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1切りリーチと字牌切りリーチの危険度
最後に残った1切りリーチと字牌切りリーチも同様に見ていきます。
170325-01.png
○1切りリーチ

・両筋2の危険度がかなり高い
10%くらい。
5→1の切り順なので、情報として強い。1225、1135ともかなりありそう。

・両筋3の危険度が高い
8%くらい。
6→1の切り順。1336はかなりありそうだが、1126や1246はあまりなさそうなので、両筋2よりは安全。

・片無筋2の危険度がやや高い。
10%くらい。
1がリーチ宣言まで残るパターンなので、122の形が通常よりありそう。134なら1はもっと早く切られるので、薄いようにも見えなくはないが…。

・両無筋5の危険度≧両無筋6の危険度
134+167VS145+178
パッと見、似たように見えるけど細かいところで違うんだろうなぁ。
170325-02.png
○字牌切りリーチ

・両筋の危険度がやや低め。
特に両筋456が両筋19と同レベルなのは特筆に値する。

・片無筋3~7の危険度がちょっと低め。
愚形が少ないためかと。
リーチ宣言牌の種類と待ち分布と打点も参照のこと。
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3切りリーチと2切りリーチの危険度
昨日までで、5切りリーチと4切りリーチまでやったので、今度は3切りリーチと2切りリーチをやってみます。
170324-01.png
○3切りリーチ

・両筋1と両筋2の危険度が高い。(両者同じくらい。)
4~5%。
1134(三色チャンタがらみ?)とか1335に当たる。

・両筋5と両筋6の危険度が高い。
6~8%。
2468から28を切った後3を持ってきたときに5が当たるパターン。
33579で当たるパターン。

・片無筋1の危険度が高い。
同色の片無筋7と同じくらいの危険度。
233に加え、113にも当たる。

・片無筋2の危険度がちょっと下がる。
シャンポンにはまず当たらないし、カンチャンにも当たりにくい。
とはいえ、大本命の両面は普通にあるので、ベタ降りなら切る牌ではないです。
170324-02.png
○2切りリーチ

・両筋1の危険度が極めて高い。
無筋並み。(8%)
4→2という切り順でわりとレアケースなので、ほんとうに1124という形になってる可能性が高い。(他の形が考えづらい。)

・両筋4の危険度が高い。
8%~9%。
17→2の切り順なので、12447(よくある)、1357(1切りからの2ツモの場合。そこそこありそう)
パターンとしては多くないが、7が2より先に切られたという情報が強めなので、同色待ちなら4待ち以外の他の形になりづらそう。

・片無筋1の危険度が高い。
10%くらい。両無筋までではないが他の無筋よりは危険。
223と112というよくあるパターン(2が聴牌まで残る形)に当たる。

・片無筋4の危険度がやや高い。
切れてるのが1の場合は1→2の切り順。これだけではよくあるパターンなので、待ちは絞れなさそう。1244や1256という4が待ちになる自然な形も浮かぶが、1255とか1278とかでもこの切り順なので、待ちは絞れなさそう。

切れてるのが7の場合は7→2の切り順。情報としてはやや強い。2237(よくある)、2447(よくある)、2357(あまりない)。
同色待ちで4が待ちにならない他の形になるとしたら1127(かなりよくある)、2247(そんなにない)くらいか。
この場合は危険度がかなり上がりそう。

・片無筋6と8の危険度がやや低い。
片無筋9と同じくらいの危険度。
245、278、266、257と267、288、279なら宣言牌まで2が引っ張られることはそんなに多くはないだろうと。

・両無筋6の危険度がやや低い。
片無筋6と同じ理由から。
それでも片無筋1よりは危険度は高いので、ベタ降りから切ることはないです。


今日もそれなりの成果です。
頑張って覚えておきましょう。

できれば、だいたいの放銃率の数値まで押さえておけば、一向聴から危険そうなスジや通りそうな無筋を押す時の判断材料にも使えそうです。ちょっと暗記難易度高いですが。
5切りリーチその2+4切りリーチ
前回(黒5切りリーチの各種危険度)の続き。

