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役牌ドラについての考察その3・切られる率
引き続き、基礎データ取り。
今回は他家から役牌が切られる率(切られてる枚数・見えてる枚数別)についてです。

特に自分が2枚持ちの場合、ポンができるので非常に重要な数値です。
(なお、リーチ者がいる状態は除いています。)
140528-01.png
非ドラの場合。

自分対子持ち(0枚切れ2枚見え)の場合、1巡目こそ微妙に確率が低くなってるものの(オタ風とか19牌とか他に打牌候補があるためか)、
2~5巡目では切られる率4%超えと高水準です。自分から2枚見えてる割には。
3人から切られる可能性があるので、単純に計算すると、配牌役牌対子持ちのとき、3巡目までに鳴ける確率は(計算式省略)28.6%、5巡目までに鳴ける確率は46.0%です。
うーん、思ったほどは鳴けないものですね。実際は自力ツモもあるので、も少し数値が上がりそうですが。(自力ツモも含めて5巡目までに刻子化する確率だと51.0%)

鳴けないまま後半に入ってくると切られる率が3%を切ってくるので厳しくなってきます。持ち持ち率も高まってくるのもあるでしょうし。

一方、1枚切れ3枚見え(自分対子持ち)の場合、けっこう早い巡目から3%を割ってきます。ラスト1枚だから当然と言えば当然ですが。
例えば1枚切れ役牌が3巡目に重なった場合にその後3巡、5巡目までにポンできる確率を同じように計算すると、25.2%。結構厳しいです。
後半になってくると0枚切れを逆転してきますが、やはり役牌ポンは序順~中順に狙いたいものなので、
前回の結果にプラスして役牌重ね狙いは1枚切れより生牌の方がよさそうな感じです。

他のところだと、自分1枚持ち(0枚切れ1枚見えと1枚切れ2枚持ち)で4%5%6%といったあたりの数値。対子持ちの時より切られやすいです。


次に役牌がドラの時。
さすがに非ドラの時よりかなり数値が下がります。

0枚切れ・2枚見えのとき、ドラが出る率は1~2%あたり。
配牌対子持ちの時、3巡目までに鳴ける確率8.7%、5巡目までに鳴ける確率17.6%。かなり非ドラの時に比べて下がります。
より長期を見据えた手作り・鳴けないことも考慮に入れた手作りが必要といえそうです。

1枚切れ・3枚見えのときが悩ましい…。かなり重要な値ではあるが、データ量が足らなくて安定してない…。トータルだと非ドラの時より3割減になってるので、個別の値でも3割減させることで対応しようか…。

自分が1枚持ちの時、切られる率2~3%といったところ。切られる時期は非ドラの時より遅くなりやすいので、重なる期待を持ちながら手を進められると言えそうです。
1枚切られると次に切られる確率は4~5%と一気に上がるので、他家ポンが無いこともありますし、1枚切れたところがドラ重なりを諦めるいいタイミングかもしれません。ただし、中順ならツモ率は1枚切れてもさほど落ちないので、あえて1枚切れてからも重なりを狙うのもありといえばありでしょう。


後、もう一つ足らない基礎データをとってから、役牌の挙動を詳しく見ていくことにします。
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役牌ドラについての考察その2・ツモ率
今日は切れてる枚数と見えてる枚数別のツモる確率。
非ドラとドラの別と牌ごとの別。

集計してみると、大量のデータに飲み込まれて埋もれてしまいそうな感じ。
データをとるのはカンタン、活かすのは難しい…。

役牌については以下のような感じ。
140526-01.png
もちろん見えてる枚数が少ないほどツモ率は高い。
見えてる枚数が同じなら切れてる枚数が多いほどツモ率は高い。(切った他家は持ってない公算が高い。)

1枚切れとかだと巡目の違いもけっこうでかい。同じ見えてる枚数でも1巡目と10巡目でツモ率が2%も違う。無視はできない差。

1枚持ちで0枚切れか1枚切れかだと序順は0枚切れの方がツモ率が高く、中順でほぼ並び、終順だと1枚切れの方がツモ率が高い。
役牌重ねを狙うのは序順の場合がほとんどであることと、重なった後(0枚切れ2枚見えと1枚切れ3枚見えの比較)のツモ率が全然違うことがあるので、基本的に生牌で重ねを狙うべき、(と思われる。まだ重なった後の他家から出る率が出てないので、言い切るのはやや危険か。)

