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ベタ降りを再考するその6・一発消し
今日は一発消しを考えてみたいと思います。

一発消しのメリットとして、一発ツモによる被ツモ失点増大をなくせることがある反面、
手牌が短くなることで降りにくくなるデメリットがあります。

一発を消して形テンに向かう状況も考えられますが、ここでは一発消しをしてベタ降りする場合を考えます。
現物2個ある条件で、一発消しをしても現物個数が変わらないもの(2個のまま)とします。
140305-01.png
取ってみると一発の効果が驚くほど小さいことが分かります。平均で―30点程度で誤差の範囲に埋もれそうな差です。

改めて考えてみると一発によって被ツモ失点は1900点→2400点と500点程度の増加にすぎず、
これに一発ツモ発生率6%をかけると30点の影響しかないことが分かります。
(自分親なら影響はほぼ倍化するが。)

この程度だと残りツモ2回とかで降り切れることが確定しない限り、
副露で手牌を短くするデメリット(14巡目とかでも放銃率1%増)で6000点×1%の60点の方が影響がでかいことになります。

ただいずれにしろ影響度合いは軽微なので、形テンとの兼ね合いの方が重要そうです。
17巡目に無筋2378を切る形テンで放銃率23%、流局率67%の期待値-730点。(ベタ降り時期待値の-1300点を大きく上回る。)
14巡目に無筋2378を切る形テンで放銃率31%、流局率35%の期待値-1880点。
一発消しよりもよっぽど影響がでかいです。

というわけで結論として
降り切れることが確定してるなど、よほど状況が整わないと一発消しはしない方がよい。
ただし、影響は軽微なのでどちらでもよいとも言える。


とりあえずベタ降りを再考するシリーズを終わりにしたいと思います。
しばらくやってなかったし次回は実戦譜で遊ぼうかな…
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ベタ降りを再考するその5・現物以外で安全な牌別
今回は現物の数以外に現物の次に安全な牌の別でみていきます。
前回の結果から平均で現物1個なら1回、現物0個なら2回弱、リーチに対して非現物を切ることになるので、現物の次に安全な牌が何かはけっこう重要になってきそうです。
140304-01.png
まずは現物1個の時。
平均で放銃率は7%なので、現物の次に安全な牌が筋19や2枚見え字牌ぐらいなら平均よりややよしか。
筋2378や1枚見え字牌だと平均よりちょい分が悪い。
無筋しかないなら言わずもがな。現物0個の時と同程度の放銃率になってしまう。
字牌の危険度は終順に一気に高くなるところが注意点ですかねぇ。

140304-02.png
期待値で見てもまぁ似たような感じ。
現物2個の―1400点に比べて、現物1個の次、筋19や2枚見え字牌なら100点減、筋2378や1枚見え字牌ならさらに100点減、無筋ならさらに100点減。
ただし、これはリーチかかった時点(押し引きを判断する時点)での話で、実際に非現物を切るまでにタイムラグがあるので、現物外安全な牌区分が変わる可能性はあります。
(現物外安全な牌が現物に変わることで別の牌に切り替わったり、別の牌が筋に切り替わるなど。逆にいうとそういう効果はシミュレーションに加味されていないです。)
140304-03.png
次に現物0個のとき。
このターンに非現物を切ることが確定しているので、現物1個の時以上に現物外安全な牌区分が重要になってきます。
(特に放銃率の差が出てくる終盤)
切る牌が筋2378とかだとトータルの放銃率が10%超えしてくるので非常にきつい。
切る牌が無筋のみしかないと放銃率15%でとってもきっつい。これなら攻めるしかないよなぁって感じざるを得ない。
140304-04.png
期待値で見ても同じような感じ。
この状況下だと押し引き判断に現物外安全な牌が与える影響は非常に大きい。

次に対子落としでベタ降りできる場合。とりあえず字牌で取ってみると。
140304-05.png
字牌なんで見えてる枚数で大きく放銃率が変わるのはまぁ当然なんですが、
同じ2枚見えでも、単独字牌の時と対子落としの場合で、後の安全が買える分、
対子落としの方が2%弱くらい放銃率が落ちてくれます。
早い巡目の場合、字牌対子は(悪くても2枚見え以上なんで、)現物1個以上の価値があると言えます。
しかも全員のリーチに対して対応できるので、悪くないです。(3人に対して現物なんてそうそうあることじゃない。)
3枚見えなら単騎しかないので、ほとんど安牌(現物2個相当の価値)になります。

