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副露聴牌者からのリーチロン率
副露聴牌者の聴牌崩しについてシミュレーションに織り込むこと完了。
聴牌崩しをした場合はベタ降りとして、聴牌復帰する可能性を排除しましたが、そんなに問題ではないでしょう。
聴牌崩しはそこまで全体に与える影響は大きくなさそうな感じ。

これを契機に副露関連のパラメータを一新しようかなぁ。

今日のターゲットは副露聴牌者がリーチ者に振り込む確率。
今までは副露聴牌者はツモ切りを前提にしていたので、
副露聴牌者からのリーチロン率はリーチツモ率と同様としていましたが、
副露聴牌ならヤバい牌を引いたら聴牌を崩して降りるという選択ができるのと、真ん中牌をツモってもメンツのスライドで端寄り牌を切ることができる可能性があるのとで、実際はリーチツモ率よりは数値は下がりそう。

これを実測から調べてみます。
150311-01.png
リーチツモ率とリーチ者からのリーチロン率を比べると、若干リーチツモ率の方が低いが、これはリーチツモの方がリーチ者からのリーチロンより平均巡目が早い影響でしょう。
(リーチ者からのリーチロンは二人以上リーチ者がいることが前提なので。)
巡目が早いとツモ率・ロン率はやや下がりますから。

で、問題の副露聴牌者からのリーチロン率ですが、リーチ者からのリーチロン率と比べて1%ほど低くなっています。
平均巡目で比べてもそこまで大差ないので、副露聴牌者が降りる可能性の賜物(?)と言えそうです。
割合で言うと14%減。そこそこ大きな影響が出そうです。

これをシミュレーションに織り込む際には副露聴牌者からのロン判定のところで、一律14%減させる、という方針で行きたいと思います。
けっこうロン判定のところは各所に散らばってるので、そこの織り込みは大変そう。

○今日のどうでもよいコラム
最近、花札のこいこいのアプリを入れて遊んでいる。
相手の手札が見えない不完全情報ゲームで、手役作りがあって、そこそこ運ゲーなのは麻雀と共通ですね。

48枚の札から始めに8枚の手札をもらうわけですが、
いろいろな手役がある中で開始系の手役(麻雀で言えば天和みたいなもの)である「手四」と「くっつき」については比較的簡単に確率を計算できるので、頭の体操がてらやってみます。

・初手の組み合わせ数…48C8で377348994通り
・W手四(同じ月の札が4枚×2、麻雀で言えば二槓子)…月の組み合わせが12C2通り、同じ月の中での組み合わせは4C4通りで計66通り、確率1.74904E-07。
・手四(同じ月の札が4枚、麻雀で言えば一槓子)…手四になってる月は12通り、それ以外の4枚の組み合わせは44C4通り。この数え方だとW手四を重複して数えているので、最後に66通りを引く。計1628946通り、確率0.004316816
・くっつき(同じ月の札2枚が4月分、麻雀で言えば四対子)…月の組み合わせが12C4通り、同じ月の中の組み合わせが4C2通り、これが4組あるので4乗する。計641520通り、確率0.001700071

というわけで開始系手役がくる確率は0.6%ほど。100~200回に一回は来るので、たまにはあるかな、くらいですね。
麻雀でダブルリーチが入る確率は1/1433らしいので、それよりは花札の開始系手役は入りやすいですね。
麻雀よりは計算が単純。
副露聴牌者が聴牌崩す確率
今までの局期待値シミュレーションでは、副露聴牌者は必ずツモ切りし、聴牌を崩すことはない、
という仮定でやってましたが、
実際は他家リーチが入った時とかは聴牌を崩して降りに回るケースもありそう。

今回は実際に副露聴牌者が聴牌を崩す確率がどの程度あるか調べてみます。

集計の条件は以下の通り
・1副露以上している。
・前巡以前に聴牌していた。
・リーチ者がいる。
・副露直後打牌でない。(通常のツモに対する打牌)

150309-01.png
とりあえず巡目別で聴牌崩す率を見てみると…
大体5%ぐらいか。20回に1回くらいは聴牌を崩されると。
う~ん、まぁこんなものかな。多くも少なくも感じない。