「宣言牌が黒(赤)5」という条件に加え、新たに「同色1を切っている」or「同色3を切っている」という条件を加えてみます。
主にモロヒカン2待ちがあるかどうかを調べるのが目的です。

なお、集計時は9or7を切っているという場合についても牌区分を反転させてカウントに入れています。

↓黒5リーチの結果
170323-01.png
目につくところを挙げていきます。

まずは1を切ってる場合。

・モロヒ2の危険度がそこそこ下がる。
2~3%。
1→5の切り順は割と自然なので、カンチャンに当たる形(1135)以外の形(単純に15の浮き牌を嫌う、1455、1556、1577、1579、…etc)がいろいろと考えられるということだと思います。
シャンポンにあたりづらい(1225からなら5が先に切られるのが自然)ということもあると思います。

・片無筋7の危険度が片無筋3の危険度よりちょっとだけ下がる。
理由はよくわからない。戦術に影響を与えるかというとびみょうですが。

・両無筋6の危険度が微増。
これもよくわからないけど、カン2の可能性が低い分、相対的に危険度が上がるとかそういう感じだろうか。
ベタ降りするなら両無筋6はそもそも切らないので、戦術にはほぼ影響はないでしょう。

次に3を切ってる場合。

・モロヒ2の危険度がモロヒ8の危険度よりやや下がる。
1335や2235よりは3579や3588の方があり得るとか?

・片無筋1の危険度が筋並みに低下。
2335からの3→5は考えづらいというやつでしょう。このレベルの差だと実戦でもかなり使えそうです。

・片無筋4の危険度<片無筋6の危険度
3→5の切り順で片無筋4待ちに当たるとすると、13556(1切れの場合。割とある)、23357(7切れの場合。ほぼない)、3445(ありえない)、13355、33557(たまにありそう)
片無筋6待ち(3は切れてる)に当たるとすると、3578(かなりありそう)、3566(ほぼない)、3557(そこそこありそう)
総合的に6の待ちの方がパターンが多そうです。
こうやって考えれば3と7→5の順番の4待ちはカンチャンしかなさそうなので、より安全度が上がりそうですね。

・片無筋7の危険度が両無筋かそれ以上に上昇
3→5の切り順で片無筋7待ちに当たるとすると、3556(かなりある)、3577(かなりある)、3568(ほぼない)、3589(あまりない)
両面とシャンポンがかなりあり得る形なので、両無筋クラスに危険になると。

・両無筋4の危険度は片無筋7と同じくらい。
3→5の切り順で両無筋4待ちに当たるとすると、2335(あまりない)、3556(かなりある)、3445(ありえない)、3355(たまにある)
7待ちから両面がほぼ同等、シャンポンの可能性は消えるが、カンチャンの可能性が増えるので、同程度になろうと。

3→5は情報量として大きいので、危険度にもそれなりに差がつきますね。うまく活用したいものです。

続いて赤5切りリーチの場合。
170323-02.png
○1切ってる場合。
黒5との相違点だけ見ていきます。

・片無筋37ともに危険度が下がるが、3の方が危険度低下が大きい。
ペンチャン3待ち(112赤5)がないとはいえないが可能性としては大きくないためか。

・片無筋4の危険度がかなり低下。
1%くらい。
どの待ちに対しても当たるとは思えない。せいぜい満貫以上確定の15赤56からひっかけで赤5を切る場合くらいしか思いつかない。

・片無筋9の危険度≧両無筋6の危険度
両面に当たるとすれば両方ともほぼ同じでシャンポンにあたる分9の方がやや危険ということかと。
ベタ降りするならどっちも切るような牌ではないです。

○3切ってる場合。
・モロヒ28の危険度が黒5切りより下がる。
133赤5と3赤579(後者の方がより起こりやすい)からは赤5が残されることもそれなりにありうると。

