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ラグに関する考察・数式編
ネット麻雀で鳴きが入りうるときにかかる「ラグ」。

本当に鳴きがありうるときにもかかりますし、鳴きがないのにかかることもあります。
ここでは前者を「真ラグ」、後者を「偽ラグ」と呼ぶことにしてこれらが起こる確率を見ていきたいと思います。
数牌の場合、チーの真ラグもあるので、ちょっと難しいです。(上家から自分が鳴けない牌でラグがかかれば、字牌と同じように考えることもできますが。)
以降では分かりやすい字牌のラグ(ポンの真ラグか偽ラグ)について考えていきます。

まずはラグがかからなかったとき。
この時は字牌対子を持ってる人がいない…と考えたいところですが、
鳴きなしボタンを押されていると対子・暗刻で持たれていてもラグがかかりません。
打ち手が鳴きなしボタンを押してる確率が分からないので、
字牌対子持ちがいる確率も分からない、なんともいえないというところでしょう。

本題。
自分で1枚持ち生牌字牌にラグがかかった時。さらにラグがあったにも関わらず動きがなかった場合。(動きがあったらラグ読みは関係なくなる。)
この場合、対子・暗刻で持ってる他家がいれば真ラグ、いなければ偽ラグということになります。
ではその確率は?

まず以下の事象を定義します。
・X…(1枚持ち生牌字牌が切られた時)ラグがかかる事象
・A…(1枚持ち生牌字牌が切られた時)対子・暗刻で持ってる他家がいる事象
・B…(1枚持ち生牌字牌が切られた時)ポンされない事象

すると、求めたい「ラグが真ラグである確率」は下の(1)式左辺のような数式になります。
(Prは確率を表す。)
X(ラグがかかる)かつB(ポンされない)条件のもとでのA(対子暗刻持ち他家あり)の確率です。

このままでは何とも言えないので、ベイズの定理を使います。
すると、(1)式~(2)式のように変形できます。
(Aの右肩のcは捕事象、該当する事象が起こらない事象)
140717-01.png
(1)式→(2)式への変形は
Pr(X∧B|A)についてはA(対子暗刻持ち他家あり)の条件下では必ずX(ラグがかかる)が起きるので、X∧Bの確率はBの確率と等しくなります。
Pr(X∧B|A^c)についてはA^c(対子暗刻持ち他家なし)の条件下では必ずB(ポンされない)が起きるので、X∧Bの確率はXの確率と等しくなります。

(2)式右辺の各項目を見ると、Pr(A)、Pr(A^c)、Pr(B|A)についてはラグに関係ない数値なので、牌譜から調べることができます。
残るPr(X|A^c)、つまり対子・暗刻で持ってる他家がいないのにラグが発生する確率(偽ラグ発生率)については、観戦で何試合か見ることである程度の数値を見積もることができるんじゃないかな、と思ってます。鳴きなしボタンとは関係ない話なので。

なので、字牌ラグが真ラグである確率は求められるはず…です。今のところ仮説の段階ですが。
偽ラグ発生率さえ分かれば。
これから実際に数値を求める作業をやってみます。
対二人リーチ押し引き表(副露)
自分が副露の場合。
・条件
上家と下家がリーチ(上家は一発巡)
聴牌即リーチ・全押し
一向聴の時、聴牌時切る牌筋2378。
ベタ降り時現物数1個。

・表の説明
○2行目
巡目。
・「序」…4~6巡目
・「中」…7~12巡目
・「終」…13~15巡目

○2列目
ハン数と自手の形
・「完全」…20枚受けの完全一向聴
・「良良」…16枚受けの両面×2一向聴
・「良悪」…16枚受けで良形悪形半々の一向聴(両面+リャンカンや両面+カンチャン対子)
・「悪悪」…12枚受けの悪形確定一向聴(カンチャン+リャンカンやカンチャン+カンチャン対子)

○各マス目
高確率で押すべき。押しの期待値が降りの期待値をおおむね500点以上上回っている。簡単には逆転しない差がついている。
オレンジどっちでもいい。押しの期待値が降りの期待値をおおむね上回っている。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
どっちでもいい。押しの期待値と降りの期待値が同程度。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
黄緑どっちでもいい。押しの期待値が降りの期待値をおおむね下回っている。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
高確率で降りるべき。押しの期待値が降りの期待値をおおむね500点以上下回っている。簡単には逆転しない差がついている。

