ハンUP)
・親が絶対攻めてくる。他二人は通常の非リーチ面前者としてのふるまいをする。
・ダマ時、手替わりを考慮しない。
・ダマ時、放銃率5%以上の牌を引いたら降りる。
・ダマ時、降りに回るときの現物数は4個とする。(十分に現物が残っている。)
・pt配分は鳳凰七段東南戦
結果がこちら
順目 和了率 和了時ツモ割合 和了時一発割合 放銃率 被ツモ率 横移動率 聴牌流局率 不聴流局率 局期待値 手替わり率 降り移行率 半荘収支 平均順位 段位pt トップ率 2位率 3位率 ラス率
リーチ
9 43.252 44.23610469 14.69296218 12.422 12.798 9.923 21.605 0 -179.247 0 0 32.186364 1.53052 60.75 0.64023 0.24876 0.05127 0.05974
ダマ
9 15.263 100 0 7.438 24.973 24.991 5.875 21.46 -1115.973 0 49.82 22.9302 1.7186 54.0477 0.4199 0.48177 0.05816 0.04017
ダマにすれば確かに放銃率・ラス率は下がりますが、リーチに比べて上がり率・トップ率がかなり下がってしまうので、天鳳ルールでもリーチの方が得策と言えそうです。
自手は先制(他3人非リーチ面前)のカン37リーチ(のみ手)。それに対して親が「絶対攻めてくる」という前提でやってみます。

こちらが通常の場合(3人とも通常の非リーチ面前者としてのふるまいをする)。

一番違うのが和了時ツモ割合です。通常時が55%くらいだったのが、親が絶対攻めてくるときは45%くらいまで下がっています。
つまり、絶対攻めてくる親からロンすることが多い、ということですね。
和了率だと4%くらい親が絶対攻めてくるときの方が高くなってます(9巡目で通常時が39%、親が絶対攻めてくるときが43%)。これも親から当たり牌が出てきやすいということですね。
一方、放銃率についても1%くらい親が絶対攻めてくるときの方が高くなってます。(9巡目で通常時が11%、親が絶対攻めてくるときが12%)
当たり牌が出てきやすい代わりに親の追っかけリーチが発生しやすいためでしょう。
和了率・放銃率ともに高くなってるので、親が絶対攻めてくるという状況はハイリスクハイリターンであるといえます。(逆に言うと流局率が下がる)
今回は自手が愚形のみ手とあまりいい手でない時でやってるので、リスクの高い親が絶対攻めてくる状況の方が局収支は悪くなっています。
例えばこんな状況だったとしましょう。
オーラス0本場9巡目
自分南家30000点
西家27000点
北家23000点
東家20000点
自手が愚形のみ手の面前聴牌。他3人動きなし。
リーチするかダマにするか。
上がればトップ。
ですが、ラス目の東家は自分がリーチしようが絶対に攻めてくるでしょう。
親から追っかけリーチがかかった時に放銃に回るとかなりの確率でラスになりそうです。(満貫以上でなければいちおうサドンデス西入ですが。)
しかも自分にドラがないので他家の点数が高そう。
次のような条件でシミュレーションをしてみます。
・「高い場」の仮定(他家和了時40%の確率で1ハンUP)
・親が絶対攻めてくる。他二人は通常の非リーチ面前者としてのふるまいをする。
・ダマ時、手替わりを考慮しない。
・ダマ時、放銃率5%以上の牌を引いたら降りる。
・ダマ時、降りに回るときの現物数は4個とする。(十分に現物が残っている。)
・pt配分は鳳凰七段東南戦
結果がこちら
順目 和了率 和了時ツモ割合 和了時一発割合 放銃率 被ツモ率 横移動率 聴牌流局率 不聴流局率 局期待値 手替わり率 降り移行率 半荘収支 平均順位 段位pt トップ率 2位率 3位率 ラス率
リーチ
9 43.252 44.23610469 14.69296218 12.422 12.798 9.923 21.605 0 -179.247 0 0 32.186364 1.53052 60.75 0.64023 0.24876 0.05127 0.05974
ダマ
9 15.263 100 0 7.438 24.973 24.991 5.875 21.46 -1115.973 0 49.82 22.9302 1.7186 54.0477 0.4199 0.48177 0.05816 0.04017
ダマにすれば確かに放銃率・ラス率は下がりますが、リーチに比べて上がり率・トップ率がかなり下がってしまうので、天鳳ルールでもリーチの方が得策と言えそうです。
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