2014-01-14(Tue)
色々とややこしかったけど、チートイ一向聴の期待値が出せるようになったぞー。
以下のような条件・留意点で考えます。
・一向聴時の手替わり判断は1順当たりツモ率を基準にする。(他家から出る率は考慮しない。考慮する時と比べて、牌が端よりかどうかより見えてる枚数重視になる。)
・ドラ(生牌無筋28)は手替わりで最優先。
・一向聴時、受け入れになる牌が他家から打たれた場合、見えてる枚数1枚増
・聴牌化したとき、概算1順当たり和了率6%以上の待ち(無筋28は入って、無筋37は入らない)で立直する。6%未満ならダマで手替わりを待つ
とりあえず平均的なチートイ一向聴として、無筋19、無筋28、無筋37(全て1枚見え、生牌)の3種受けを想定して和了率等をとってみます。
(以下、(現状で)ドラがない七対子を想定)

現状、他家の攻撃がないときで、一向聴でも全ツする条件。
割と早い順目から期待値は負。
やっぱり七対子ってしんどいよな…
それでも8順目くらいでも和了率17%程度あり、どうしようもないクズ手よりはいい。でも放銃率も20%か。
さすがに一向聴でも全ツはやりすぎなので、ダマor一向聴時放銃率5%以下の牌(筋19、両筋456、3枚見え字牌、終順以前の2枚見え字牌、序順の生牌字牌)のみ押しの条件にしてみる。

和了率の低下はわずかで、放銃率は10%以下に抑えられた。
期待値の差は数百点程度
次に、すでにリーチ者がいるとき。

さすがに全ツはひどすぎる。
全ツしても和了率は10%もなく、代償が30%超の放銃率。
期待値も-2000点以下とすんごく低い。
やっぱりもう少し引き気味で。(初手も無筋2378→2枚見え字牌といい条件にしてみて)

和了率は半減するものの、放銃率は1/3程度に。
期待値もベタ降り時に近い。
3~4%程度の和了率を得るために放銃率5%増しを受け入れるかといったところか。
(ただ、チートイ一向聴だと通常手より降りやすいということもあるかもしれない。)
10%の放銃率も許容できないならもう現物しか切らない選択もありか。

初手の条件を良くしてるのもあるけど、和了率は3%程度でもあまり下がらない。
放銃率もベタ降りに毛が生えた程度のもの。
チートイ一向聴であまり立直に対して攻められないのは、まぁおおむね問題ないとして、
迷うのは副露者への対応なんだよなぁ…
2副露1手出し者(聴牌確率約50%)が一人いるとして和了率等を見てみると…

和了率5%弱に放銃率10%程度。
対立直の初手2枚見え字牌より確率面でちょっと有利。失点も副露なのでリーチより低い。
一方、ベタ降り時横移動率が高く、被ツモ失点も低いので期待値は対立直よりいい。
並べて比べてみると微妙。微妙だ。
何とも言えない。
以下は自分の受け入れ牌を色々変えて遊んでみる。
他家に動きがなく、5%以下押しの条件で。

まずは牌の種類を変えてみる。
端よりの牌の方が期待値が高いのは当然として、その差は一番いい字牌とよくない46牌との間で500点くらい。
思ったよりは少ない。
デバッグしてる時に中をのぞいてみても、真ん中よりの牌は割と速いテンポで手替わりしていくのが見えて結構面白かった。
字牌の優位は結構大きいものの、数牌だと手替わりを待てるのでそこまで差がつかなかったのかな…
8順目和了率を見てみると
字牌 18%
28牌 14%
46牌 12%
期待値比較のときと同じ印象を受ける。

次に見えてる枚数を変えてみる。
こちらも思ったより期待値の差が少ないな…
8順目和了率で
1枚見え 14%
2枚見え 11%
3枚見え 8%
和了率でみると差がついてるイメージ。

