2016-03-30(Wed)
今やってるのは対染め手の押し引きですが、いろいろと雑多なことがでてきたのでそれを消化しておきます。
その1・副露聴牌VS染め手の同色待ち他色待ちの実測値チェック
シミュレーションでは染め色と同色待ちor他色待ちで和了率で10%差がでてくる、といったことを前のどこかで話をしました。
それが正しいのか、実測値の方も取ってチェックしておきます。
実測値の取り方は
・自分が副露聴牌している。
・相手一人が染め副露している(聴牌かどうかは不明。副露数余りあるなしについても不問。)
・他二人は非リーチ面前
・自分の初手がロンされなかった条件下
この条件で実測の和了率を取ったものが↓

他色待ちと同色待ちの間でほぼ10%の差。よしよし。問題なさそう。
その2・染め副露者の聴牌率
前回の四麻押し引き本出版会議の時に染め副露者の聴牌率(副露数別・余りあるなし別)のデータを出したのですが、
その聴牌率が他のリーチ者については不問としていたデータだった。(たぶん、ブログに載せたのは昨年10~12月あたりで結構前。ちょっと忘れた。)
あわててパラメータ表を確認したところ、ちゃんとリーチ者の有無で分けてるのを使ってた。あぁ、よかった。
パラメータ表からの抜粋が↓(リーチ者の有無と染め副露者が切ってる無筋と現物の枚数別の聴牌率)

リーチ者不問と比べてリーチ者なしの聴牌率は
3副露余りなし・8%UP
1副露余りあり・4%UP
2副露余りあり・2%UP
他は同じくらい。
この表を見ての他の感想はリーチ者に対して無筋を2枚以上切ってる染め副露者はやばい(聴牌率高い)、無筋0枚現物2枚以上の染め副露者はそれほどでもない、というところか。
2副露余りあり10巡目で聴牌率82%と14%だから天地の差がある。
その3・親の連荘時利益について
これは意外と深刻かもしれない。
今までシミュレーションで局収支を計算するときに、自分が親番で連荘した場合に、連荘時利益として「科学する麻雀」の記述を信じて+650点を加えていたのですが、これがそうでもないんじゃないかという疑惑が浮上しました。
今日の押し引き表を作ってる時に出てきたデータの一つがこちら(自分親・初手染め色非晒456・のみ手・三面張(同色待ち)・VS2副露余りあり・トンパツ・100%以下押し)

10列目の局期待値(連荘時利益+650点あり)だと、ほぼ0付近になってるのですが、半荘収支・平均順位・段位pt・順位分布のどれもが初期値(0ptとか平均順位2.50とか各順位率25%とか)よりも悪くなってます。これを見てなんでやねーん、と声が出そうになりました。
試しに連荘時利益がない局収支(最後の列)と比較してみるとこっちの方が平均順位とかとの整合性的に合ってそうです。(16巡目以前だと局収支マイナス、平均順位も初期値より悪い、17,18巡目が局収支プラス、平均順位も初期値よりいい。)
まだこれ1個しか見てないので、即断はできませんが、連荘時利益のところを外した方がいいんじゃないかと思い始めました。
少なくとも選択制にするとか。
すると、今までの押し引き表がなんだったんだーということになってきちゃいます。連荘率5割なら局収支に300点くらいの影響がありますし。
まぁ、半荘収支や段位ptでの結論は変わらないですし、局収支のところも自分親ならかなりのところが300点以上差になってるので、思ったほどの影響は出なさそうですが、ちょっとへこむ…。
もうちょっと要検証です。
その1・副露聴牌VS染め手の同色待ち他色待ちの実測値チェック
シミュレーションでは染め色と同色待ちor他色待ちで和了率で10%差がでてくる、といったことを前のどこかで話をしました。
それが正しいのか、実測値の方も取ってチェックしておきます。
実測値の取り方は
・自分が副露聴牌している。
・相手一人が染め副露している(聴牌かどうかは不明。副露数余りあるなしについても不問。)
・他二人は非リーチ面前
・自分の初手がロンされなかった条件下
この条件で実測の和了率を取ったものが↓

他色待ちと同色待ちの間でほぼ10%の差。よしよし。問題なさそう。
その2・染め副露者の聴牌率
前回の四麻押し引き本出版会議の時に染め副露者の聴牌率(副露数別・余りあるなし別)のデータを出したのですが、
その聴牌率が他のリーチ者については不問としていたデータだった。(たぶん、ブログに載せたのは昨年10~12月あたりで結構前。ちょっと忘れた。)
あわててパラメータ表を確認したところ、ちゃんとリーチ者の有無で分けてるのを使ってた。あぁ、よかった。
パラメータ表からの抜粋が↓(リーチ者の有無と染め副露者が切ってる無筋と現物の枚数別の聴牌率)

リーチ者不問と比べてリーチ者なしの聴牌率は
3副露余りなし・8%UP
1副露余りあり・4%UP
2副露余りあり・2%UP
他は同じくらい。
この表を見ての他の感想はリーチ者に対して無筋を2枚以上切ってる染め副露者はやばい(聴牌率高い)、無筋0枚現物2枚以上の染め副露者はそれほどでもない、というところか。
2副露余りあり10巡目で聴牌率82%と14%だから天地の差がある。
その3・親の連荘時利益について
これは意外と深刻かもしれない。
今までシミュレーションで局収支を計算するときに、自分が親番で連荘した場合に、連荘時利益として「科学する麻雀」の記述を信じて+650点を加えていたのですが、これがそうでもないんじゃないかという疑惑が浮上しました。
今日の押し引き表を作ってる時に出てきたデータの一つがこちら(自分親・初手染め色非晒456・のみ手・三面張(同色待ち)・VS2副露余りあり・トンパツ・100%以下押し)

10列目の局期待値(連荘時利益+650点あり)だと、ほぼ0付近になってるのですが、半荘収支・平均順位・段位pt・順位分布のどれもが初期値(0ptとか平均順位2.50とか各順位率25%とか)よりも悪くなってます。これを見てなんでやねーん、と声が出そうになりました。
試しに連荘時利益がない局収支(最後の列)と比較してみるとこっちの方が平均順位とかとの整合性的に合ってそうです。(16巡目以前だと局収支マイナス、平均順位も初期値より悪い、17,18巡目が局収支プラス、平均順位も初期値よりいい。)
まだこれ1個しか見てないので、即断はできませんが、連荘時利益のところを外した方がいいんじゃないかと思い始めました。
少なくとも選択制にするとか。
すると、今までの押し引き表がなんだったんだーということになってきちゃいます。連荘率5割なら局収支に300点くらいの影響がありますし。
まぁ、半荘収支や段位ptでの結論は変わらないですし、局収支のところも自分親ならかなりのところが300点以上差になってるので、思ったほどの影響は出なさそうですが、ちょっとへこむ…。
もうちょっと要検証です。
スポンサーサイト