後は単独字牌でも悪くはないと思われます。
手牌がゴミ手、例えば和了率が10%もなく、打点もせいぜい2~3000点が関の山といった手牌なら、
和了率を2~3%下げる代償に放銃率を1%下げられる行為は悪くはないです。
とりあえず2枚見え字牌程度をかかえておいて、2シャンテン以下の手牌を多少曲げるような行為(孤立牌を切ってしまうとか、愚形塔子を払うとか、複合塔子を単独対子や単独塔子にするとか)でも
和了率が10%→7~8%に急落するようなことはあまり考えられず、かつリーチを受けた時の放銃率はその場合1%程度は減ってくれることは期待できます。
(現物1個→2個で放銃率2%強減なんで、1%ぐらいは減ってくれるかと。)
字牌が重なってくれれば攻撃面でも和了の目が出てくるし、防御面でも3枚見え相当の2枚持ちと御の字です。
ただし巡目が深くなってくると単独字牌はあまりあてにならない(放銃率がそれなりに高い)ので、他プレイヤーの現物の状況を見て適当なところで放してしまうのがいいでしょうね。
3枚見えだと攻めにはほとんど使えないので、和了率はそれなりに下がってしまいそうですが、ほとんど安牌とみなせるので、守備面では悪くはなさそうです。

逆に聴牌に近いような形で安牌を残すのはあんまりよくないでしょうね。
例えば6巡目他家動きなしで完全一向聴から安牌を抱えて両面両面一向聴に構えるような場合を想定すると、
和了率が42%→35%へと急落しちゃいますので。
リーチが来ることが確定しない段階で和了率を大きく下げてまで将来の放銃率を減らそうとするのは微妙な感じです。

弱い者がやたらと語るのはその辺にしといて次のテーマに移ろうかなと思います。
ベタ降りを再考するその4・現物数別ベタ降り放銃率と期待値
それなりに苦労してベタ降りシミュできた。

こんな感じのシミュレーションです。

・入力値は「現物の個数」「副露数」「現物以外で安全な牌の種類」「現物以外安全な牌の手持ち枚数」
・現物を切る限り、リーチ者or副露者に対する放銃率は0
・非リーチ面前者に対してはそれに関する放銃率に準拠
・1回目の非現物切りについては「現物以外で安全な牌の種類」の放銃率に準拠。(手持ち現物数が現物以外安全な牌の枚数―1増加)
・2回目以降の非現物切りについては打つ牌はランダム。(現物以外安全な牌分布に準拠。手持ち枚数1枚)
・新たにリーチが入った場合、現状の現物数と新しいリーチ者に対する現物数(初期現物数分布に準拠)の少ない方を新たな現物数とする。(実際はそれよりも少なくなりますが。)
・新たに副露者が出た場合、現物数をいじらない。


まずは副露数0(面前)、現物以外で安全な牌ランダムで1枚持ちとして放銃率を見てみると…
(自分子対子リーチ、他二人は非リーチ面前)
140301-01.png
昔にやったのより放銃率が増えてる。
10巡目現物数2で挙動を観察してると、放銃率5%弱のおよそ半分がダマへの放銃らしかった。
大体2~3%ぐらい昔のデータより増えてるから、おそらくダマへの放銃の影響を考慮したのが主因と思われる。

で、今回のデータを見てみると…
現物数1で放銃率7%。安全に降り切れるとは言いがたい。
そこから現物数が1個増減すると2~3%放銃率が変動する。
現物数2→3への変化はあまり大きくない。
現物を2個持つことがベタ降りには有効?かな。それでもダマへの放銃含め5%を覚悟しなきゃいけないわけですが。

初期現物数は2個が最頻値で、1個3個がそれに近い値で並んでるので、ベタ降り全体としても大体5%ぐらいの放銃率に落ち着きそうです。

140301-02.png
次に期待値で見てみると。
子リーチ(一発なし)への放銃失点が大体6000点だから、放銃率1%の変動が期待値にして大雑把に60点程度の変動。
実際見てみると、現物1個差で100点前後差。
現物0と2では200点超差がつくので、小さな差とは言い難いが、
通常の押し引きで500点の差がつくことはけっこう多いので、押し引き判断は現物の個数より自手の形と打点の方が重要だといえそうです。