巡目が早いほど聴牌崩される確率は上がりそうっぽい傾向は見えるが、そんなには変わらないですかね。

とりあえず巡目別だけで取ったけれど、実際は副露数の違い(たくさん副露してる方が降りにくいので聴牌を崩されにくい)、親子別(親の方が押し気味なので、聴牌崩されにくい)、高さ別(高い手の方が押し気味なので、聴牌崩されにくい)
などの要素も加わってきそうですが、あまり分割しすぎるとデータ数が足らなくなるという弊害もあります。

ここではこれら3つのそれぞれの要素別に集計して、「係数」を求め、それらを全部掛け合わせる、といった方式をとることにします。つまり巡目と副露数と親子と高さがそれぞれ独立という仮定ですね。これをやって正しいかどうかは謎。

(副露数別係数)=(k副露の聴牌崩される率)/(全体の聴牌崩される率)
(親子別係数)=(親or子の聴牌崩される率)/(全体の聴牌崩される率)
(高さ別係数)=(kハンの聴牌崩される率)/(全体の聴牌崩される率)
(最終的な聴牌崩される率)=(巡目別聴牌崩される率)*(副露数別係数)*(親子別係数)*(高さ別係数)

なお、便宜上簡単のため、高さについては表ドラの枚数と役牌刻子の数と染め手かどうかをカウントするものとします。(トイトイ三色一通チャンタあたりはカウントしない)
150309-02.png
副露数別。
1副露だと7.2%ほど聴牌崩される率がある一方、3副露になると2.5%ほどまで減る。

親子別。
子だと5.8%、親だと4.7%の聴牌崩される率。あまり差は大きくない。

高さ別。
のみ手~2ハンなら7~8%あたりだが、3ハン以上になると2~1%まで急減する。


データを取るのは比較的簡単、これをシミュレーションに反映させるのがこれからのお仕事。
やや難しそうだが、がんばりましょう。
降り者から出る現物数
昨日の記事で、ノーテン者から出る現物数と降り者から出る現物数を一緒くたにしてるのはちょっとまずい、というのを書きました。
今日はその部分の修正です。

とはいえ、ベタ降り、というのを直接牌譜から観測するのは難しいです。なにをもって降りていると判断すればいいのかが難しいからです。
というわけで、既存のパラメータから降り者から出る現物数を推計してみることにします。
150308-01.png
150308-02.png
使うのは以上のパラメータ。
ベタ降り者の放銃率と通常ノーテン者のリーチ放銃率を比較して、その比較倍率とノーテン者から出る現物数分布を使って、降り者から出る現物数を計算します。

(巡目別比較倍率)=(巡目別ベタ降り者の放銃率)/(巡目別ノーテン者からのリーチ放銃率)
(降り者から現物がk(k=1,2,3)個出る確率)=(ノーテン者から現物がk個出る確率)/(巡目別比較倍率)
(降り者から現物が0個出る確率)=1-Σ(k=1,2,3)(降り者から現物がk個出る確率)

で、算出された降り者から出る現物数分布はこんな感じ。
中順くらいだと現物が増えない確率は98%~99%くらい。反対に現物が1個以上増える確率は1%~2%。
普通ノーテン者からは10%程度は現物が増えることが期待できるのとは対照的です。
(まぁ、そうなるように計算式を仕向けたというのもありますが。)
降り者からは現物はほとんど増えないということですね。

それを踏まえてシミュレータのコードを一部修正して、昨日のモデルケース2種をやり直すことにします。
150308-03.png
自分副露のみ手聴牌の時。

遅い巡目ではそんなに関係ないですが、早い巡目だと降り者から現物が増えない効果が出ています。
6巡目の放銃率(=ベタ降り失敗率)で他家普通なら8%のところ、他家降りだと11.5%ぐらいまで増えます。
けっこうショッキング。現物2個程度だと全然安心できない。

期待値では-1500点から-1900点へ変化。これはやばい。
6巡目リーチだと他家も向かってこれないことが多いので、他家は降り、ということになってこの-1900点という期待値になるのも十分あり得る状況と言えます。