副露で初手現物なら現物だけ押して後の危険牌は押さないとかの選択もあって微妙なので、
初手現物から初手筋19(1家あたり放銃率1~2%)に変えてみる。
(この場合も選択が残るのだけど、それはのちの検討課題とする。とりあえず全ツ条件で。)

140716-01.png
全員子の場合。
聴牌ならリーチとさほど変わらず。

一向聴なら上家はリーチしてる条件なので、わりかしチーしやすい状況。
というわけで、一向聴でもちょっと押せるケースがある。
序盤完全一向聴の和了率で13%ほど。(ただし、放銃率は20%over)
厳しいことには変わりないですが。
140716-02.png
自分親の場合。
初手筋・満貫・完全一向聴なら押せる!(上家がリーチ者なら)
140716-03.png
親がリーチしてる時。
こんなもんかなぁ、という感じ。あまりぱっとしない感じ。
対二人リーチ押し引き表(面前)
対二人リーチの押し引き表

・条件
上家と下家がリーチ(上家は一発巡)
聴牌即リーチ・全押し
一向聴の時、聴牌時切る牌筋2378。
ベタ降り時現物数1個。

・表の説明
○2行目
巡目。
・「序」…4~6巡目
・「中」…7~12巡目
・「終」…13~15巡目

○各マス目
高確率で押すべき。押しの期待値が降りの期待値をおおむね500点以上上回っている。簡単には逆転しない差がついている。
オレンジどっちでもいい。押しの期待値が降りの期待値をおおむね上回っている。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
どっちでもいい。押しの期待値と降りの期待値が同程度。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
黄緑どっちでもいい。押しの期待値が降りの期待値をおおむね下回っている。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
高確率で降りるべき。押しの期待値が降りの期待値をおおむね500点以上下回っている。簡単には逆転しない差がついている。

140714-01.png
全員子の場合。
良形のみ手で初手無筋なら微妙~やや降り有利あたり。
愚形のみ手ならはっきり降り有利。愚形満貫でもはっきり押し有利とはならず。放銃率10%×2の牌を打つことの厳しさがよく分かる。
一人リーチの時よりは降り気味の結果。

一向聴の時はもっとひどい。真っ青で、現物以外ほとんど押せない。序順でも和了率10%を切ってるので、上がりはほぼ絶望的といってもいい。素直に脇の二人に任せておきましょう。
140714-02.png
自分親の時。
子のときよりはマシだが、それでも初手無筋のみ手愚形は厳しい。

一向聴の時も大分厳しい。
一人リーチのときは3ハン以上・良形確定・序順なら押し有利だったのが、
二人になるとはっきり押し有利になるところがない。4ハン・完全一向聴・序中順・押す牌が2枚とも筋(もしくは1者に無筋1者に現物)でようやく押しを考えるくらい。それでも10%以下の和了率を拾うのは厳しい印象。
140714-03.png
リーチ者に親がいる場合。(自分北家)
良形なら2ハン初手筋か3ハンあれば押せるので、案外押しても大丈夫そう。
愚形や一向聴の時はきっついですけど。
二人攻め・押した時の期待値
二人リーチに対して押した場合は?
140713-01.png
初手現物の両面待ちなら和了率35%に放銃率15%。特に出上がり率が高い。
放銃率の倍以上和了率があるので、十分勝負になりそう。
140713-02.png
これが初手(両者に)無筋になると放銃率30%。
和了率とほぼ並びなので結構きつい。
放銃のうち2/3は初手無筋切りの放銃なので、一発にも気を使う必要があるでしょうね。
140713-03.png
全員子でのみ手両面追っかけの期待値。リーチ者のうち一人は一発があるものとする。
初手筋までなら押せそうだけど、無筋だと微妙か。

こんな感じで期待値を出しつつ、また押し引き表でも作ってみますか。
二人攻め・ベタ降り期待値
今日から二人から攻撃(主にリーチ)が来た時の押し引きを見ていきます。

今までのプログラムをちょっとだけ変更する必要があります。

・ベタ降り時現物が増える数について。今までは一人リーチを想定してちょうど1順たった後の現物が増える数で見てきたのですが、二人リーチで二人ツモ切りだとちょっと合わない。なので、各プレイヤーの打牌後ごとに聴牌・ノーテン別に現物数を増やす操作を入れるように変更します。