・片無筋1の危険度が上がる。
黒5切りとは逆に233赤5は十分あり得ると。

・片無筋69の危険度が両無筋並みに上がる。
3赤578という頻出パターンに当たるため。

・両無筋4の危険度は片無筋1に毛が生えた程度。
233赤5は本線だが、それ以外の待ちが考えづらい。
ベタ降りするなら切れない(安牌なしでも他色の無筋1289あたりを切っとくのが無難)ですが、
46と残っていて両方切っていったら勝負手になる一向聴とかなら片無筋6より両無筋4を先に切りましょう。(もっとも、両方とも切り飛ばせる勝負手になることはほぼないでしょうけど。)


だんだんこなれてきたので、もう1テーマやります。
今度は4切りリーチについてです。
170323-03.png
・両筋2の危険度が両筋8の危険度より高い。
切り順としては5→4の順番。両面落としなので、ほぼ七対子の単騎待ちでしょうけど、2の危険度が高いのが謎ですね。七対子ならどっちも同じように見えますが。
135で5を切った後にリャンカンをしくって4を引いて、一応残してそこが残ったら4切り2待ちリーチになるパターンもありますか。こっちの方がありそうですね。

・片無筋2の危険度>片無筋3の危険度
両面なら344or445。たぶん似たようなもの。
シャンポンなら224or334。後者はほぼない。
カンチャンなら134or244。前者はあまりない、後者はないとはいえないが、やや薄め。
ペンチャンなら124。形だけ言えばありそうだが、4が宣言牌まで引っ張られるケースがそんなにあるかというと疑問。

・両無筋5の危険度≧両無筋6の危険度
両面なら344+467or445+478。パッと見、似たように見えるが…。
シャンポンなら455or466。前者はほぼない。
カンチャンなら446or457。後者はあまりない。
たぶん両面の当たりやすさに微妙な差があるのでしょう。(理屈はよくわからないが。)
そんなに差は大きくなく、ベタ降りするなら切らない牌なので、たぶん重要度は高くない。


強い人ならこういう思考をリアルタイムでできるのでしょうけど、
私自身はそんなに強くないので、こういう統計的な結果を知識として持っておかないとなかなか実戦では活用できないなぁとは思います。
そういう意味では言語化できたのはわりといい感じですね。
ブログの記事として、書いて覚える、みたいな。
1回では覚えきれないので、何度か見返したいところです。
黒5切りリーチの各種危険度
今日もリクエストがあったネタを。

黒5が宣言牌のリーチについて周りの牌の切り順(例えば1を切ってる場合とか、3を切ってる場合)によって、牌の危険度がどう変わるか、というテーマです。

まずは基礎的な部分として、単純に「宣言牌が黒5」の条件のみでやってみます。

集計対象は昨日と同じで、全リーチを対象に、黒5が宣言牌という条件付きで、ある牌が待ちである回数をカウントして、割り算して確率をもとめます。

数牌27種それぞれについて、
・宣言牌の黒5と同色か他色か
・牌の種類(1~9牌)
・筋区分
で分類してカウントしていきます。

↓結果がこちら。
170322-01.png
・他色両筋28の危険度が低い
打5mの後に5p切りリーチに対する2m8mです。
わざわざ愚形の135mから一向聴でカン2m決め打ちされるのは少なかろうと。

・同色両筋28牌の危険度がかなり高い。
牌譜解析の仕様で、リーチ宣言前に既に両筋になっているケースがここに入ります。
つまりリーチ以前に5を切っていて、さらにリーチ宣言牌が5のケースです。(対子落とし)
危険度が上がる理由は今のところ推測だけですが、
使いやすい上に赤受けもある5の牌がわざわざ対子落としされるというレアケースにおいては実際に28があたりになってる形(1355)になってることが多いとかそんなところでしょうか。

・裏筋の19は他色19と危険度に差はない。
5が宣言牌まで引っ張られるのはそんなにレアケースではないので、いろんな形が考えられるとかそんなところでしょうか。

・またぎの片無筋37は序盤リーチなら危険度微減、終盤リーチなら危険度微増。
早いリーチなら455とかになってるケースがそんなに多くなく、終盤は逆にそうなってるケースが増えるということかな。
戦術に大きな影響を与えるかと言えばたぶんそんなでもないとは思いますが。