他家が降りると、押しの方の期待値も下がるのですが、降りの期待値が下がる方が大きいので、判断としては通常時よりやや押し気味ということになります。
150308-04.png
自分3ハン完全一向聴のとき。

これも同様ですね。
早い巡目で他家が降りると自分降りの期待値がかなり下がる。
押しの期待値は逆に上がるので、結果的に判断はかなり押し気味になります。
他家が降りるかどうかはかなり重要になってきます。

実際に何をもって他家は降りていると判断するかは、また別問題で難しそうです。
巡目的に早いリーチとか、
点数状況的にその他家が現在上位着順だが、振ったらラスに落ちる状況とか、
一発目に手出しで真ん中の数牌現物を切ってきた場合とかが該当しそう。(連続手出し現物切りならより確実か。)
そういうのがあれば他家は降りていると判断して、上述のようなプラスアルファ効果を押し引き判断に加えることはあり得そうです。
他家挙動と押し引き
3日前の記事で、他家が降りてくれることが期待できるなら両面4ハン手をリーチするのが有効な場面は多いという話をしました。
他に局期待値に影響が大きい状況として他家リーチに押すか引くかという押し引き判断があります。
他家リーチに対してリーチ者以外の他家のふるまい方(通常の非リーチ面前者としてのふるまいをするか、完全に降りてしまうか)によって自分の判断が変わってくることはあるのでしょうか。

ここでは2つほどモデルケースを置いて、どのように和了率等各数値が変わるかを見てみます。

・ケース1
自分子副露両面聴牌に子のリーチ(一発順ではない)
押す牌無筋2378
降りるとき現物数2個1副露
150307-01.png
早い巡目では、押した場合も降りた場合も他家が降りた場合も期待値が下がります。
6巡目で見てみると
 ツモ和了 ロン和了 放銃 被ツモ 横移動 聴牌流局 不聴流局 期待値
自分押し他家普通 0.1554 0.2939 0.2268 0.1794 0.1366 0.0079 0 -764.09
自分押し他家降り 0.2226 0.2414 0.2572 0.2222 0.0281 0.0285 0 -937.71
自分降り他家普通 0 0 0.08 0.4284 0.3657 0 0.1259 -1532.13
自分降り他家降り 0 0 0.0868 0.4798 0.0684 0 0.365 -1808.99

自分が押した場合、他家が降りると和了率は微増、放銃率微増、被ツモ率増、横移動率大幅減、流局率微増
自手が安いので、和了率がやや増える影響より、放銃率と被ツモ率が増える影響の方が強そうです。

一方、自分が降りた場合、他家が降りると放銃率微増、被ツモ率増、横移動率大幅減、流局率大幅増
ベタ降り失敗率の増加と被ツモ率増加の影響で他家に降りられたら困ると。
(ここまでやってきて、他家降りの場合の現物増える数が普通ノーテン者が出す現物数と同じになってるのに気付いた。ちょっとまずい。それも加味すればベタ降り失敗率はより増えるでしょう。とりあえずこの点については今日のところは放置しておく。)

また、遅い巡目になってくると今度は逆に他家が降りてくれた方が期待値は上がります。
15巡目で見てみると、
 ツモ和了 ロン和了 放銃 被ツモ 横移動 聴牌流局 不聴流局 期待値
自分押し他家普通 0.103 0.1826 0.2445 0.1362 0.0846 0.2491 0 -827.53
自分押し他家降り 0.1291 0.1325 0.2489 0.1277 0.0203 0.3415 0 -694.22
自分降り他家普通 0 0 0.0365 0.197 0.128 0 0.6385 -1453.06
自分降り他家降り 0 0 0.0158 0.1677 0.0316 0 0.7849 -1214.89

和了率・放銃率・被ツモ率はそこまで変わらず、流局率が大幅に増えます。
流局率が増える分と、流局時のノーテン罰符が他家が降りるとよくなる分、期待値も増えるというからくりでしょう。

どちらにしてもこのケースだと押しにも降りにも同程度の効果が見込まれるので、他家が降りるかどうかによって自分の判断が変わることはそんなになさそうです。

・ケース2
自分子平和ドラ1完全一向聴に子のリーチ(一発順ではない)
初手と聴牌時に押す牌共に無筋2378
降りるとき現物数2個0副露
150307-02.png
巡目が遅い時は押し降りともに他家が降りると期待値が増えるのはケース1と同じです。