一発ありの状況で現物0だと一発で打ってしまう確率が3~4%。子リーチ一発が8400点程度なんで、一発効果で期待値がさらに100点弱下がることになります。
押し引きが微妙な状況で普通な状態の現物数2個から0個への300点差はけっこうでかい。
140301-03.png
非現物を切ることになる回数だと、ダマ放銃効果がない分ストレートなグラフになります。
現物個数が多いほど、残り巡目が少ないほど、非現物を切る回数は少ない。
中順ぐらいのリーチで現物数0なら2回弱、現物数1なら1回、現物数2なら0.5回、非現物を切ることになりそうです。
現物が2個もあれば、2回に1回は非現物を切らなくても済むような感じです。

次に自分が2副露の場合。
140301-04.png
面前の時より現物が増えにくいので、放銃率も高くなってます。
中順現物数0なら14%、現物数1なら11%、現物数2なら8%、
面前に比べて3~4%の放銃率増です。痛いよ。
また、3個目4個目の現物もそれなりに効果を発揮します。

ベタ降り全体だと初期現物数1個が最頻値で0個がその次、2個がその次だから、平均的には現物1個で放銃率11%くらいか。面前の時より大分高い…。

140301-05.png
期待値も面前の時より当然悪くなります。
約200点の悪化。
2副露なら自分も聴牌に近いはずだし、押し込んじゃえ~って局面も多くなりそうな予感。
平均なら面前時現物2個期待値-1400→2副露現物1個期待値-1700点の300点減か。
大きいようで少ないようで…。
140301-06.png
非現物を切る個数も多くなってますね。
面前時より1個弱程度増えてる。


次回は現物以外で安全な牌をいじってみたいと思います。
ベタ降りを再考するその3・現物がないとき+対ダマ
現物の個数について前回やりましたが、今回は現物がないときの対応。

現物がないときにベタ降りをするのなら危険度が低いものから切っていくことになります。
現物がない条件下で最も安全な牌の分布を実測からとったものが下グラフになります。
140221-01.png
早い巡目だと字牌が最も安全になるケースが多く、遅い巡目になってくると数牌の割合が大きくなっていきます。
最も安全な牌でも無筋(筋も字牌もない)という悲運なケースも15~20%程度あります。

非現物切りで最も安全な牌を切る場合の平均放銃率は
5巡目 2.7%
10巡目 3.7%
15巡目 5.2%
となります。

次にダマへの対応。
現物切ってる方がダマにも当たりにくいんじゃないかな…
と思って、パラメータ表から過去データを引っ張り出してみると…
140221-02.png
なんと、リーチ者がいるかどうかの別でも取ってなかった。ここもベタ降り時放銃率にある程度の影響力を持つから修正が必要だ。(数値自体は小さいものの、ダマのロン判定の回数自体が多い)

140221-03.png
で、改めてデータを取り直してみると。
非リーチ面前者にツモ和了される確率は巡目が深くなるほど、どんどん大きくなっていき、リーチ者がいると低下する。
(特に深い巡目でリーチ者がいるかどうかの影響が大きい。深い巡目のリーチ者ありの非リーチ面前者はベタ降りしてる人が多いためと思われる。)
ロン和了率についても同じような傾向。リーチ者なしの状況よりリーチ者ありで現物を打つ状況のほうが特に深い巡目で放銃率が低下してくれます。

とりあえず今回ベタ降りシミュレーションのために新たに取るつもりだったデータはこんなところです。
これらをシミュレーションに乗っける作業のスタート。
ここからがまた難しいががんばろう。
ベタ降りを再考するその2・現物の数2
考え直して、実測から現物数をとってみる。
140218-01.png
まずはリーチ直後の現物数について。
大体中順くらいのリーチなら自分面前なら1,2個程度は現物があることは見込める。3個以上あることも多い。
現物0個のレアケース(10%程度)にあたったらあきらめる。

2副露の場合は0個1個は並び。2個はやや少ない。3個以上はレアケース。
140218-02.png
で、1順後に現物増える数(ツモ牌は含まず)が問題。
面前なら50~60%程度の確率で現物は増えない。30%で1個増える。10%で2個増える。
140218-03.png
2副露なら75~80%で現物は増えない。20%弱で1個増える。2個以上増えるのはレアケース。

これも基礎データにします。
データ取りの作業が続く…
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