2015-05-03(Sun)
コメントを頂きました。
「
シミュレーションで 片無筋19単騎 と 片無筋カンペン37待ち(いずれも残り3枚)
先制リーチの期待値を比較したら片無筋カンペン37待ちのほうが期待値高く
出ました。(和了率もいいもよう)
他のサイトでは19牌単騎のほうが和了率高くでているので気になります。
ちなみに子リーチ1300での比較です。
」
確かに調べてみるとその通りになっています。
それはまずいなぁ、と思ってあれこれ調べまわったところ
1順当たりツモ率の当たりに問題がありそうだったので、
再度巡目別・枚数別ツモ率ロン率を取ってみて以下のような調整を入れました。
・単騎待ちの枚数別ツモ(ロン)しやすさ係数
今までは両面は両面で、ペンカンチャンはペンカンチャンで、単騎は単騎で、
それぞれまとめた係数を使っていましたが(データの安定性を重視)、
字牌単騎と数牌単騎では性質が違っていそうなので単騎待ちだけ特別扱いしてそれぞれ別個の係数を置いてみました。
1順当たりツモ率そのものは手を加えないものとします。(巡目が深くなるにつれツモ率の増加傾向がみられるため。)
↓新パラメータ。

残り3枚のペンカン37は枚数関係なしのツモ率に93.9%の補正、残り3枚の19単騎は枚数関係なしのツモ率に101.0%の補正を加えます。
実測の残り3枚ペンカン37の1順当たりツモ率は3.32%(データ数4847)、残り3枚の19単騎の1順当たりツモ率は3.17%(データ数1326)になってました。
統計的には両者に有意差はないということになります。
・1順当たりノーテン者からのロン率
従前のパラメータは巡目別での安定性が乏しく、明らかな増加傾向・減少傾向は見られなかったので、
思い切って巡目別の率を排して、巡目関係なしのトータルの数値に置きなおしてみました。
巡目トータル枚数別トータルの実測そのままの値を使います。
↓新パラメータ

なぜか三面張の数値が従前から下がった。フリテンを除外した影響だろうか。
ペンカン37と19単騎の出やすさってそんなに変わらないんですね。単騎の枚数が少ないせいだろうか。
実際に使われるのは↑の値に枚数別のロンしやすさ係数をかけたものです。
残り3枚片無筋ペンカン37のロンしやすさ係数97.42%、ロン率1.11%。
残り3枚片無筋19単騎のロンしやすさ係数100.18%、ロン率1.15%。
枚数をそろえても1順当たりロン率はさほど変わってくれません。
これらの変更をもとに、再度残り3枚片無筋ペンカン37と残り3枚片無筋19単騎のシミュレーションをやってみると。

事前の分析通り、ツモ和了率はペンカン37の方が高く、ロン和了率は19単騎の方が高い。
トータル和了率ではそんなに変わらなくて、和了時打点がツモ率が大きいペンカン37の方が優位なので、
トータル局期待値で、ペンカン37の方が上になってます。
なんか釈然としませんが、最善は尽くしたつもりです。
「
シミュレーションで 片無筋19単騎 と 片無筋カンペン37待ち(いずれも残り3枚)
先制リーチの期待値を比較したら片無筋カンペン37待ちのほうが期待値高く
出ました。(和了率もいいもよう)
他のサイトでは19牌単騎のほうが和了率高くでているので気になります。
ちなみに子リーチ1300での比較です。
」
確かに調べてみるとその通りになっています。
それはまずいなぁ、と思ってあれこれ調べまわったところ
1順当たりツモ率の当たりに問題がありそうだったので、
再度巡目別・枚数別ツモ率ロン率を取ってみて以下のような調整を入れました。
・単騎待ちの枚数別ツモ(ロン)しやすさ係数
今までは両面は両面で、ペンカンチャンはペンカンチャンで、単騎は単騎で、
それぞれまとめた係数を使っていましたが(データの安定性を重視)、
字牌単騎と数牌単騎では性質が違っていそうなので単騎待ちだけ特別扱いしてそれぞれ別個の係数を置いてみました。
1順当たりツモ率そのものは手を加えないものとします。(巡目が深くなるにつれツモ率の増加傾向がみられるため。)
↓新パラメータ。

残り3枚のペンカン37は枚数関係なしのツモ率に93.9%の補正、残り3枚の19単騎は枚数関係なしのツモ率に101.0%の補正を加えます。
実測の残り3枚ペンカン37の1順当たりツモ率は3.32%(データ数4847)、残り3枚の19単騎の1順当たりツモ率は3.17%(データ数1326)になってました。
統計的には両者に有意差はないということになります。
・1順当たりノーテン者からのロン率
従前のパラメータは巡目別での安定性が乏しく、明らかな増加傾向・減少傾向は見られなかったので、
思い切って巡目別の率を排して、巡目関係なしのトータルの数値に置きなおしてみました。
巡目トータル枚数別トータルの実測そのままの値を使います。
↓新パラメータ

なぜか三面張の数値が従前から下がった。フリテンを除外した影響だろうか。
ペンカン37と19単騎の出やすさってそんなに変わらないんですね。単騎の枚数が少ないせいだろうか。
実際に使われるのは↑の値に枚数別のロンしやすさ係数をかけたものです。
残り3枚片無筋ペンカン37のロンしやすさ係数97.42%、ロン率1.11%。
残り3枚片無筋19単騎のロンしやすさ係数100.18%、ロン率1.15%。
枚数をそろえても1順当たりロン率はさほど変わってくれません。
これらの変更をもとに、再度残り3枚片無筋ペンカン37と残り3枚片無筋19単騎のシミュレーションをやってみると。

事前の分析通り、ツモ和了率はペンカン37の方が高く、ロン和了率は19単騎の方が高い。
トータル和了率ではそんなに変わらなくて、和了時打点がツモ率が大きいペンカン37の方が優位なので、
トータル局期待値で、ペンカン37の方が上になってます。
なんか釈然としませんが、最善は尽くしたつもりです。
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