目を引くのは巡目が早い場合。自分降り他家降りだと期待値が減る(これはケース1と同じ)一方、自分押し他家降りだと逆に期待値が増えています。
6巡目で見ると、
 ツモ和了 ロン和了 放銃 被ツモ 横移動 聴牌流局 不聴流局 期待値
自分押し他家普通 0.0626 0.1171 0.329 0.268 0.2037 0.0176 0.002 -1403.17
自分押し他家降り 0.1082 0.1129 0.3682 0.2942 0.041 0.0654 0.0101 -1272.78
自分降り他家普通 0 0 0.0608 0.4435 0.3596 0 0.1361 -1456.21
自分降り他家降り 0 0 0.0667 0.4789 0.0703 0 0.3841 -1686.66

押した場合、他家が降りると放銃率と被ツモ率が増えますが、和了率も増えます。
自分がまだ一向聴なので、他家には降りてもらって局面長引くのは歓迎といった感じ。
自分にそこそこの打点があるので、4%くらい和了率増えるのが結構大きいということでしょうか。

このケースでは押しにプラス効果、降りにマイナス効果で真逆なので、
他家が降りるかどうかで自分の押し引き判断にも影響を与えそうです。
他家普通の場合、分岐点になる5~7巡目くらいなのに対し、
他家降りの場合、分岐点になるのが、9~10巡目くらいに遅れます。
この3巡くらいの差は結構大きそうです。

なので、この場合は他家の動向も注視しながら押し引きを決めましょう、って感じです。
自手と先行リーチ者だけでも難しいのに、これに他家の動向も絡んでくるとより複雑になってきそう。
両面4ハン手リーチorダマその3・オーラス順位補正加味
昨日の続き。
オーラスに順位が低いと和了率が下がる効果も見込めば段位pt的にどうなるかを見てみます。

以下、ポイント配分は5段配分とし、南3局他家動きなしとします。
オーラスに和了率補正を付けるケースは0.02とします。(ラス目の和了率-6%相当。)

まずは30000点・27000点・23000点・20000点の並びの場合。
150306-01.png
子のケース。
もともとトップなので、リーチして上がりを逃してもトップでオーラスを迎えられるケースが多い。
もちろん他家に和了されれば順位が落ちるわけですが、リーチしてもダマにしても被和了される確率は大して変わらない。

ゆえに、オーラス和了率補正を考慮しても、リーチしようが、ダマにしようが、判断は大して変わらない、と。
どちらにしても微差ダマ寄りか。
150306-02.png
親のケース。

子の時よりはオーラス和了率補正の効果がちょっと強い。補正なしと比べて1pt差くらいいい。
けれど、この補正はリーチでもダマでも同程度つくので、やっぱり判断としてはさほど変わらなくなってくる。

勝っているときはダマの方が無難ですよと。

次は自分20000点・30000点・27000点・23000点の並び。
150306-03.png
子のケース。

この場合だと、補正ありで、リーチはちょっと下がり、ダマはちょっと上がるので、少し判断としては微妙さを帯びてくる。
それでも、もともとのリーチ・ダマ差を覆すほどではないか。
せいぜいダマ有利の巡目が2巡早まる程度。

早い巡目なら5ptというそこそこ大きな差があるので基本はリーチでいいでしょう。
150306-04.png
親のケース。

上がった時の暫定トップの影響と、上がれなかった時の暫定ラスの影響がほとんど打ち消しあって全体として微妙。
上がっても南3局が続く(その可能性はかなり高い)ので、相対的に子の時と比べてオーラスの影響が薄くなっている。

どちらにしても微差ラスの親ならリーチとダマは微妙な判断になりそうです。

最後に10000点・40000点・30000点・20000点の並び。
150306-05.png
150306-06.png
このケースはリーチしようが、ダマにしようが、下位順位でオーラスを迎えるのは変わらないので、
オーラス和了率補正があってもなくてもさほど変わらないでしょう。

