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ツモり三暗刻待ち選択
今日のネタその2。

前にこんな記事を書きました。
両面1300VS字牌シャボ1600その2
聴牌待ち選択で1300の両面に取るか、点パネの1600のシャンポンに取るかという話です。

この記事について質問を受けた中で、「では、ツモり三暗刻がつく場合は?」というのがあったので、それについて調べました。

まずはドラなし・出上がり40符の場合。
180830-04.png
質問者の方からは、「字牌シャボだと上がった場合の大部分はロン和了なので、ツモり三暗刻の恩恵を受けづらいのではないか」という仮説をいただいたのですが、
実際調べてみたらかなり字牌シャボの方が数値はいいです。
字牌シャボの和了時ツモ割合は25%程度とはいえ、25%の確率で1300→8000になると思えば、まぁこうなるのもわからんではないと。

他にも赤受けの有無とか符ハネの仕方のパターンでも問題提起していただいたのですが、ここまで大差だと、赤受けや符ハネ程度では逆らないだろうなーと思ってこれ以上やる気がでませんでした。

次にドラ1の場合。
180830-05.png
今度は両面でもそこそこ打点があって、ツモリ三暗刻でも5ハンどまりなので、
ドラ0よりは競りになってます。

とはいえ、字牌シャボならまだ両面よりも十分局収支は上です。
アガリ率自体はそこまで大差なく、字牌でのロン和了は安いですけど、わざわざ安め拒否をするまでもないかなーと。

なお、タンヤオ牌のシャボなら両面と互角くらいです。
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面前一向聴VS副露聴牌と祝儀
今日はいつものAI記事から離れて別の話題にします。

よくある役有り面前一向聴からチーテンを取るかどうかの話で、チップがある場合、鳴きを入れる巡目が早まるか遅くなるかということをやります。

・仮定
自分南家、他3人非リーチ門前
タンヤオドラ1or赤1の両面両面一向聴
上家からチーテン取れる牌が出る。
一向聴時10%以上危険度で降りる

まずはチップ数を見てみます。
180830-01.png
赤がない手なら当然スルー時、一発裏でチップがもらえる可能性がある分、大体のケースでスルーの方がチップ数が多いです。

一方、赤1の手については鳴いて上がってもチップ1枚~3枚が確保されてるので、アガリ率重視でチーテンの方がチップ数が多いケースが増えます。(特に巡目が深い場合)


次に半荘収支(トンパツ、ウマ10-30、チップ5000点相当)で見てみます。
180830-02.png
赤0の手については鳴き巡目は多分チップなしと似たり寄ったりだと思います。

一方、赤1だと赤0より4~5順は鳴き巡目が早まるようです。

次は点棒状況を変えてみます。
南2局・23000-30000-27000-20000
トンパツ時よりもスルーで高打点を狙いたいような点棒状況です。
180830-03.png
赤0の鳴き巡目は13~14巡目、赤1の鳴き巡目は10~11巡目。
トンパツ時よりも鳴き巡目の変動は少なめです。
チップは大事だが、目の前の順位もわりと大事、みたいなことかなーと。

対親リー愚形のみ手追っかけVS取りダマ
雀ゴロK本3でおそらく一番議論になるだろう、愚形リーチのみで親リーにつっこむか問題。

本のグラフに載ってるのは局収支のグラフだけだったので、シミュレーションの生データを載せておきます。気になる方はこれで議論してみてください。
171216-01.png
私見的には、どっちかというと取りダマ派です。
取りダマの仮定は(次順以降危険度5%以上の牌を引いたらオリ、両面に変わったらリーチに切り替える)ですが、
今回の条件に合ってないもしくはシミュレーションで考慮できていない条件のうち、取りダマ側が有利になりやすいものが多いと考えられるからです。
・両面変化でピンフがつく場合。
・ドラ引き赤引きで高くなるANDドラでの放銃回避
・面子スライドで危険牌切り回避
・面子スライドで役あり(主にタンヤオ)へ移行
・聴牌崩しからの回し打ち
・(上級者的には)読みによってこの後繊細な押し引き判断で選択権が持てる。
・(天鳳ルール的には)即リーチはトップ率ラス率が高くなりやすいのがトータルでマイナスになりそう。