ドラだとツモ率1~2割減といったところ。切れてる枚数が多いほど、巡目が遅いほど、この減少具合は大きい。
1枚切れ3枚見え(対子持ち)のデータ数が少なく(最初から重なってたらポンしてるはず)、そのまま採用するのは厳しいので、非ドラのときのツモ率を2割減したものを使うことにする。
0枚切れ3枚見えと2枚切れ3枚見えは重要性が薄いと思われるので最初から数値を使わない。


19牌・28牌・37牌・46牌・5牌・オタ風も同じ感じでツモ率のデータをとったので、今後牌効率の問題とかで使えるかも。
とりあえず今は役牌に話を絞りますが。
↓は28牌・非ドラの場合。

140526-02.png

次回は同様の区分で他家から切られる率を調べます。
役牌ドラについての考察その1・ポン率
ちょっと前から役牌ドラ(特に孤立牌)について考えてみたいな、と思っていろいろと構想を練っていました。

孤立役牌ドラって自分で使い切れるか他家にポンされるかで雲泥の差ですよね。

途中で重なったとすれば、鳴ける点も加味して平均的な速度(和了率23%、放銃率13%、被ツモ率28%)として、和了時得点8000点、放銃時失点4000点(親子込み。自分でドラ2枚以上使って他家は使いにくいはずなんで平均よりは下がるはず)、被ツモ時失点1500点として期待値を計算すると(流局・リー棒は考慮しない)、900点という数値が出ます。かなり大雑把な数値ですが。
自分親なら和了時得点12000点、放銃時失点3500点、被ツモ時失点2500点として同様に計算してみると1605点。
いずれにしてもかなりのプラスです。

一方、他家にポンされた場合は。
一番簡単なのはベタ降りしてしまうこと。
期待値は相手子なら-1500点、相手親なら-1800点、自分親なら-1900点。(高打点2副露者が一人いる場合。)
もしくはそこそこ引き気味に攻めるか。敵が鳴き手で早いことも加味して、和了率10%、放銃率10%、被ツモ率36%で和了時得点3000点(自分はドラを使えないのでこんなところだろう。)、放銃時失点9000点、被ツモ時失点3000点とすれば期待値-1680点。ベタ降りと大差なしか。

孤立役牌ドラを使えるかポンされるか、期待値で900点か-1500点か。たかが孤立役牌1牌の扱いで局期待値が2000点とかいうレベルで変わってしまう。
しかも、役牌がドラになる確率は4/34で、配牌で孤立牌(1枚持ち)になってる確率が約30%、両者かけて3.5%。約30局に1回遭遇するので、そこそこの頻度があります。(そんなにレアケースではない)
結構難しそうだけど、いろいろとこねくり回して調べてみる価値のあるテーマだといえると思います。

で、第1回目のトピックとして、孤立役牌を切った時にポンされる確率。
「科学する麻雀」にも生牌東を切った時に親にポンされる確率が調べられていますが、おおよそ同じことをやってみます。
以降、「役牌」とは場風か三元牌のことを言うことにします。(自風は考慮しない。)

以下のような条件で集計してみます。
・リーチ者がいない。
・自分で1枚持ちの役牌(役牌対子落としの場合はカウントしない。)

また、以下の分類で場合分けします。
・生牌か1枚切れか。
・ドラか非ドラか。
・面前者か副露者か。(副露数は問わない)

で、集計してみたのが以下になります。
140523-01.png
このポン率は一人あたりなので、実際に切った役牌がポンされる確率は3人分で、3倍になります。
第一打に役牌非ドラを切った時にポンされる確率は1.77%の3倍で5.31%。
5巡目くらいまで引っ張ると3人とも面前のままだったとしても5.7%の3倍で17.1%。
一人副露者がいると5.7%→10.5%とポン率が4.8%増える。約3割増し。

1枚切れた役牌のポン率は1~2%程度。かなり数値が落ちる印象です。1枚目が切れてからの間隔にも依ってくるところだとは思いますが。

一方、ドラかどうかはさほどポン率に影響はしなさそうな感じ。感覚的には通常ポンしにくいバラバラの手牌でもドラならポンしやすいので、ポン率が増えそうだが、そんなことはなさそう。以降ではポン率は非ドラもドラも変わらないものとして扱います。

よく孤立役牌ドラの切り時として、第一打か聴牌時がいい、と言われますが、
このうち、第一打に役牌ドラを打った時について、このポン率を用いて期待値を見積もってみます。