リーチとダマが10pt位の差があって、この差を埋めるのはひどく困難なように感じます。


全体として「オーラスラス目の和了率が低い」ということは、リーチダマ判断への影響はそこまで大きくない印象です。
補正があればオーラスラス目で迎えることは-8ptほどの損失になりますが、
リーチとダマで上がれる確率or上がれない確率の差は10%ほど。
なので南3局(20000点持ちで上がればトップ上がれなければラス)から見れば、-8×10%で-0.8pt程度の差。
この程度の影響なら4ハン手のリーチダマ判断の差のほうがはるかに大きいケースが多そうです。

・今日の出来事
同一半荘で、ダブルリーチと槍槓を両方上がれた。珍しいこともあるもんだ。
オーラスの和了率補正とラス回避
天鳳ルールではオーラスラス目には厳しく打つので、南3局のラス目両面4ハン手はダマ寄りになるのではないか、
というコメントを頂きました。

確かにオーラスをラス目で迎えると和了率が下がる傾向にあります。
オーラスの挙動その5・トータル和了率と点数
(↑も参照のこと。)
なので、ラス目からの逆転率が下がりそうなのは予想がつきます。

実際のシミュレーションでその和了率が下がる分を加味するとどうなるかをやってみます。

オーラスの和了率の調整の仕方ですが、
(5-2*(その人の順位))*(和了率補正)
を各プレイヤーの和了率に増減させます。

例えば、和了率補正を0.01とした時は、トップ者の和了率+3%、2位者の和了率+1%、3位者の和了率-1%、ラス者の和了率-3%、といった具合になります。

各順位の補正率をそれぞれのツモ和了率・ロン和了率への割り振りは単純に全部4分の1にします。
トップ者のツモ和了率+3/4%
2位者からトップ者へのロン和了率+3/4%
3位者からトップ者へのロン和了率+3/4%
ラス者からトップ者へのロン和了率+3/4%
…みたいな感じで。

打点については補正しないものとします。(トップ者もラス者も同じ得点分布。そこをいじるのは難しいので。)
被和了時リーチ率と流局時聴牌率も通常通りとします。

これを踏まえて、自分北家20000点持ち・30000点・27000点・23000点の並びでオーラスを迎えた時、
和了率補正を変えながら各順位率とかを見てみます。

150305-01.png
補正なしだと39%はラス抜けできる(自分の和了以外に高い手の横移動でもOKなケースがある。)一方、
補正0.02(ラス者の和了率-6%、東風荘データの実測に近い。)だとラス抜け率33%まで落ちる。
2位以上率11%と5%くらい補正なしと比べて下がる。

段位pt(5段配分)で言うと、補正なしと補正0.02で-8ptも違います。これは極めて大きいと言えそうです。


この結果を踏まえて、改めて両面4ハン手のリーチ判断をまた明日やってみますか。
他家の挙動と両面4ハン手
昨日の結果は、両面4ハン手は大体リーチ有利、というものでしたが、
よくダマ擁護論で耳にするのが、リーチすると他家が降りてしまうからダマで拾うというもの。
確かにせっかくのチャンス手を降りられて流局はつまらないですからね。

では、リーチをかけると他家が完全に降りてしまう仮定を置いてみます。
(普通リーチなら平均で1人攻めだが。)
150304-01.png
確かにリーチして他家が降りてしまうと和了率にして20%程度の低下になります。
それでも9巡目で5割はツモれるのだからやはり両面は強いです。
150304-02.png
局期待値。
和了率では普通のリーチと全員が降りた場合で10%ほど差がありましたが、
リーチツモなら跳満確定ということもあり、むしろ他家には降りてもらった方が、局期待値ではよくなる、と。
150304-03.png
親番の局期待値。
親リーチだとより他家が降りる傾向は強く、流局になってしまった時のダメージも大きいでしょうが、
それでもまだ他家には降りてもらった方がよいと。

これに点棒状況も加味した場合。
点棒状況によっては満貫も跳満も順位への寄与度がそんなに違わないケースもありますからね。
150304-04.png
子供で、30000点持ちのケース。