・自分が打った牌が当たる確率について。かなりルーズというかてきとーな作りをしていて、二人目以降に打つ牌は一人目と独立と仮定して作っている。普段はそこまで問題ないだろうが、初手と聴牌時に切る牌を指定しているときはちょっとまずい。
両方に無筋とか設定したいのに、問答無用で二人目はランダムに設定されてしまう。二人目以降の指定もちゃんとできるように修正する。

上記のうち一つ目は修正を終えたので、とりあえずベタ降り期待値を見てみます。

二人リーチの場合一人リーチと比べて、(初期現物数が同じなら)二人がツモ切ってくれるので、現物の増える確率が高くなり、現物が尽きるケースが少なく、リーチへの放銃率が低くなります。
また、二人でツモ切りあってくれるので、横移動率が増えます。
また、不聴面前者が二人から一人になるので、ダマへの放銃も減ります。

というわけで、一人リーチの時に比べてベタ降り期待値は増えるだろうことが予想されます。

140712-01.png
実際に見てみると、
自分子の場合、一人リーチならベタ降り期待値-1400~-1500点。(従前よりややベタ降り失敗率が増えて、期待値が減ってる。)
対子二人リーチならベタ降り期待値-1000~-1100点なので、確かに増えてくれてます。
ただし、流局間際は聴牌者が増える関係で、ノーテン罰符が増えるので、期待値が逆転します。

ということは押したときに二人リーチ時に自分の和了率も減ることからかんがみれば(押した時の期待値が減る)、早い巡目ならより降りに有利に働いてきそうです。
遅い巡目なら降りの期待値も押しの期待値も減るので、なんともいえないところです。
次回以降に見ていきましょう。
くっつきと手替わり待ち
聴牌取らずの手替わり待ちってあまり得意でない私。
大体何も考えずにリーチしちゃう。

とりあえず根拠になるものが欲しいから調べてみる。
前回までに三面張を調べてたのは4連形くっつきを調べたかったから。
140710-01.png
よくあるくっつき一向聴に取れるケース4種類。手替わり待ちならいずれも1m切り。
どのぐらいから即リーチ有利で、どこまでが手替わり待ちをすべきか。

普通くっつきの場合。両面変化4種。愚形は聴牌取らずとする。
単純計算で聴牌が8~9巡遅れるから「科学する麻雀」的には1巡目から打点2倍のためには待っていいことになる。
140710-02.png
平和がない(良形になっても打点上がらず)なら1巡目でも手替わり待てない。
平和があるなら手替わりを待てるボーダーラインは1~4巡目くらい。

4連形1つくっつきの場合。三面張変化2種(ただし、1種フリテン)、両面変化4種。愚形は聴牌取らずとする。
単純計算で聴牌が5~6巡遅れるから「科学する麻雀」的には7巡目から打点2倍のために待っていいことになる。
140710-03.png
平和がないなら1巡目なら手替わりを待てるか。それ以降はちょいと苦しい。
平和があるならボーダーラインは6巡目くらい。

4連形2つくっつきの場合。三面張変化4種(ただし、1種フリテン)、両面変化4種。愚形は聴牌取らずとする。
単純計算で聴牌が4~5巡遅れるから「科学する麻雀」的には7巡目から打点2倍のために待っていい、1巡目から良形変化のために待っていいことになる。
140710-04.png
平和がないなら手替わりを待てるボーダーラインは5~7巡目。これならそこそこ現実味のある数値。
平和があるなら手替わりを待てるボーダーラインは8~10巡目。けっこう手替わり待ちを望める範囲が広くなってる。

赤含みくっつきの場合。両面変化2種、1ハンUP両面変化2種、1ハンUPカンチャン変化2種、1ハンUPシャボ変化1種。
赤を含まない愚形は聴牌取らずとする。
この場合は愚形もあるので、「科学する麻雀」の内容だけではすぐには答えが出ない。
140710-05.png
大体4連形2つの場合に近いですね。
中盤までは手替わりを待ってもいいと。
三面張がらみの押し引き表(副露ver.)
前回に引き続き、三面張がらみで副露の場合の押し引き表

