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暗槓判断・面前一向聴VS1軒リーチ
前回(加カン判断・副露聴牌VS1軒リーチ)に引き続き、ケーススタディの第二弾です。
今回は自分が面前一向聴(両面両面)で、1軒リーチがいるときに暗槓をするかどうかです。
普通の感覚からすると自分ノーテンから相手リーチに対してカンなんてご法度、って気もしますが、先入観を持たずに調べてみましょう。

そのために足らないデータがあったので補充しておきます。
160818-05.png
こちらはカン前のハン数(一発・裏・嶺上開花・カンドラを除いたハン数)とカン後の符数(局結果と同一)ごとの平均素点の表になります。(長いのでサムネイル表示で。)
親子ツモロン別と上がり種(リーチor染めor副露orダマorドラポン)別に分けています。

子のロン・リーチでカンをすると60符になるのみ手だとロン和了時の平均得点は4647点、ということになってます。

今回はこういった数値を使います。

○前提条件
・自分南家、面前で両面両面一向聴
・北家がリーチ者(一発順ではない)
・他二人はベタ降りとする。(2軒目以降のリーチを考えるとリーチ棒収入とか一発も考慮しないといけないのが面倒なので、その部分はなしにした。)
・自手はカンしない時40符、カンするとき60符とする。
・カンするときもしないときも自分は全ツするものとする。
・カンしないときはシミュレーション開始時点「ツモ後」、初手完全安牌
・カンするときはシミュレーション開始時点「ツモ前」(海底がずれて1枚山が減る効果は考慮しないものとする。)
・聴牌時切る牌は完全安牌とする。
・縦引きで完全一向聴になるなどの変化は考慮しない。

この条件でシミュレーションをしたのが↓の結果です。
160818-06.png
カンをしてツモ番1回増える効果により和了率が上がる一方、嶺上から危険牌を引く可能性もあるので放銃率も上がってます。
確率関係は上の表の数値を使うものとします。

打点関連は今回取ったものとカンの打点・他家の打点を使います。
後は自手が面前なのでリーチ棒の支出もありますが、これについては被和了時に3割の確率でリーチ棒を失う(つまり-300点追加で払う)ものとしました。このへんはどんぶり勘定。

それで各局結果になる確率×その時の平均得失点を足し合わせて局収支を計算します。
160818-07.png
160818-08.png
結果がこちら。
1ハン・2ハンなら微差ながら若干カン有利か。
3ハン・4ハンならほとんど差はないです。

この条件だと和了率と放銃率が同程度で、1ハンならカンをすることにより打点が2000点くらいUPで、放銃時の支出も2000点くらいUPになるので、結果的にトントンになるのだろうという感じです。後は和了率と放銃率のUPと。

実戦で他に考慮する内容としては

・聴牌時切る牌
今回は完全安牌としたが危険牌を切るなら自分の和了率が下がり放銃率が上がるので、たぶんカンしない側に寄ると思われます。

・カンする牌の危険度
暗槓なら放銃率は0(国士を除く)ですが、カンしないでそのまま切る場合はその牌の放銃率分、カンしない側の数値が悪化すると思われます。

・聴牌までカン材を引っ張る
このへんは今のところはよくわからないです。両面両面で聴牌時完全安牌の条件ならカン材をキープできて、聴牌しなければベタ降りに回るとかできますし、聴牌できてカンなら嶺上開花もある。受け入れを狭めずにカン材を引っ張れるならかなり有力。

・途中で降りに回る
全ツッパしないのであれば、被ツモ失点を下げる意味でカンをしないということもあるでしょう。

・点棒状況
巷ではカンの判断で一番にあげられる要素。今んところはよくわかんない。点棒があるなしによっててきとうにボーダーラインを上げ下げしましょう。

・祝儀
和了率等の確率関係は今回示してあるのである程度計算はできるとは思います。
とりあえず今回はパスで。

とまぁいろいろあります。そのへんは各自で個別の牌姿と場況でがんばってチェックしてみましょう。(とても投げやり)
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加カン判断・副露聴牌VS1軒リーチ
今日は具体的なケーススタディとして、自手副露聴牌でリーチ者が一人いるときに4枚目を持ってきたときに加カンすべきかどうかの判断を見ていきます。