こんな感じです。

以下、どうでもよい雑談。

先日、パソコンが壊れて量販店の延長保証に入ってたらしかったので、それで修理してもらうと持っていったら
年末で混んでるっぽくて「もしかしたら引き取れるの年明けになるかも」みたいに言われて、さすがにそれでは支障がありすぎるし、壊れたパソコンも5年弱使ってるからもうそろそろ潮時かと思って、修理に出してそのまま新しいのを買うことにしました。
麻雀研究関連も含めたデータを復旧させるのに手間取ったりしました。(最終的に無事だったからよかったけど、「ファイル履歴」の機能が意外にやっかいだった。前のバックアップが見つからないとか出たりとか、前のバックアップと新しいパソコン側のファイル履歴でバッティングというか、どこいったかわからなくなったりとか。外付けHDDのパーテーションまで持ち出して無理くり解決した。)
次にソフトの再インストール。いつものプログラミングソフトをVisualStudio2010や2013から2017に乗り換えました。これが大当たり。アウトライン機能がパワーアップしていてif文とかfor文が勝手に折りたたまれてくれてました。これははかどります。

それで喜び勇んでシミュレータとかの動作確認をしてたら、なんか前のパソコンより明らか遅くなってました。ハードディスクをSSDに変えたのになんでや…、と思ってたらどうやらCPUのスペックの問題らしかった。前がcorei5で新しいのがAMD A12というやつ。調べたらIntelで言うとcorei3相当のスペックらしい。ふにゃーん。下調べせずにその場でなんか値段的によさげと思ったやつで即決したのがあだになりました。しょうがないからしばらくはこれで我慢して、前のパソコン戻ってきたらまた現役に復帰させることにしましょう。(牌譜解析とかAI自己対戦とか時間かかる系の処理用に。)

あとは画面解像度の問題に悩まされました。フルHDディスプレイというやつで、解像度が上がったのがいいんですが、なんかシミュレータやword,excelなどの画面がぼけて見えるという問題です。拡大率を推奨の125%から100%に変えたら治るんですが、それだと字が小さすぎて見づらいという。これについてはなんとかWin8.1のように見せる的なフリーソフトが紹介されていたので、それでやったらうまいことはっきり見えるようになりました。
これで一件落着。
完全一向聴VS安牌残し両面両面一向聴(不完全安牌)
前回(完全一向聴VS安牌残し両面両面一向聴(自分親))に引き続き、完全一向聴に取るか、安牌をもって狭く受けるか、というネタです。

今回は不完全安牌、特にまだ生きている字牌について考えてみます。

まずは生牌役牌を残して狭く両面両面一向聴に受けるケースです。
シミュレーションの仮定は前回と大体同じです。(東家→南家)
171203-01.png
生牌役牌残しだと、あまり放銃率が下がらず、上がり率が低下するデメリットの方が大きくて、聴牌時両無筋456だったとしても、完全一向聴取りがいいようです。


次に1枚切れ役牌を残すケースです。
この場合は三人のうち一人は該当する字牌を切っていることを想定する(自分が切っていることもありますが。)ので、
事は単純ではないです。

今回は聴牌時完全安牌のケースと聴牌時2枚見え役牌のケースの両方を取って、その中間(1:2で内分の計算)を取ることにします。
171203-02.png
グラフ上は僅差でよくわからないです。
数値で見ると、
聴牌時完全安牌のケースと比べて、中盤で局収支70点くらいの悪化になります。
もともとが僅差なので、この70点差は馬鹿にならない差です。

聴牌時通常無筋なら常に完全一向聴取り、
聴牌時両無筋456なら中盤で若干2枚見え役牌残しのところもありますが、極めて僅差なので、読み次第でどうにでも変わりそうなところです。


今回はこんなところで。
完全一向聴VS安牌残し両面両面一向聴(自分親)
雀ゴロK本3の発売を記念して、
関連のあるテーマを取り上げてみたいと思います。

完全一向聴か安牌残し両面両面一向聴か、というお題です。

本では自分子のケースでやっていますが、自分親の場合は、子のときより、ぶくぶくに構えることも増えるかと思います。
そのあたりを検証してみましょう。

○仮定
・自分東家、他3人非リーチ面前
・リーチ平和(ドラはなし)の一向聴。
・完全一向聴にとったとき、聴牌時に切る牌無筋456or無筋2378。
・両面両面一向聴にとったとき、聴牌時に切る牌完全安牌。他家リーチがかかったら危険牌と安牌取り換えを考慮。
・一向聴から危険度10%以上の牌を切ることになったら降りる。

171126-01.png

・聴牌時切る牌無筋2378なら、常に完全一向聴取りが有利。
・聴牌時切る牌無筋456なら、8巡目~13巡目は安牌残し両面両面が有利。

あえて子のときとの比較は今日のところは伏せとこうと思います。

気になる方は、ぜひ本を買って見比べてみてください。
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