・条件
相手は一人リーチ(一発はなし)、後二人は動きなし。
先行リーチ者は下家で自分の受けは先行リーチ者の現物・筋ではないとする。(上家からチーできる牌がくる確率はリーチロン率に相当)
初手・聴牌時ともに無筋2378。
押す時は聴牌即リーチ・全押し。
降りた時の初期現物数2枚。

・表の説明
○2列目×1行目
自分の一向聴の手の形を表す。
例えば、縦のライン「三面張」と横のライン「両面対子」がクロスするブロックは三面張+両面対子の形の一向聴をあらわす。
両面は両面36,47、リャンカンは両無筋リャンカン357、カンチャンは無筋カン37とする。
なお、愚形からの両面手替わりや単独塔子×2一向聴からの縦引きなどの手替わりは考慮しない。

○2行目
巡目。
・「序」…4~6巡目
・「中」…7~12巡目
・「終」…13~15巡目

○3列目
自手の打点。
良形確定の2ハン以上は平和込みのハン数、横引き聴牌時ロン30符ツモ20符、縦引き聴牌時1ハンダウンのロン40符ツモ30符とする。
愚形残りの場合は平和は複合しないものとし、常にロン40符ツモ30符とする。

○各マス目
高確率で押すべき。押しの期待値が降りの期待値をおおむね500点以上上回っている。簡単には逆転しない差がついている。
オレンジどっちでもいい。押しの期待値が降りの期待値をおおむね上回っている。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
どっちでもいい。押しの期待値と降りの期待値が同程度。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
黄緑どっちでもいい。押しの期待値が降りの期待値をおおむね下回っている。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
高確率で降りるべき。押しの期待値が降りの期待値をおおむね500点以上下回っている。簡単には逆転しない差がついている。


140709-01.png
自分もリーチ者も子の場合。
面前時よりも少し攻められる範囲が広がる。
それでも一向聴から攻めるなら3ハン以上は欲しいところ。

ただし、通す牌が2枚とも無筋で、受けが全く現物でも筋でもないという、押す側に厳しい条件をつけてるので、
実際は押す牌が1枚くらい筋牌だったり、受けの一方が現物待ちだったり、リーチ者が上家(ツモ切ってくれるのでチーしやすい)だったりすればまた少し変わるかも。

9巡目完全一向聴2ハンの条件だと、当初の条件に比べて
押す牌が1枚筋牌→期待値+200点
両面受けの一方が現物待ち→期待値+250点
リーチ者が上家→期待値+400点

特にリーチ者が上家の場合の期待値プラスが大きく、微妙→やや押し有利とかやや押し有利→押し有利と1段階分くらい結論が変わることがそれなりによくありそうです。
140709-02.png
自分が親の場合。
良形確定ならかなり押せる範囲が広い。
もっと押す側にいい条件がついてるならなおさら。

人のを観戦してる時、鳴いてまだ一向聴でこの後降りる確率が高そうなのに、鳴いて手牌を短くする(ポンで現物が2枚減るときはなおさら)のはあんまり理解できないなぁと思いながら見てることが多いんですが、考えを改める必要があるかもしれないですね。
一向聴で無筋2枚とかだと大体ベタベタに降りちゃってますから。ちゃんと押せるときは押さないと。

140709-03.png
リーチ者親の場合。
さすがに苦しい。
序順・満貫・良形確定の3条件が欲しいところ。
三面張がらみの押し引き表(面前ver.)
三面張にからむ面前時の押し引き表。

・条件
相手は一人リーチ(一発はなし)、後二人は動きなし。
初手・聴牌時ともに無筋2378。
押す時は聴牌即リーチ・全押し。
降りた時の初期現物数2枚。

・表の説明
○2列目×1行目
自分の一向聴の手の形を表す。
例えば、縦のライン「三面張」と横のライン「両面対子」がクロスするブロックは三面張+両面対子の形の一向聴をあらわす。
両面は両面36,47、リャンカンは両無筋リャンカン357、カンチャンは無筋カン37とする。
なお、愚形からの両面手替わりや単独塔子×2一向聴からの縦引きなどの手替わりは考慮しない。

○2行目
巡目。
・「序」…4~6巡目
・「中」…7~12巡目
・「終」…13~15巡目

○3列目
自手の打点。
良形確定の2ハン以上は平和込みのハン数、横引き聴牌時ロン30符ツモ20符、縦引き聴牌時1ハンダウンのロン40符ツモ30符とする。
愚形残りの場合は平和は複合しないものとし、常にロン40符ツモ30符とする。