○前提条件
・自分南家、副露で両面or愚形聴牌
・北家がリーチ者(一発順ではない)
・他二人はベタ降りとする。(2軒目以降のリーチを考えるとリーチ棒収入とか一発も考慮しないといけないのが面倒なので、その部分はなしにした。)
・自手は役牌ポンで加カンする牌はポンした役牌。(なので、槍槓はない。)
・カンするときもしないときも自分は全ツするものとする。
・カンしないときはシミュレーション開始時点「ツモ後」、初手完全安牌
・カンするときはシミュレーション開始時点「ツモ前」(海底がずれて1枚山が減る効果は考慮しないものとする。)
・愚形の手替わりは考慮しない。

この条件でシミュレーションをしたのが↓の結果です。
160816-02.png
カンをしてツモ番1回増える効果により和了率が上がる一方、嶺上から危険牌を引く可能性もあるので放銃率も上がってます。
確率関係は上の表の数値を使うものとします。

打点関連は基本的に前回のやつ(カンの打点・自分の打点カンの打点・他家の打点)を使うのですが、
1個重要になりそうなものとして、自手副露聴牌からのカンなので嶺上開花の可能性があります。
簡単のためツモ和了時4分の1の確率(良形のツモ和了率28%くらい、うち7%くらいがカンの後即ツモで嶺上開花だろうと。)で嶺上開花で1ハンUPさせてツモ和了時平均得点を計算します。

それで各局結果になる確率×その時の平均得失点を足し合わせて局収支を計算します。
160816-03.png
表ではわかりにくいのでグラフにしてみます。
160816-04.png
良形低打点の場合。
1000点・2000点・3900点のいずれの場合も加カンした方が優位になってます。
特に2000点・3900点は上昇の幅が大きくカンしないのは著しく損です。

和了率が放銃率の倍以上あるので、カンドラ・符数UP・嶺上開花で打点が上がる効果の方がリーチ者の打点が上がる効果よりも大きいということですね。

160816-05.png
良形高打点の場合。

ドラポンでない4ハン手についてはほぼ同程度かほんのちょっとカンの方が悪いくらいです。跳満になる確率は低いので、ほぼ和了率の上昇と放銃率UP+失点UPのバランスの問題に落ち着きそうです。

4ハンのドラポンの場合は加カンの方がやや優位か。こちらはカンドラ1か嶺上開花で跳満になるので、自手の点数UPの方が大きいということでしょう。

ドラポンでない5ハン手は若干カンの方がいいくらい。高打点になってくると局収支だけで語るのはやや不安ですが。
この辺は点棒状況とも相談しながらになりそう。

ドラポンの5ハン手はかなりの大差でカンの方がいいです。確定跳満以上からに取れるのが大きいのでしょう。

というわけで良形なら対リーチが相手とはいえ、けっこうカンできる、という結果です。
160816-06.png
次に愚形のケースを見ていきます。まずは低打点の場合。

1000点ならカンしない方が優位。もともと押したくない手なので、わざわざカンしてリスクを上げることはないということでしょう。

2000点・3900点なら若干カンの方がよさそうですが、良形の時よりはかなり差が縮まってます。
このくらいなら鉄でカンとは言いづらいです。点棒状況次第になりそう。
160816-07.png
次に愚形高打点です。

ドラポンでない4ハン手はカンしない方がよさそう。

ドラポン4ハン手はほぼ同程度。

ドラポンでない5ハン手は微差だけどカンしない方寄り。

ドラポン5ハン手はまだまだ大差でカン優位。

愚形の方が微差のところが多くて判断が難しそうですね。


最後にルールに違いによる考察をしておきます。
天鳳ルールならカンは高リスク高リターンな行為になるので、多分カンしない方寄りに傾きそうです。
雀荘ルールならトップ狙いのためにカンしてリスクを取りに行くのもあり…、と言いたいところですが、他家和了時、カン裏にも祝儀がついちゃうんですよね…。その辺の兼ね合いがどうなるかはよくわからないです。
カンの打点・他家の打点
前回の続き。今回はカンが入ってる時の他家の打点を調べます。

分類の仕方は
・カンが入ってるかどうか。
・和了者がカンしてるか、和了者以外がカンしてるか。
・和了者がカンしてる時、暗槓か明槓か、ヤオ九牌のカンかタンヤオ牌のカンか、ドラのカンか(表ドラorカン表のどちらか)
・和了者以外がカンしてる時、ドラのカンか(表ドラorカン表のどちらか)
・和了者の状態区分(リーチor染めor副露orダマorドラポン)(なお、仕様によりカンは暗槓・明槓問わず副露1回分の扱いになってるので、和了者がダマで暗槓して和了した分は副露のところに入っている。暗槓は1副露にカウントしないように直しました。)
・親子ツモロン別