自分の感覚的には塔子が全部両面なら第一打に役牌を切ってもいいかなと思うので、
そういう「そこそこいい配牌」をもらったとして、

・ドラを切って鳴かれなかった場合
和了率30%、放銃率10%、被ツモ率26%くらいとして、
和了時得点3000点、放銃時失点4500点、被ツモ時失点1800点(自分ドラ2丁持ちの時ほどではないだろうが、失点は平均よりは多少減りそう。)
期待値-18点

・ドラを切って鳴かれた場合
ベタ降りによって最低-1600点は確保できる。
問題はドラポンに対して攻める場合だが、自分が「そこそこいい配牌」で仮に5巡目くらいで完全一向聴(鳴きはなし)に取れて敵は2副露目をしてるくらいの前提だと、
和了率32%、放銃率19%、被ツモ率18%。(手持ちのシミュレータの結果)
和了時得点4000点(面前限定)、放銃時失点9000点、被ツモ失点3000点とすれば、
期待値-970点
5巡目完全一向聴とかそこまでうまくいくことはないかもしれないが、仮にうまくいかなければベタ降りに切り替えればいいだけの話。
間をとって期待値-1300点程度としておく。

すると、第一打ドラ役牌がポンされる確率5.3%から
-18×94.7%+(-1300)×5.3%≒-86点
かなりドラポンが無かったときの期待値に寄ってる感じ。
ドラポンが無かった時の期待値は超てきとーだからあんまりあてにならんか。
とりあえずドラポンが無かったときの期待値に-60点程度したものが第一打ドラを切るときの期待値だと思えるかな。
その数値がドラを引っ張ったときの期待値を超えれば、第一打にドラを切るべき、となるが…

うん、この話はいったん忘れよう。

次回は孤立役牌をツモる率(重なる確率)を見てみます。
副露と打点その4・押し引き表(自分副露)
前回に引き続き、自分が副露の場合の押し引き表

◎表の説明

○縦のライン
・「低打点」…放銃時失点が子で2000点、親で3000点
・「中打点」…放銃時失点が子で4000点、親で6000点
・「高打点」…放銃時失点が子で8000点、親で12000点
被ツモ時失点もその打点にしたがって変化。

○横のライン
・「完全」…20枚受けの完全一向聴。
・「良良」…16枚受けの両面両面一向聴。
・「良悪」…16枚受けの半々の確率で両面か悪形になる一向聴。両面+リャンカンや両面+カンチャン対子など。
・「悪悪」…12枚受けの悪形確定一向聴。リャンカン+カンチャンやカンチャン+カンチャン対子など。

○各マス目
高確率で押すべき。押しの期待値が降りの期待値をおおむね500点以上上回っている。簡単には逆転しない差がついている。
オレンジどっちでもいい。押しの期待値が降りの期待値をおおむね上回っている。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
どっちでもいい。押しの期待値と降りの期待値が同程度。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
黄緑どっちでもいい。押しの期待値が降りの期待値をおおむね下回っている。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
高確率で降りるべき。押しの期待値が降りの期待値をおおむね500点以上下回っている。簡単には逆転しない差がついている。

140522-01.png
子対子の場合。特に一向聴の場合で、面前時より押し寄り。
140522-02.png
親対子の場合。
子の時ほど面前より押し有利になってない。どこかをミスったか。和了率が高まってるのは確認してるが。
特に影響の大きい序順でもともと押し有利だったから変わらないように見えるだけ?
逆転には至ってないから、そこまで不合理とは言えないかもしれないが、検証しないといけないかも。
140522-03.png
子対親の場合。こっちはちゃんと(?)副露の方が押し有利になってる。

いずれの場合も相手が低打点ならさほど面前時より有利には働いてない感じ。
もともと期待値に差が付きにくいというのもあるが。

140522-04.png
和了率と放銃率の大体の値。

聴牌の時より一向聴の時の方が、(鳴ける)
悪形より好形の方が、(好形の方がリーチ→副露で1順当たり和了率の上昇が大きい)
終順より序順の方が、(高まったロン和了率でのロンチャンスが純粋に多い分)
より面前時より和了率が高くなりやすい。

和了率が高くなった点から、一発・ツモ・裏ドラがない分、同じハン数で打点が下がるのをカバーして、より期待値が上がりやすい(+降り時の期待値減少効果もある)
副露と打点その3・押し引き表
対副露の押し引き表を作ってみた。