○各マス目
高確率で押すべき。押しの期待値が降りの期待値をおおむね500点以上上回っている。簡単には逆転しない差がついている。
オレンジどっちでもいい。押しの期待値が降りの期待値をおおむね上回っている。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
どっちでもいい。押しの期待値と降りの期待値が同程度。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
黄緑どっちでもいい。押しの期待値が降りの期待値をおおむね下回っている。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
高確率で降りるべき。押しの期待値が降りの期待値をおおむね500点以上下回っている。簡単には逆転しない差がついている。
140707-01.png
自分も相手も子の場合。

パッと見、目を引くのは三面張がらみ序順4ハン手で赤色になってるところ。早い巡目なら和了も十分見込め、多少危険でも押す価値はある。
三面張含み良形確定4ハンなら中順でもオレンジ色で、やや押せる。

逆に中順以降2ハン以下だと三面張があっても緑~青色で、形の良さだけで押し込むには苦しい。

一般的にはやはりカンチャン→両面の変化の方が、両面→三面張の変化より効果が高い。
両面→三面張の変化だと大雑把に言って1段階程度押しに有利に傾く感じ。

140707-02.png
自分が親の場合。

特に序順では押せる範囲が大幅に広がる。自分の和了が十分見込めるのと、降りた時の被ツモ率が高く、被ツモ失点が大きく響く。どんなひどい形で押しても最悪でも放銃率は40%超えることはなく、放銃失点6000点が被ツモ失点4000点に変わるだけだし。

序順三面張含み良形確定ならのみ手でも赤色。形の良さだけで押せる。
3ハン以上なら三面張でなくてもけっこう押せる範囲が広い。

中順なら3ハン以上三面張含み良形確定や完全一向聴が確実に押せる目安。
140707-03.png
リーチ者が親の時。
被ツモ失点も痛いが、放銃はそれ以上に痛い。

ほとんど真っ青に染まって押せない。
その中で序順・三面張含み完全一向聴・4ハンと3条件がそろえば赤色で押せる。
1条件でも欠けるときつい。
三面張基礎データ
三面張について。
今までデータが無かったので、シミュレーションできなかったところ、今回できるようにしました。

基礎データ取り→パラメータ設定→プログラム見直しと、そこそこ大変だったが、2日でできた。集中してやればできるもんだ。

ここで「三面張」の定義は「待ち牌が3種ちょうどで、自分で使ってる牌3枚以下」としました。
一般的な三面張(23456、34567、45678)と変則三面張(2333など)はもちろん、三面単騎(2345678など)や両面ノベタン(1234456など)も入れました。
四面張以上やエントツ形(11123北北)みたいに待ち牌が両面並みにしかないものは除外しました。
140705-01.png
基礎データのうち、もっとも重要なところ。
1順当たりツモ率は大体10%。両面だと7%前後だから1.5倍ほどになっている。待ち牌が2種から3種になるので、当然と言えば当然ですね。
1順当たりリーチロン率は3.5%。両面なら2~3%くらいだから、確かに両面より確率は高い。
この2つから鑑みると、1順当たりの和了率は実に20%にものぼる。三面張強し。
1順当たり副露ロン率は7.6%。両面なら4~6%くらい。両面のツモ率とほぼ同等だから強い。

後はドラに関するデータもいろいろ取ってと。
それでシミュレーションに乗せて、試しに稼働させる。
140705-02.png
先制リーチ和了率。
1巡目和了率で90%over。さすが三面張。両面と比べて大体10~15%程度の和了率上乗せ。
中盤で70%ほど。三面張でも3割は上がれないのか…。7割は上がれると見方を変えれば幸せになれるかもしれない。

カンチャン→両面への変化ほど大きい変化ではないが、十分に嬉しい数値。
放銃率や被ツモ率も8%から6%くらいまで落ちるので、安心してリーチを打てる。
140705-03.png
リーチのみの期待値。
両面と500点ほどの差がある。思ったよりは大きいように思える。
和了率15%増と放銃率被ツモ率2%減くらいで埋まるかな?
後は一発率が高いことくらいかな。
140705-04.png
追っかけ時。初手無筋2378。
和了率は5,60%程度。追っかけでも半分は上がれると。放銃率も20%あって高いんですがね。
両面との差はやや縮まる。