それぞれの区分ごとに和了時の平均得点を算出します。(リー棒・積み棒は入ってない素点換算で。)
160815-03b.png

数字が多くて目が回りそうですが、目につくところからチェックしていきます。

子ロンのリーチについて
カンなし5555点、ヤオ九牌暗槓7406点、タンヤオ牌暗槓6988点、他家カン7370点。
カンによって1500点~2000点くらいの打点UPになってます。
他家のカンについても和了者自身がカンしてる時と同程度の打点になってます。
符数のUPはないけれど、タンヤオや平和の手役の可能性が高い(逆に言うと和了者のカンなら平和は100%つかない)分で結果としては同じくらいの打点になると。

次は副露、と思ったけど、暗槓も副露1回の仕様のせいで、ダマが混入してるのがちょっとまずいですね。カンなしの時と単純比較できない。失敗したなぁ。
直すのは簡単だからもう一度牌譜解析やり直してみますか。

後で取り直したデータを追記しておこう。

次回は前回と今回のデータを使ってカンをするかどうかの判断(どちらが有利か)を実際に見てみたいと思います。

続きを読む

カンの打点・自分の打点
今回はカンの打点について。

かなり前にカンについては調べていて、(カンと打点上昇その2・点数
その時はカンドラ・カン裏・裏ドラの乗る確率から計算した理論値で出していました。

今回はカンした人(特に加カンについて)の打点の実測値を出してみます。

検索条件は以下の通りです。
・加カンを1回だけしている。(他家については条件なし)
・加カン者が和了した時に、カン前の打点を手牌構成からチェックする(符数を明槓部分を明刻扱いにして、カンドラが乗ってる時はカンドラの分のハン数を差し引く。)
・カン後の打点(実際の和了打点)をチェックする。
・3ハン以下はカン前が30符or40符で、カンした牌がヤオ九牌かタンヤオ牌かの別で分ける。
・4ハン、5ハンは表ドラ(カンドラではない)の加カンかどうかの別で調べる。(符数はほぼ関係ないのでカン前符数とカンした牌は不問とする。)
・親子別ツモロン別でカン後の平均打点を調べる。
160814-04.png

だいたい前に調べた理論値と同じくらいになってますかね。

1000点を加カンするとだいたい2000点くらいを見込める。
2000点を加カンするとだいたい3500点前後を見込める。
3900点を加カンするとだいたい6000点前後を見込める。
ドラポン(4ハン手)を加カンするとだいたい9400点くらい。3分の1くらいが跳満になるくらいかな?
ドラポンじゃない4ハン手を加カンすると8400点くらい。ほとんど跳満以上にはならないので効率は悪そう。
ドラポン(5ハン手)を加カンすると12000点over。ドラの加カンで6ハン以上が確定して、低確率ながらカンドラ2以上になれば倍満になってくれるので結構効率がいい。
ドラポンじゃない5ハン手を加カンすると9000点くらい。たまにカンドラが乗って跳満になるくらい。あまり効率は良くなさそう。

次回はカンが絡んだ時の他家の打点をチェックします。
加カン者の聴牌率
今回は加カン者の聴牌率について。

ふつうは加カンするなら手が早いように感じますが、実際はどうでしょうか。

141206-01.png
1副露だと加カンの方が聴牌率が10%ほど高い。やはり。
リーチ者がいる終盤だと聴牌率が高さは顕著に出てます。
加カンがリーチ前か後かは問うてないが、もしも加カンがリーチ後であれば聴牌している可能性は高いでしょうからね。

一方、2副露・3副露だと聴牌率が高いようには見受けられないです。
もともとの聴牌率が高いせいかな…
リーチ者がいる状況では2副露・3副露でも聴牌率は高そうです。


加カンと対照的なのが、加カンできる牌(ポンしている4枚目)が加カンされずに切られた場合。
この場合は手が整ってなさそうだから聴牌率は下がりそう、と読めますがこれいかに。
(ポンされた牌が何か、ということは問わない。)

141206-02.png
今回はいまいちな結果。4枚目が切られたからといって聴牌率が下がるようには見受けられない。
聴牌してても面前者のリーチが怖いから加カンしない、ということかしら?

特に、4枚目が切られる、というケースのサンプルが多くない(各巡目、数十~百くらい)のもあっていまいちですね。
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