・またぎの両無筋46も同様に序盤リーチなら危険度微減、終盤リーチなら危険度微増。
理由は多分片無筋37と似たようなものでしょう。

ついでに宣言牌赤5についても同様に調べました。
170322-02.png
・裏筋19の危険度がやや上がる
23赤5のケースが多かろうと。

・片無筋37の危険度がかなり下がる。
これは今となってはかなり有名な話ですね。

・46牌(片無筋、両無筋両方)の危険度もかなり下がる。
これも5のまわりの待ちになりにくいと。
両無筋については問題ないですが、
片無筋の方は現物になってるのが1なのか7なのかでだいぶ話は変わってくる気はしますが、それは今後の課題(近いうちにすると思う)ということで。

・他色の危険度が全体的に上がる。
同色3467の危険度が下がるので、相対的に他色の方が待ちになりやすいということでしょう。


今日はこんなところで。
序盤1切り立直の4の危険度
今日はリクエストがあったネタをやります。

1が序盤(特に1巡目)に切ってある立直に対して、4の牌(片無筋)の危険度が通常より下がるのではないかという仮説です。

確か山読みに関する研究で私はまだやってないですけど、序盤に1を切ってる他家が4を持ってる枚数は1を切ってない時より多いという研究をどこかで見たことがあるような気がします。
立直者が4を持ってるということは単純な両面には当たりづらいので、危険度が下がるのではないか、という仮説です。

これは新しくて面白い仮説なので、牌譜解析で調べてみます。

検索条件は次の通りです。
・立直者がn巡目に1(9)を切ってる。(複数枚の1(9)を切ってる場合は切った巡目のうち一番早い巡目をnとする。)
・立直者が4(6)と7(3)を切ってない。
・立直が先制か追っかけかは問わない。(全ての立直を集計対象にする。)
・立直巡目(切った牌の枚数ベースの巡目)別で分類する。
・立直がかけられたとき(立直成立かどうかは問わない。)に分母に+1、4(6)が待ちに含まれるとき分子に+1とカウントする。
・1回の立直に対して1m9m1p9p1s9sの6パターンをチェックする。

↓結果がこちら。
170321-01.png

同じ行(リーチ巡目)で異なる列(1切りの巡目)を比較すると、巡目が遅いリーチの時はほとんど変わらないように見えます。
もし仮説通りに危険度が下がったら面白いなぁと思ってたのですが、残念です。

おそらく、4をリーチ者が持ってるので、シャボに当たる可能性はむしろ高まる、ということと、
4の牌は使いやすいので、34556とかの複合系や亜両面ノベタンには当たり得るということかなーと推測しています。

ただ、ほかに面白いところがあります。
・1切りダブリーに4はかなり通りやすい。(危険度2.8%)
カンチャンには手役がらみ以外でほぼ当たらない(135からは通常5が切られる)ためでしょう。ダブリーは愚形の割合が多いというのが確かあった気がするので、愚形のうちカンチャンが否定されるのは大きそうです。
生牌1枚持ち字牌の1巡目の危険度が2%~3%なので、ほぼ同じくらいの放銃率になっています。
もし、4が対子とかなら、放銃率がほとんど字牌と変わらない+放銃時打点が一般的に字牌の方が高い+安牌水増しができる、の3点セットで、4切りが有力になるかもしれません。
これは(自分の中では)新しいなぁ。おそらくこの事実を知ってる人はそんなに多くないんじゃないかなぁ。

ダブリーに限らず早いリーチなら1切りの4の危険度は下がるようです。


・1が宣言牌の早いリーチは4の危険度が下がる。(おおむね4巡目までのリーチに対して。早ければ早いほど危険度低下が大きい。)
1巡目1切りより宣言牌まで1が引っ張られたということは156の形であることは少ないだろう、ということだと思います。


必ずしも望んでいた結果にはなりませんでしたが、収穫ゼロではなかったのでよしとしましょう。
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Author:nisi5028
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