最後に受け入れ種類が少ないとき(1暗刻4対子形でトイトイも見るとき。チートイとしてのみでの比較。)
こちらも思ったより期待値の差が少ない。
8順目和了率
3種受け 14%
2種受け 9%
ほぼ2/3か…
トイトイで和了率の差5%を取り戻すことができるかが問題か。
一向聴だといろいろな条件があるのでなかなか一律で考えるのは難しいです。
ただ、個別の状況でシミュレーションできる環境が整ったのはとてもよいことだと思います。
とりあえずここで一区切りとします。
今、依頼のある件は
・シミュレーションプログラムの公開
・自分副露時の押し引き表
それらの用事を順番に片付けることにします。
以下のような条件・留意点で考えます。
・一向聴時の手替わり判断は1順当たりツモ率を基準にする。(他家から出る率は考慮しない。考慮する時と比べて、牌が端よりかどうかより見えてる枚数重視になる。)
・ドラ(生牌無筋28)は手替わりで最優先。
・一向聴時、受け入れになる牌が他家から打たれた場合、見えてる枚数1枚増
・聴牌化したとき、概算1順当たり和了率6%以上の待ち(無筋28は入って、無筋37は入らない)で立直する。6%未満ならダマで手替わりを待つ
とりあえず平均的なチートイ一向聴として、無筋19、無筋28、無筋37(全て1枚見え、生牌)の3種受けを想定して和了率等をとってみます。
(以下、(現状で)ドラがない七対子を想定)

現状、他家の攻撃がないときで、一向聴でも全ツする条件。
割と早い順目から期待値は負。
やっぱり七対子ってしんどいよな…
それでも8順目くらいでも和了率17%程度あり、どうしようもないクズ手よりはいい。でも放銃率も20%か。
さすがに一向聴でも全ツはやりすぎなので、ダマor一向聴時放銃率5%以下の牌(筋19、両筋456、3枚見え字牌、終順以前の2枚見え字牌、序順の生牌字牌)のみ押しの条件にしてみる。

和了率の低下はわずかで、放銃率は10%以下に抑えられた。
期待値の差は数百点程度
次に、すでにリーチ者がいるとき。

さすがに全ツはひどすぎる。
全ツしても和了率は10%もなく、代償が30%超の放銃率。
期待値も-2000点以下とすんごく低い。
やっぱりもう少し引き気味で。(初手も無筋2378→2枚見え字牌といい条件にしてみて)

和了率は半減するものの、放銃率は1/3程度に。
期待値もベタ降り時に近い。
3~4%程度の和了率を得るために放銃率5%増しを受け入れるかといったところか。
(ただ、チートイ一向聴だと通常手より降りやすいということもあるかもしれない。)
10%の放銃率も許容できないならもう現物しか切らない選択もありか。

初手の条件を良くしてるのもあるけど、和了率は3%程度でもあまり下がらない。
放銃率もベタ降りに毛が生えた程度のもの。
チートイ一向聴であまり立直に対して攻められないのは、まぁおおむね問題ないとして、
迷うのは副露者への対応なんだよなぁ…
2副露1手出し者(聴牌確率約50%)が一人いるとして和了率等を見てみると…

和了率5%弱に放銃率10%程度。
対立直の初手2枚見え字牌より確率面でちょっと有利。失点も副露なのでリーチより低い。
一方、ベタ降り時横移動率が高く、被ツモ失点も低いので期待値は対立直よりいい。
並べて比べてみると微妙。微妙だ。
何とも言えない。
以下は自分の受け入れ牌を色々変えて遊んでみる。
他家に動きがなく、5%以下押しの条件で。

まずは牌の種類を変えてみる。
端よりの牌の方が期待値が高いのは当然として、その差は一番いい字牌とよくない46牌との間で500点くらい。
思ったよりは少ない。
デバッグしてる時に中をのぞいてみても、真ん中よりの牌は割と速いテンポで手替わりしていくのが見えて結構面白かった。
字牌の優位は結構大きいものの、数牌だと手替わりを待てるのでそこまで差がつかなかったのかな…
8順目和了率を見てみると
字牌 18%
28牌 14%
46牌 12%
期待値比較のときと同じ印象を受ける。

次に見えてる枚数を変えてみる。
こちらも思ったより期待値の差が少ないな…
8順目和了率で
1枚見え 14%
2枚見え 11%
3枚見え 8%
和了率でみると差がついてるイメージ。

最後に受け入れ種類が少ないとき(1暗刻4対子形でトイトイも見るとき。チートイとしてのみでの比較。)
こちらも思ったより期待値の差が少ない。
8順目和了率
3種受け 14%
2種受け 9%
ほぼ2/3か…
トイトイで和了率の差5%を取り戻すことができるかが問題か。
一向聴だといろいろな条件があるのでなかなか一律で考えるのは難しいです。
ただ、個別の状況でシミュレーションできる環境が整ったのはとてもよいことだと思います。
とりあえずここで一区切りとします。
今、依頼のある件は
・シミュレーションプログラムの公開
・自分副露時の押し引き表
それらの用事を順番に片付けることにします。
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