東場・南3局ともまだ他家には降りてもらった方がいい。
特に南3局で親に降りてもらえれば、たとえ流局でもトップ目でオーラスを迎えられるのでおいしい。

とはいえ、負けてる親は攻め返してくる可能性が高いので、そううまい状況も少ないでしょうけれど。
150304-05.png
親の場合。

たとえ、南3局トップ目で跳満の価値が低くても、他家が降りてくれるならリーチも十分あり得るというところでしょうか。
150304-06.png
次に自分が20000点持ちで負けてる時。

特に早い巡目なら他家が降りてきそうでもリーチはかなり有力です。
親が勝ってるなら降りてくれることもある程度は期待できる。

もともと負けているのですから、ツモ率5割でトップに立てるギャンブルも悪くないです。
150304-07.png
20000点持ちの親で負けてる時。

微差で、ラス目の親リーチに逆らってくる人は少ないでしょう。
ならば降りてくれることが十分期待できそうです。

たとえ、和了率が下がっても他家が降りてくれることは十分メリットになりえます。
ツモ率5割に賭ける手は十分ある。
両面4ハン手リーチorダマその2
前にも両面4ハン手をリーチするかダマにするかはやったので、くどいようですが、
そういう場面に遭遇する機会は多く、かつ上がりに近い段階で高打点なので、成績に与える影響は大きいと言えます。

なので、いろいろな点棒状況で遊んでみるのには価値があると思われます。
まずは30000点・27000点・23000点・20000点の並び。
以下では、待ちはすべて両面36,47待ちとします。
150303-01.png
子供の場合。
東場なら局期待値で勝るリーチの方がいいが、半荘の終わりが近づくにつれ、より確実なダマが平均順位ではよくなりそう。
打点の高さもそうですが、他家の親番が1回つぶれるのも大きい。
150303-02.png
親番のとき。
さほど、子の時と変わらないか。
ダマでも打点十分で、上がっても局が消化されないという違いはありますが。
若干、東場のリーチの優位度が高いか。

次に40000点・30000点・20000点・10000点の並び。
これならさらに打点を上乗せするメリットが小さいので、確実そうなダマがいいかな…
150303-03.png
子供の場合。
30000点持ちのケースと比べて、リーチダマ間の差が小さい。
すでに大勢は決しているので、どちらに転んでもダメージが少ないということだろうか。
150303-04.png
親の場合。
東場からダマとリーチが拮抗している。ダマ12000点もリーチ6000オールもどちらでもトップを決定づける上がりには変わらないですからね。

次に20000点・30000点・27000点・23000点で負けてる時。
一番順位争いがシビアになりそうな得点帯。
150303-05.png
子供の場合。
勝ってる時以上にリーチダマ間の差が大きい。成績に直結しそうな感じです。
序中盤ならリーチ、終盤ならダマという展開が多いか。
150303-06.png
親の場合。
やはりリーチ有利なところが多いか。
ダマ12000点も大きいですが、まだ親かぶりでまくられる圏内。
ならばリーチツモで6000オールで安全圏に逃げたいということか。

最後に10000点・40000点・30000点・20000点で大負けの時。
もはやこうなってしまってはダマで確実に…なんて言ってる場合じゃねぇ。
150303-07.png
150303-08.png
はい、大差でリーチの方がいいですね。

どちらにしてもリーチにするかダマにするかで平均順位の差が0.1つくことはよくあります。特に負けてる時。
判断一つで変わるものとしては非常に大きな差です。(割とはっきりしている押し引き判断みたいな)
これは判断を間違えたくないところですね。
ラス前の攻防
150228-03.png
一昨日のっけたこれ。
どうしても気になったので、調べてみる。

5s引きでカン6s
6s引きで5s片上がり(便宜上、両面14,69のタンヤオ片上がりと同等とみなす。)
発引きで発バックのシャボ待ち
いずれも1000点。
他家リーチに無筋は押さないものとする。降り移行時、現物数2個。

4巡目で、
順目 ツモ和了 ロン和了 放銃 被ツモ 横移動 聴牌流局 不聴流局 期待値 半荘収支 平均順位 段位pt トップ率 2位率 3位率 ラス率
4 0.0417 0.0784 0.0748 0.2701 0.31 0.024 0.201 -1243.33 6.50256 2.1842 23.4525 0.1939 0.4804 0.2733 0.0524