140705-05.png
リーチのみの期待値。
こっちも500点ほどの差。これほどの差が出るなら押し引きへの影響もかなりのものでしょう。両面でも押せばいいのは変わりないわけですが。

せっかく三面張も取れるようになったので、次回は三面張がらみの一向聴の期待値(押し引き判断)でも見てみましょうか。
真ん中無筋カンチャンリーチのみの是非
真ん中無筋カンチャン待ちは上がりにくいし、失点回避の観点からリーチは自重すべきではないか?という論点。
あんまりそういう発想が今までなかったんですが、どうなんでしょう?
140703-01.png
即リーチとダマ(26p引き両面平和と赤5p引きと1p引き筋ひっかけリーチへの変化待ち)と聴牌外しのくっつき一向聴(両面平和になる受け入れ4種。愚形は聴牌取らずとする。)の選択がありますが。
変化したときは即リーチ。
失点回避のためにダマもしくは聴牌取らずとする以上、他家の攻撃が来たときに放銃率5%以上の牌(対リーチの筋2378以上とか、聴牌率の高い副露の無筋とか)が来たときは降りるものとします。

140703-02.png

他家動きなしのとき。
中盤(9巡目)即リーチの放銃率は12%ほど。ただ、和了率も40%程度はある。
一方、ダマだと放銃率は8%ほどに抑えられるが(ある程度ダマに放銃する分も見込まれる。)、和了率も26%とか程度に抑えられる。役なしだから変化しないとロンできないのが痛い。
聴牌外しも放銃率は似たようなもので、和了率は20%ほど。ただし、平和がつく打点的メリットはある。
期待値プラス域のところも多く、決して即リーチが悪いわけではない。

終盤(14巡目)だと即リーチの放銃率7%の和了率20%、聴牌流局率55%。
ダマだと放銃率7%の和了率13%、聴牌流局率35%、不聴流局率(他家の攻撃が入って降ろされる場合)18%。
くっつき一向聴?。聴牌を待ってる暇ないです(笑)
他家の攻撃がくる可能性が薄い分、放銃率も下がってくれない。これなら素直に最大限和了を目指した方がいいかも。
140704-01.png
で、期待値。
序盤なら聴牌外しが有効そうだが、それ以外は即リーチが無難っぽい。
放銃率の低下以上に和了率の低下が痛い。

しかし、他家が完全に動きがないという恵まれた状況もそうそうないだろう。
では、副露者(2副露1手出し)が一人(相手子)がいる状況では?
この時の方が、失点回避のためにダマを選択しやすいのではないだろうか?
初手は現物切りとして同じように見ていくと…
140703-04.png
中盤(9巡目)即リーチの放銃率は16%ほど。和了率は32%。放銃率が上がってる。期待値もマイナスなので、これならダマ選択もあるか?
ダマだと放銃率は7%に落ちて、和了率も11%に抑えられる。確かに放銃率低下は見て取れる。和了率もかなり落ちるが。
聴牌外しも放銃率は似たようなもので、和了率は9%ほど。ただし、平和がつく打点的メリットはある。

終盤(14巡目)だと即リーチの放銃率13%の和了率22%、聴牌流局率34%。鳴いてる他家はツモ切る可能性がかなりあるので、むしろ和了率は上がってる。微々たるものですが。それよりもやはり気になるのは放銃率の高さ。
ダマだと放銃率7%の和了率9%、聴牌流局率7%、不聴流局率34%。
和了率の低下にプラスして、すでに攻撃が入っているのもあり、流局した時に聴牌を維持できてるケースがかなり少ない。
かなり得点機会が減るのは確か。
140704-02.png
期待値。
う~ん。なかなかダマが有利になってくれないですね…。やっぱり直接の4pロンができないのがなぁ。
やはり失点回避とか何も考えずにリーチか?
クレバーな選択(に見える)ダマが有利になってほしいところではあるんですが。何かを間違ってるのかな。
この場合はそこそこ微差なので、より場況が悪いと踏めば、逆転もあるかも。

7/4追記・グラフ差し替え
ダマの時に両面変化時に平和が正しく付いてなかったので、グラフ差し替え。
まだダマの方が不利で逆転には至らず。
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