2015-06-08(Mon)
あまり重要性は高くないかもしれませんが、
次局以降も点棒が動く以上、チップも動くと見るのが自然です。
次局以降上がりハン数符数の設定をやってる関数内で、チップの動きも一緒に入れます。
○変更点
・上がり種(リーチor染めor副露orダマ)を「次局以降上がり種」のパラメータ(残り局数・親子ツモロン別・和了者順位別)に従って設定する。
・上がり種別・親子ツモロン別のハン数符数分布に従ってハン数符数を設定。
・ベースになるハン数符数分布は一発裏赤なしのものに変更。
・上がり種がリーチの時、一発率(20%前後)と裏ドラ率(裏1率23.4%、裏2率・4.7%、裏3率1.9%、裏4率0.1%)に従って、ハン数をアップ・祝儀を増減させる。
・上がり種が染めの時、染め色赤ドラ率(0.4)と非染め色赤ドラ率(0)×2回に従って、ハン数をアップ・祝儀を増減させる。
・上がり種が染め以外の時、次局以降赤ドラ率(0.2)×3回に従って、ハン数をアップ・祝儀を増減させる。
・上がりハンが13ハン以上のとき、役満チップの処理(ツモ4枚×3、ロン6枚)を行う。
処理を1行ずつ追っていって、パラメータが設定どおりになってること、通過しない行がないのを確認。
これで動かしてみます。
現局は全員降り(親流れ)として次局以降チップの動きを眺めます。
点棒の並びは自分40000・30000・20000・10000もしくは自分10000・40000・30000・20000の並び。
次局以降開始時の風は東家スタート(現局南家)もしくは北家スタート(現局東家)でやってみます。
シミュレーション回数は100000回に増やしてみます。

オーラス(残り1局)のところをみると、東家スタート10000点持ちのところが、チップ数平均0.2とそこそこ高い数値になっています。
ラス目のラス親で高めの和了率で連荘を狙える、
かつ和了時リーチ率が高いため一発裏ドラの分のチップも稼げるという2点が大きいのでしょう。
一方、北家スタート10000点持ちのところで、-0.05とマイナスしてます。
ラス目の子方なので、和了率はかなり低いというのが響いてきてる感じです。
ただし、和了時リーチ率が高く、一発裏ドラの分のチップでやや相殺してるようなイメージです。
40000点持ちのトップの場合は和了率は高いものの、和了時リーチ率が低い(副露とダマ率が高い)ので、大きくチップを稼げないという事情です。
ただし、東風荘という完全順位制のもとのパラメータ(特に次局以降上がり種のところ)としていて、
一般的な雀荘ルールだとオーラストップ目でも祝儀を稼ぐためにリーチする選択もありそう(和了時リーチ率がもう少し上がりそう)、という懸念もあります。ここのところは他に代替手段がないのでやむを得ないです。
残り2~3局だと、和了率が高いかつ和了時リーチ率もそこそこある親番をできる東家スタートの次局以降チップ数が高いです。
(高いとはいっても0前後で、被ツモ率・和了時リーチ率がそれなりに高い他家の親番もあるので、有利度は微妙。)
一方、親番がない北家スタートでは-0.1とか-0.17とかあたりでかなり苦しいです。他家の親番にツモられてチップを失うのがオチです。
これが残り4局でラス親が残る場合は一気に数値が改善します。
東場については、リーチでガンガン攻めていく、東家スタート10000点持ちの数値が高く、
親番が少なく、副露手やダマで流しに行く、北家スタート40000点持ちの数値が低いです。
ただ、多い場合と少ない場合でもチップ数の差は±0.2枚程度で、1枚5000点相当では半荘収支にして±1.0程度の差です。
これらの場合の半荘収支を見てみると(チップも込み)