当然ながら聴牌率が100%でない分、リーチより押せるケースは多い。

また聴牌率が巡目が深くなるほど高くなる関係上、リーチの時以上に巡目依存度が高い。
とりあえず5巡目、9巡目、14巡目の3パターンでやってみる。

初手に切る牌は無筋2378で固定で。無筋456との放銃率の差がそこまで大きくないことと、聴牌確率が100%でないことから、リーチの時より決着するのが遅くなりやすい→初手の影響が少ないと思われる。

低打点・中打点の時は副露数の影響がさほど大きくないので、2副露のときのみで、
高打点の時には副露数の影響がそこそこ大きいので1副露、2副露、3副露をすべてそろえてみる。

手出し数はすべて1回。

ベタ降り時現物数は2個。

自分は面前でテンパイならリーチ、一向聴なら鳴きがきかない状態。

◎表の説明

○縦のライン
・「低打点」…放銃時失点が子で2000点、親で3000点
・「中打点」…放銃時失点が子で4000点、親で6000点
・「高打点」…放銃時失点が子で8000点、親で12000点
被ツモ時失点もその打点にしたがって変化。

○横のライン
・「完全」…20枚受けの完全一向聴。
・「良良」…16枚受けの両面両面一向聴。
・「良悪」…16枚受けの半々の確率で両面か悪形になる一向聴。両面+リャンカンや両面+カンチャン対子など。
・「悪悪」…12枚受けの悪形確定一向聴。リャンカン+カンチャンやカンチャン+カンチャン対子など。

○各マス目
高確率で押すべき。押しの期待値が降りの期待値をおおむね500点以上上回っている。簡単には逆転しない差がついている。
オレンジどっちでもいい。押しの期待値が降りの期待値をおおむね上回っている。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
どっちでもいい。押しの期待値と降りの期待値が同程度。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
黄緑どっちでもいい。押しの期待値が降りの期待値をおおむね下回っている。状況次第で逆転しうる。微差であるので成績への影響度は低い。
高確率で降りるべき。押しの期待値が降りの期待値をおおむね500点以上下回っている。簡単には逆転しない差がついている。

140515-01.png
子対子の時。
前にやった押し引き表でいうと、大体中打点2副露が弱攻撃に近く、高打点1副露~2副露が中攻撃、高打点3副露が強攻撃(≒リーチ)

高打点が見え見えの場合でも序盤(5巡目)なら、押すべきケースはかなり多い。早い巡目の自分一向聴なら十分勝負形になってること、早い巡目の聴牌確率が低いこと、ベタ降り時に早々と現物を使い切ってしまって、いざ聴牌濃厚になった時に切る現物がないという笑えないケースも。(ベタ降り時放銃率が対リーチ時より5%→6%と1%ほど上がってる。)

高打点≒ドラポンだと通常より手が遅いケースがある、ということは計算に入れてないので、そこも踏まえればさらに押せる方に傾くかも。

一番よくありそうな自分一向聴・中打点・2副露のケースは特に自分の打点が低いときに押し引きが微妙なケースが多い。かなりデリケートなところなので、今すぐ結論が出るところではなさそう。読みで聴牌率や押す牌の放銃率が大きく変わることもありそうですし。
私は弱くて、読みができないので、この結果を参考にして押し引きをやりたいと思いますが。
140515-02.png
自分が親の時。
中打点の時は、かなり自信をもって押せるケースが多そうです。良形なら大体赤色。(低打点はいわずもがな。)

高打点が相手でも、中盤までで、そこそこ自分の打点が高いなら大体押せそう。

子の時よりかなり押し気味な印象。

140515-03.png
相手が親の場合。

今度は中打点で悪形残りの一向聴なら降りるケースが多そう。

高打点が相手だとかなりの部分がブルーに染まる。
実戦的にも親のドラポンとかダブ東ドラ含みの仕掛けには歯向かいたくないもんなぁ。

一方、低打点が見えてる場合は、まだ押せる部分は多い。
140515-04.png
ついでに和了率・放銃率もメモってみた。こっちの方を参考にしてもいいかも。

1副露でも中盤過ぎになってくると、一向聴でも和了率<放銃率。けっこう厳しい。
対2副露の早目の巡目あたりが和了率=放銃率のボーダーライン。
相手が3副露のときだと特に早い巡目の一向聴の場合で、和了率がかなり落ちる印象。
副露と打点その2・期待値的感覚(自分メンピン)
前回、自分完全一向聴でやってみたので、次は平和聴牌ぐらいで。
140510-01.png
放銃率が低い(14%)ので、低打点と中打点の差がさほどないよう。
140510-02.png
140510-03.png
やっぱり一向聴の時と同じように、副露数が1個増えると、放銃率3%増、期待値数百点減。(相手の打点が高いほど期待値減もでかい。)
こころなしか、聴牌の時の方が期待値減も大きく見える。和了率の減少が一向聴時2%減、聴牌だと5%減。この部分の差か。
140510-04.png
染め副露との比較。
弱攻撃に相当するのが、今度は中打点2副露あたり。
中攻撃に相当するのは、前回と同じく高打点2副露。