上がり率12%。4巡目1000点の仕掛けでこの数値は切ない。
局期待値も-1243点と対子リーチのベタ降りとそんなに差がない。

2sスルーして面前で進めても-1243点くらいなら上回れそうな気がする。
というかそうと信じたい。

こんな仕掛けでも平均順位で2.18くらい見込めるのがむしろすごい。


後々付けの話は置いといて、この点数状況でふつうのタンヤオの完全一向聴の手をもらったとき、チーテンポンテン取るタイミングは早くなるんでしょうかね。
どうしてもラスは回避したい心理が働くので、かなり早くから鳴いちゃいそう。
反面、面前でテンパイできれば偶発役1個で暫定トップになれるという状況ではあります。
150302-01.png
局期待値で8巡目あたりが分岐点になるのはいいとしましょう。
重要なのは点棒状況です。
150302-02.png
段位ptで比べると、やはり鳴きは早めるほうがよさそう。巡目遅くなって親リーチが入るのが一番いやですからね。

6巡目で比べると、
聴牌 トップ率27%、2位率55%、3位率15%、ラス率4%
スルー(鳴かない) トップ率34%、2位率39%、3位率22%、ラス率6%

スルーすればトップ率はそこそこ上がるが、やはりラス率の上昇は気になる。


なぜか今日になって記事検索機能が復活した。昨日のはたまたまか。
自分愚形聴牌VSオーラス絶対攻めてくる親
普通のオーラス上がりトップで愚形聴牌を張ったときは即リーチがいいとされています。
150301-01.png
自分(南家)30000点・27000点・23000点・20000点(親)の並びで、高い場の仮定。
両面変化したら役有りのダマ聴牌とします。
他家リーチにダマや一向聴から無筋は押さないとします。

平均順位では即リーチのほうがいいですね。
即リーチ打てば9巡目で、和了率36%放銃率13%トップ率60%2位率28%3位率6%4位率6%
ダマると和了率27%放銃率8%トップ率50%2位率40%3位率6%4位率5%
ラス率の増加はわずかでトップ率が10%も上がる。天鳳ルールでもリーチでしょう。

しかし、ラス目の親は100%攻めてくるでしょう。
平場でも愚形リーのみをかけて一番怖いのは親の追っかけ。
ラス目の親はどんな形からでも攻めてくるので、通常よりリーチの脅かし効果が薄いでしょう。
これも考慮に入れるとまた結果も変わってきそうな気がします。

追加の仮定
・親はツモ切り
・親のリーチ発生率2倍

鳴き発生率・ダマ和了率は考えると難しいので、通常通りとします。
「親のリーチ発生率2倍」についてもてきとう。
オーラスの挙動その2・リーチ発生率
↑で見た時は通常時の2倍まではいかなさそうな感じだが、まぁとりあえず2倍で。

150301-02.png
この条件でやってみると、
むしろ即リーの条件がよくなっています。

即リーチ打てば9巡目で、和了率45%放銃率13%トップ率61%2位率27%3位率6%4位率6%
ダマると和了率25%放銃率8%トップ率46%2位率44%3位率6%4位率5%

ツモ切ってくれる他家がいて、リーチ発生率は2倍とはいっても高々8%程度。
親リーが入る前に上がり牌が出る展開の方が多そう。
先制リーチの強さがよくわかります。

これでも親が確実に攻めてくるのに即リーチ有利とは…
それならもっと悲観的な仮定
・「親はツモ切り」を外す

単にリーチ発生率を2倍しただけだとどうなるか。
150301-03.png
即リーチ打てば9巡目で、和了率35%放銃率14%トップ率56%2位率30%3位率6%4位率7%
ダマると和了率24%放銃率7%トップ率45%2位率45%3位率5%4位率5%

ラス回避の観点からダマもありえると言えばありえますが、即リーチに十分メリットがあると言えるでしょう。

なお、手を遅らせる一向聴戻しは論外な模様。打点は必要ではないですからね。


fc2ブログのブログ内記事検索がうまく働いてくれていない。
この前までは普通に検索できてたのにおかしいなぁ…。
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