残り局数が一つ増減するとか、親番が残ってるかどうかとかで、±1.0程度はすぐ埋まりそうな感じです。
やはり次局以降のチップ数はそこまで重要性は高くない、目の前の順位争いの方が大切という感じです。
余談ですが、オーラス北家10000点持ちだとこれ以上順位が下がる可能性がなく、順位上昇の可能性もあるのに現状の‐40の半荘収支より悪くなってます。
和了率が低くて、点数を失いやすいことの表れですね。
次局以降も点棒が動く以上、チップも動くと見るのが自然です。
次局以降上がりハン数符数の設定をやってる関数内で、チップの動きも一緒に入れます。
○変更点
・上がり種(リーチor染めor副露orダマ)を「次局以降上がり種」のパラメータ(残り局数・親子ツモロン別・和了者順位別)に従って設定する。
・上がり種別・親子ツモロン別のハン数符数分布に従ってハン数符数を設定。
・ベースになるハン数符数分布は一発裏赤なしのものに変更。
・上がり種がリーチの時、一発率(20%前後)と裏ドラ率(裏1率23.4%、裏2率・4.7%、裏3率1.9%、裏4率0.1%)に従って、ハン数をアップ・祝儀を増減させる。
・上がり種が染めの時、染め色赤ドラ率(0.4)と非染め色赤ドラ率(0)×2回に従って、ハン数をアップ・祝儀を増減させる。
・上がり種が染め以外の時、次局以降赤ドラ率(0.2)×3回に従って、ハン数をアップ・祝儀を増減させる。
・上がりハンが13ハン以上のとき、役満チップの処理(ツモ4枚×3、ロン6枚)を行う。
処理を1行ずつ追っていって、パラメータが設定どおりになってること、通過しない行がないのを確認。
これで動かしてみます。
現局は全員降り(親流れ)として次局以降チップの動きを眺めます。
点棒の並びは自分40000・30000・20000・10000もしくは自分10000・40000・30000・20000の並び。
次局以降開始時の風は東家スタート(現局南家)もしくは北家スタート(現局東家)でやってみます。
シミュレーション回数は100000回に増やしてみます。

オーラス(残り1局)のところをみると、東家スタート10000点持ちのところが、チップ数平均0.2とそこそこ高い数値になっています。
ラス目のラス親で高めの和了率で連荘を狙える、
かつ和了時リーチ率が高いため一発裏ドラの分のチップも稼げるという2点が大きいのでしょう。
一方、北家スタート10000点持ちのところで、-0.05とマイナスしてます。
ラス目の子方なので、和了率はかなり低いというのが響いてきてる感じです。
ただし、和了時リーチ率が高く、一発裏ドラの分のチップでやや相殺してるようなイメージです。
40000点持ちのトップの場合は和了率は高いものの、和了時リーチ率が低い(副露とダマ率が高い)ので、大きくチップを稼げないという事情です。
ただし、東風荘という完全順位制のもとのパラメータ(特に次局以降上がり種のところ)としていて、
一般的な雀荘ルールだとオーラストップ目でも祝儀を稼ぐためにリーチする選択もありそう(和了時リーチ率がもう少し上がりそう)、という懸念もあります。ここのところは他に代替手段がないのでやむを得ないです。
残り2~3局だと、和了率が高いかつ和了時リーチ率もそこそこある親番をできる東家スタートの次局以降チップ数が高いです。
(高いとはいっても0前後で、被ツモ率・和了時リーチ率がそれなりに高い他家の親番もあるので、有利度は微妙。)
一方、親番がない北家スタートでは-0.1とか-0.17とかあたりでかなり苦しいです。他家の親番にツモられてチップを失うのがオチです。
これが残り4局でラス親が残る場合は一気に数値が改善します。
東場については、リーチでガンガン攻めていく、東家スタート10000点持ちの数値が高く、
親番が少なく、副露手やダマで流しに行く、北家スタート40000点持ちの数値が低いです。
ただ、多い場合と少ない場合でもチップ数の差は±0.2枚程度で、1枚5000点相当では半荘収支にして±1.0程度の差です。
これらの場合の半荘収支を見てみると(チップも込み)

残り局数が一つ増減するとか、親番が残ってるかどうかとかで、±1.0程度はすぐ埋まりそうな感じです。
やはり次局以降のチップ数はそこまで重要性は高くない、目の前の順位争いの方が大切という感じです。
余談ですが、オーラス北家10000点持ちだとこれ以上順位が下がる可能性がなく、順位上昇の可能性もあるのに現状の‐40の半荘収支より悪くなってます。
和了率が低くて、点数を失いやすいことの表れですね。
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