前回もそうだったけど、今回特に中攻撃の染め2副露余りありと強攻撃のリーチの期待値が10~15巡目あたりでやたらと接近してるんだよな…
和了率・放銃率・被ツモ率ではリーチの方が確実に悪い。放銃・被ツモ時失点はほぼ同等。
後考えられるのは、対リーチだと和了時にリーチ棒をよけいに1本回収できるくらいか。
和了率が40数%といったところなので、400点強期待値にプラス要因。確かにこれはけっこうでかいな。
差がつまってもおかしくはない。

さて、次は何をしようか。
一般副露の場合の押し引き表でも作って遊ぶか。
副露と打点その1・期待値的感覚(自分完全一向聴)
相手が染め手でない副露の場合。

リーチと違って相手の打点を読めるケースが往々にしてあると思われるので、
以下の3パターンのいずれかになると読めたと仮定します。

・低打点
子で2000点。喰いタン赤1など。すでにドラを切ってる場合や喰いタンでヤオ九牌ドラだったりの時を想定。

・中打点
子で4000点。喰いタンドラドラとか喰いタンドラ赤とか。ドラの情報があまり見えてない時を想定。

・高打点
子で8000点。役ドラ3。ドラポン。

この辺の打点の判断は適当。特に裏付けがあるわけではない。
相手は何副露かの手出し1個。自分はとりあえず標準的な場合として平和の完全一向聴の全押し。押す牌は初手聴牌時ともに無筋2378。
として、期待値を見てみる。
140508-01.png
1副露の場合。低打点だと―500点。中打点だと―1000点。高打点だと-1500点程度。
ドラポンに平和一向聴に立ち向かうのはちょっとやだな、低打点見え見えなら押してもいいかな、って感じ。
140508-02.png
2副露の場合。
低打点・中打点の時はそんなに1副露と変わるわけでないけど、高打点だと結構変わる。
-2000点だからドラポンに立ち向かうのは無理と。
140508-03.png
3副露の場合。
2副露よりもうちょっと数値悪め。

こうしてみると副露数(≒手牌進行)より、打点読みの方が重要っぽい感じです。
140508-04.png
比較として染め副露とリーチと他家動きなしの場合。

他家動きなしと低打点1副露の差がほとんどない。少なくとも鳴いてる人からはリーチかかるわけではないからか。
放銃率でいうと、10巡目で他家動きなし17%、1副露24%、2副露27%、3副露29%、リーチ35%。副露数が増えても一気に放銃率が上がるわけでないっぽい。副露とリーチだと(シミュレーションの仕様上)横移動の起こりやすさがかなり違うのも大きい。

前の研究で言ってた「弱攻撃」(≒染め2副露余りなし)に相当するのが、中打点3副露くらい。
「中攻撃」(≒染め2副露余りあり)に相当するのが、高打点2副露くらい。
低打点とかだと「弱攻撃」よりもっと弱い攻撃ということになる。
140508-05.png
降りとの比較。
低打点だとかなり降りの期待値も今までより高め。-800点~-1200点程度。巡目によって差がある。
この場合(平和完全一向聴)だと期待値差500点くらいついてる。
中打点で-1000点~-1300点。対3副露とかだと微妙なところ。
高打点だと―1400点前後で、リーチの時と同じくらい。

とりあえずこんなところ。
次回も同じような感じで別のケースを見ていきます。
喰いタンと聴牌率
前回の流れで、その他仕掛け・タンヤオ仕掛け・役牌仕掛けで聴牌率が変わるか調べてみる。
副露直後の聴牌率。
染め手風仕掛けは除く。(染め手も入れると、やや聴牌率が下がる。)
140506-01.png
いきがって調べてみたけど、あまりいい結果は出なかった。

一応、聴牌率で役牌>タンヤオ>その他、だけど1順違うかどうかで埋まる差。ほとんどないといっていい。

ちょっと意外なのはその他仕掛けの2副露聴牌率の低さ。
染め手でもないのに、2副露してテンパってないのが、40%近くもある。何があったんだか。


天鳳の鳳凰卓ならもっと聴牌率が高いという情報もあるので、この結果から何かを主張するのは微妙な感じです。


とりあえず喰いタン関係のネタがあまり思いつかなかったので、こんなところで。
次回はまた別のテーマで。
仕掛け方と危険度
Meaninglessさんから、第二東風荘(喰いタンあり・赤ナシ)の牌譜をいただいたので、喰いタン関係の危険度を調べてみました。

タンヤオ牌のみ仕掛け・役牌含み仕掛け・その他仕掛け(オタ風ポンや19含み仕掛け)の3種に区分けしてみます。
鳴き聴牌者に対して。
なお、染め手風捨て牌(6巡内染め色なし・字牌1枚以下)は除外しました。

140505-01.png
予想してたより面白い結果に。

・タンヤオ牌のみ仕掛け
19牌・オタ風の放銃率が1%前後とかなり低い。対リーチの筋19より数値が低いので、相当安全な部類といえる。

1枚見え役牌の危険度は対リーチより危険といえる。(喰いタンと断定するのは危険と。)
しかし、2枚見えになるとガクッと危険度が落ちる。対リーチと同程度。1枚切れた時にポンできたはず(鳴き手なので、よりその傾向は強いはず)だからだろう。

タンヤオ牌は対リーチと似たようなもの(19牌で当たりにくいが、生牌役牌の危険度の高いので、その分で打ち消しあってる?)


・役牌含み仕掛け
大体、対リーチと似たようなもの。

1枚見え字牌の危険度がやや高いが、さほど気にするほどでもなさそう。


・その他仕掛け
上2つと違って役が見えてない。役牌・三色・一通・チャンタ・トイトイ・隠れホンイツあたりがある。

1枚見え役牌の危険度が超高い。20%超えって。対リーチの無筋456以上と。手役の可能性として役牌が一番に上がってくるので、当然と言えば当然か。
仮に聴牌確率50%なら放銃率10%。リーチに無筋通すようなもの。

2枚見え役牌・1枚見えオタ風も油断ならない放銃率。生牌オタ風もチャンタやトイトイに当たったりするから。

字牌のあおり(?)を食って、数牌の危険度が低めに出てる。字牌の件もそうだし、三色や一通やチャンタなら愚形が多いし、両面でも片上がりのケースが往々にしてあるためか。

その中で、筋2378の放銃率はなかなか油断ならない。三色や一通にあたりやすいので、筋効果があってもなかなか放銃率が下がりにくい。逆に筋19は三色や一通にはほぼ通るので、とりあえず一安心。チャンタ・トイトイはあるけど捨て牌と仕掛け方から察知しやすい。

両無筋456の危険度がそこまで高くない(片無筋と同程度)。通常の鳴きなら両側に可能性があるけど、三色や一通なら(大体)片側にしか可能性がない(チャンタに至っては100%当たらない。)


次回はこの区分で聴牌確率を調べてみます。
「勝つための現代麻雀技術論」を読んで
ネマタさんの「勝つための現代麻雀技術論」を買ってきて、ちびちび読みつつ、最近になって読破。

うちのも含めて、各方面の研究が1つにまとまったお得(!?)な1冊。
Web版から参考にさせてもらってますが、その文章まとめ能力の高さはなかなかマネできないです。
すごいです。

うちからは副露数別の聴牌率がノミネート。

あとは押し引き判断もかなりの部分、うちを参考にしている形跡が見えます。
なんだかメジャーになった気分。

ただ、鳴きに対する押し引き判断のところで、

他家が必ず30符2ハンの手でテンパイしている状態を弱攻撃、30符3ハンの手でテンパイしている状態を中攻撃、40符3ハンの手をテンパイしている状態を強攻撃として、

と書いてるところは、おいおいまじか、と。うちの押し引き表とすり合わせて一致してるところを確認してさらに冷や汗。

当時、それをやった時は染め手研究のついでにやったので、
2副露余り牌なしを弱攻撃、2副露余り牌ありを中攻撃、リーチと3副露余り牌ありを強攻撃と分類してたんですよね。
一般の鳴き手についてはまだやってないし(いずれやろうかな)、副露で聴牌不確定な相手を「必ず○○の手をテンパイしている」となってるとかなり語弊がある気がします。
ここのところを額面通り受け取るのは危険な感じです。

まぁ、この部分に関してはうちの記事を引用しました、って記述がないんで、
参考にしただけで独自に判断されたんでしょうから、私とは関係ないです、
って突っぱねるのもできないことはないですが。

その部分を差し引いたとしても何度も読み返して遊べる良著だと思います。
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